
知多半島最南端!南知多33観音を巡る旅<完全制覇>vol.1
愛知知多半島最南端!南知多33観音を巡る旅<完全制覇>vol.1
南知多三十三観音は知多半島最南端をぐるりと巡る札所巡りで、昭和初めに西国三十三観音を参考にして設立されたそうです。つまり、知多半島で最も風景的にも味覚的にも非常に美味しい部分のみを巡る知多半島エッセンスがぎっしり詰まった旅なのであります。札所めぐりに必要なグッズは取り敢えず御朱印を押して頂く「納経帳」のみ。その他のグッズに関してはHolodayプラン「知多新四国八十八ヶ所編vol.1~6(https://haveagood.holiday/plans/7557)」の冒頭部にて解説してありますのでそちらを御覧願います。今回間違えていけないのは「観音様」を参拝するということです。弘法様でも不動様でもありません。なお、南知多33観音札所の約半数が知多新四国88ヶ所札所と重なります。効率を求めるなら一度で巡られても良いかと思います。今回は「南知多三十三観音」を完全制覇したいと思います。 【後編】知多半島最南端!南知多33観音を巡る旅<完全制覇>vol.2 → https://haveagood.holiday/plans/7810
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南知多三十三観音 第一番札所 慈雲山 影現寺 本尊:木像釈迦牟尼仏坐像 電話番号:0569-82-0041 南知多観音巡りの最初は時志観音(影現寺)、ここからスタートします。札所めぐりに必要な納経帳等はここで手に入れてください。南知多三十三観音の納経帳は、基本的に知多新四国と同様に墨文字を印刷された部分にスタンプを押して頂くスタイル。釣り銭を頂かなくてもいいように、あらかじめ100円玉を多めに用意しておくと後々困りません。
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できたら石段でどうぞ
駐車場は石段の下にあります。境内はその上。下から眺めると結構な段数に見えますが、途中で気持ちいい知多湾の景色を眺めることが出来ます。どうしてもお車でという場合は少し離れた場所から急坂を上がって境内まで繋がっていますのでどうぞ。
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ひとまず本堂へどうぞ
参拝前にひとまずグッズを揃えましょう。観音様は本堂へ、弘法様は右側の弘法堂になります。
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こちらも南知多観音様
境内を歩いているとこちらにも南知多三十三観音のノボリがありました。その他にも境内には様々な堂や像があります。
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屋根なしの仁王門
こちらの仁王様は参道両側にいきなり建っているタイプ。屋根も何もありません。
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南知多三十三観音 第四番札所 浦養山 称名寺 本尊:阿弥陀如来 電話番号:0569-82-1032 弥勒寺を出たら一旦山の方に向かい、左折してまっすぐ走る感じ。信号の先が突如狭い道になりますが、それで正解。駐車場は境内に。
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セルフきたー!
今回の南知多三十三観音で初の「セルフ」。境内に入っても人の気配がしないのでもしやと思ったら、やっぱりね。間違えないよう定位置に慎重に押して、御朱印代は本堂賽銭箱へ入れて行きましょう。
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南知多三十三観音 第三番札所 信渓山 全忠寺 本尊:釈迦牟尼仏 電話番号:0569-82-0080 称名寺から近道があるように見えますが、危険ですので止めておきましょう。ココは素直に一旦国道247号線に戻ってから進みます。途中案内看板があったら右折です。駐車場は山門横に。
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三十三観音はこちらへ
各方面にノボリが立っていますので、目指すノボリをしっかり覚えておくと見つけるのが早くなります。
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鬼瓦がデラックス
仕事柄、つい屋根の鬼瓦を見てしまう癖があります。たいていはありがちな鬼瓦ですが、鬼面タイプだったり、見た見たことがないタイプだったりして楽しいのです。
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南知多三十三観音 第五番札所 天龍山 誓海寺 本尊:木像釈迦牟尼仏坐像 電話番号:0569-82-2219 全忠寺からは一旦国道247号線に出たほうがスッキリします。そして改めて県道279号線に入ります。誓海寺の入口は南知多道路をくぐったらすぐ、左折になります。狭い道です。油断すると通り過ぎてしまうので注意して通りましょう。駐車場は山門前に。
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観音様は本堂へ
誓海寺は知多新四国関係等札所が重なっています。観音様は本堂になりますのでそちらへどうぞ。境内にはキンキラの観音様もいらしゃいます。
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南知多三十三観音 第六番札所 大乗山 法華寺 本尊:聖観世音菩薩 電話番号:0569-82-2230 誓海寺からはすぐ近くですが、近道は道が狭いのです。心配な方は一旦海岸へ、自信がある方は山の方を通るのもアリです。この辺り道に迷いやすいですので、地図をよく見ましょう。駐車場は境内へ。
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本堂へどうぞ
境内には新しい本堂と趣がある庫裏があります。この対比がなかなか面白いかなというのは個人的見解です。
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南知多三十三観音 第七番札所 真巌山 長福寺 本尊:阿弥陀如来 電話番号:0569-65-0160 一旦国道247号線に戻り、すぐ県道280号線へ入ります。長福寺は水路の奥にありますので見逃さないように。駐車場は境内だそうですが、非常に入りにくいです。誰も居なければ橋の上でもいいかな。
