
名古屋とその周辺に存在する「大仏様」だけを巡る旅
愛知名古屋とその周辺に存在する「大仏様」だけを巡る旅
大仏といえば奈良の大仏と鎌倉の大仏。そして密かに第三の座を狙い「日本三大大仏」を自称する大仏様が日本各地に存在します。大仏様は周囲の注目を集めるために存在する仏教界のスターとも言えます。名古屋地方で言えば岐阜大仏でしょうか。それはそうとして名古屋とその周辺には特徴がある大仏が建っています。布袋大仏を一目見たら夢にまで見るかもしれません。今回は名古屋周辺にある「大仏様」にスポットを当ててみました。
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おそらく名古屋周辺で最も異彩を放つ大仏がこちら。その名も布袋大仏。元来布袋大仏というと別の場所を指していたと言う話。しかし最近ではこちらの大仏がずっと有名になってきため、現在では布袋大仏といえばこちらを指すようになったとか。何処を見ても素晴らしい大仏だが、特に注目したいのが頭と体の見事なバランス。これでも奈良の大仏より2メートル高いとこのと。大仏殿などの囲いは特になく、道路からいきなり見えてしまう完璧なフルオープンになっているのでいつでも誰でもご覧いただけます。
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名古屋に大仏があると聞いて「マジ?」と答える方が大多数ではないかと思います。場所は地下鉄本山から名古屋大学方面に進んた坂の途中左側。本堂を超えて向こう側に行くと、ありました。不思議な緑色に輝く大仏様。裏から廻った方が早いと言ってはいけません。正しく攻略しましょう。台座に大胆な象の彫刻があったりして異国情緒的雰囲気たっぷり。
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竜宮門からどうぞ
桃源寺は織田信長の父・信秀の菩提寺。本堂の巨大木魚は一見の価値があります。噂によると、16歳未満の団体は禁止だという有料展示があるそうです。
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関善光寺にも大仏があります。本堂とは別に立派な大仏殿があります。こちらは金色に輝く立派な大仏様です。
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一番奥が本堂です
こちらの本堂は見るからに善光寺の特徴を表しています。正面の唐破風が特徴ですね。ちなみに本堂下には戒壇めぐりがあり、これがぐるぐる廻って凄いのです。一度お試しを。
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名古屋で有名な八事山興正寺。その名前の通り八事にあります。広大な敷地の中に様々な方面の堂が存在します。2016年現在、興正寺内において大改修が行われており、その一環として2014年に新たな大仏、釈迦牟尼大仏が新たに命を吹き込まれました。設置された場所は参道正面。五重塔前にどーんと座っていらっしゃいます。実はこの後、正式な大仏殿、牟尼殿へと安置される予定だという。現在の屋外フルオープンスタイルを見れるのは今のうちという事でしょうか。 興正寺の写真はこちらにもあります。→
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ライトアップされた大仏
大仏を確認に行ったのは夕刻遅く、丁度ライトアップが始りました。色的に地味なので絵にならないと思ってた時だったのでラッキーでした。この姿セット姿を拝むことが出来るのはこの後あと数年かと思うと貴重かもしれません。
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本堂はこちら
正面の参道を通り、五重塔横を通り抜け、そのまた奥の突き当りが本堂です。こちらは各方面の札所にもなっています。御朱印は左側の社務所へ。
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たまたま偶然近くを通ったら頭部が見えたので急遽探しました。急いでいたので駐車場を確認するまでもなく近くに停めてしまいました。設置されている解説によるとこの大仏様はコンクリート製で座高約7メートル、全高約14メートル。空洞になっている内部には阿弥陀如来像が納められているそうです。
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仮宿の大仏さん
フルオープンタイプの境内を入ると山門がありません。この大仏が山門代わりに海に向けて建てられているとあります。写真を撮っている間にも地元の方が数人参拝していきました。
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名古屋駅から名鉄に乗って中部国際空港に向かう途中に見える大仏が「聚楽園大仏」です。近くから眺めるとかなり巨大なのに驚きます。この大仏は個人の大仏だということで、更に驚きです。
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名古屋では有名かも
名古屋から知多半島方面へ遊びに行く機会は多いはず。電車の車窓から大きく見えますのでご存じの方は多いはずです。
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公園の中に建っている
大仏殿は公園の中に建っています。名前を調べたら「しあわせ村」なんだって。一体誰が命名したのだか。特に池の周囲はぐるりと散策路になっていてウォーキングする姿が少なくありません。
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健康ふれあい交流館
外から見ただけでは分からないのですが、実は室内温水プールがあります。ウォータースライダーもあり、近所のちびっ子に大人気。そして問題は屋外の足つぼウォーキング。非常に厳しい。一周我慢できず途中リタイヤしました。
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千葉の成田山の名古屋別院が犬山にあります。以前は犬山遊園とタッグを組み、相当な賑わいを見せていましたが、今では成田山単独で集客しているようです。大仏は本堂の真後ろの小高い位置に鎮座しています。あえて見に行かないと見逃してしまうでしょう。
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車のお祓いで有名
実際に行くとわかるのですが、広