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知多新四国ではありません
観音様は本堂へどうぞ。ところで、こちらは直伝四国の札所で、知多新四国とは違います。入口に違いますと看板が出てるところを見ると勘違いする方が少なくないのでしょうね。
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観音様や地蔵様
一番背が高い観音様は「豊ケ丘観音」。その周囲を地蔵様の軍団で固めています。その他にも弘法様等いろいろいらっしゃるようです。
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簡易郵便局
地面が土だし、パッと見た感じ歴史を感じたのでついモノトーンで撮ってしまいまいた。とても似合うと思うのですが。
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南知多三十三観音 第八番札所 仙翁山 長寿寺 本尊:地蔵菩薩尊 電話番号:0569-65-0079 場所的には長福寺から山一つ超えた向こう側。ナビと地図を参考に道を選んでください。抜け道はすべからく狭いです。駐車場は山門前に。
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本堂へどうぞ
境内に唐突に山門が建っている風景です。壁は何処へ行ったのでしょう。境内には真っ白の観音様です。
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南知多三十三観音 第九番札所 大悲山 正法寺 本尊:毘沙門天王 電話番号:0569-65-0271 長寿寺からはすぐ近く。歩いても大したこと無さそうな距離です。わざわざ車で移動しなくてもいいくらい。駐車場は山門横に。
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毘沙門堂でしょうか
観音様と弘法様はこちらが指定されています。
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巨大観音様ですね
いかにも風雨にさらされたという趣がある観音様が境内にそそり立って非常に目立っています。
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南知多三十三観音 第十番札所 宝珠山 医王寺 本尊:薬師如来 電話番号:------------ 正法寺からは南知多道路の方に進んだほうが近いようです。南知多道路から伸びている県道7号線に入り、途中で大井漁港の方面に左折します。医王寺の辺りは知多新四国の寺町になっています。医王寺の前は狭いので、道路脇の駐車場に止め、少し歩くことになります。
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多分正面が本堂
現在はきっと完成しているはずですが、当時は工事中でした。完成後は正面が本堂のはず。多分。
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ポストが郵便局?
ぱっと見普通の郵便ポストに見えますが、横を見ると集荷時間が記載されています。立派なポストなんですね。
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南知多三十三観音 第十一番札所 神光山 成願寺 本尊:阿弥陀如来 電話番号:0569-63-0402 医王寺から入ったん国道247号線に出ます。途中、山を一つ越えたなと思ったら左側。水路がある方に入ります。この辺の道は大変狭いです。曲がり角もギリギリです。充分に気をつけて、危ないと思ったら手前に停めて歩く勇気も必要。
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本堂へどうぞ
山門にはノボリが目立つので間違えようはありません。お車は山門横へ。参拝は本堂へどうぞ。
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思惟観音
境内にこじんまりとした思惟観音様が首を傾げてました。その他にも見所がたくさんありますので満遍なく巡ります。
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南知多三十三観音 第十二番札所 宝光山 新蔵寺 本尊:阿弥陀如来 電話番号:0569-63-1178 成願寺周辺の道も狭かったですが、新蔵寺の周囲はもっと狭いです。ココは素直に成願寺に停めたまま歩いてもいいかと思います。ちなみに駐車場は境内ですが、辿り着くまでが大変。
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参拝は本堂へ
周囲の道は狭いですが境内は広いです。景気良くのぼりが立てられていますのですぐわかります。
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窓口はこちら
窓の外に札が掛けられています。外から参拝の際はこちらからですが、いっそ本堂の中に入らせて頂いた方がいいかも。
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南知多三十三観音 第十四番札所 天永山 遍照寺 本尊:弁財尊天 電話番号:0569-63-0460 国道247号線に戻り、再び南へ進みます。道が右にグッと曲がる所の細い道を右折が正解です。しかし、その道は非常に狭いです。駐車場は山門前ですが、大きい車は危ないかも。そんな時は次の神蔵寺に車を停めて路地を歩くという方法がオススメ。
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観音様は本堂へ
本堂左側が観音様です。右側は弘法様ですね。弁天様が中央。
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南知多七福神
本堂中央が弁天様だけあって、境内にも弁財天様がいらっしゃいます。
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南知多三十三観音 第十三番札所 白翁山 神護寺 本尊:持経観音菩薩 電話番号:0569-63-0773 国道247号線から神護寺へ向かうには、一旦次の延命寺へ向かうつもりで 横を通りすぎて行くのがベター。もしくは地図をよく見て欲しいのですが、247号線から途中右へ曲がって山に向かうような道があります。この道は意外と走りやすい地元の道。神護寺へもこの道が行きやすい。駐車場は境内へ。
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魚霊観音
要するに、たくさん獲ってしまった魚を供養する観音様。主に漁師さんがお参りしていかれるそう。
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路地は狭くややこしい
神護寺の駐車場に停めたままで遍照寺へ向かいます。途中には狭いダンジョンのような路地が待ち構えています。方角さえ間違えなければ大丈夫。狭いところですし。
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南知多三十三観音 第十五番札所 亀翁山 延命寺 本尊:延命地蔵菩薩 電話番号:0569-63-0439 神護寺に向かう途中で横を通ったので戻るだけ。いっそ延命寺の駐車場に停めたまま神護寺と遍照寺へ向かうのもアリ。それくらいこの辺りの路地は狭くて危険なのです。延命寺の駐車場は山門前に。
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正しい山門に向かってみる
駐車場前にある山門から境内に入るのもいいですが、せっかくですので鐘楼門の方から入るとより気分が良いですね。
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ノボリがあると安心
ココにかぎらずですが、きっちりノボリが建てられていると安心ですね。しかも各方面によって色が違うので間違えやカン違いを防いでいます。
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南知多三十三観音 番外札所 華誉山 宗真寺 本尊:阿弥陀如来 電話番号:0569-63-0168 延命寺からはすぐ近くですからもう勢いで行ってしまいましょう。国道247号線から行くなら一旦通り過ぎた辺りに駐車場があります。
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お参りは本堂へ
駐車場から直接境内に入れてしまいますが、せっかくですから正面参道から入ると気分を味わうことが出来ます。
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次の札所は篠島なので、高速船で島に渡ります。お車は周囲の駐車場を利用するか、満車でしたら少し離れた民間駐車場を利用します。篠島だけ渡るなら通常料金で、日間賀島へも行きたい場合は「島めぐり」チケットがお得。もし出発まで時間が出来てしまった場合、外のお店で名物タコ焼きでもいかがでしょうか。
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高速船です
乗船するとみるみる速度が上がり、あっという間に篠島に到着してしまいます。のんびりしてる間がありません。気候がよければ後部デッキが快適。
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南知多三十三観音 番外札所 東照山 松寿寺 本尊:如意輪観世音菩薩 電話番号:0569-67-2116 当然ですが島の中は歩きです。連絡船乗り場って島の北の端なので、とりあえず集落の方向に向かうのですが、この先うまく案内を説明できません。いっそ左へぐるりと海沿いに歩けば間違いなく松寿寺の石段下に到達します。
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境内は小高い山の中腹
石段を上がると景色がいいんです。参拝してる間、地元の方がひっきりなしにやってきます。
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渥美半島ですね
海の向こうは伊良湖。こんなに近くに見えるのです。見ていると大少の船が通過してゆきます。
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南知多三十三観音 第十六番札所 東照山 松寿寺 本尊:如意輪観世音菩薩 電話番号:0569-67-2116 師崎を折り返して反対側にやってきました。こちら側は砂浜ではなく岩場が多いですが、そのかわり景色がいいんですよね。午後は伊勢湾がキラキラ光って快適ドライブです。さて、浄土寺は国道247号線から少し右に入った場所。駐車場は山門横です。
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巨大石亀伝説
早い話がカメを助けたご利益があったという伝説。竜宮城の伝説とはちと違います。そのカメの像が境内に堂々とあります。一見すると何かわかりませんが、よーく見ると亀なんです。
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第一番札所辺りの海です。天気が良いと本当に気持ちいいよー。5月頃だと潮干狩りかな。ここら辺りから師崎の左記までに渡って断続的に海岸が続いています。ただ、問題は渋滞。はっきり言って抜け道はありません。季節と時間帯によっては大渋滞になることを覚悟するべし。
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第一番札所から第二番札所に向かう途中。何とまぁ場違いのようなお店があります。札所めぐりって思いっきり和的な行事ではないですか。それがお店に入ると思いっきり地中海かどこかのリゾートに居るかのような錯覚してしまいそう。当日はお茶しかしませんでしたが、次はせめてケーキを頂きたいなと狙っています。
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第八番札所長寿寺が少々高台になっていて、道路からほぼ真下に見えた気になるお店を発見。ポン菓子というのはいわゆるお米に圧力を加えて作るお菓子。昔は街角で「ドカーン」って音を鳴らして作ってたものだけどな。そのお菓子の製造直売所がここ。パラパラになった定番モノからシロップで固められたものまで様々なタイプが揃っていました。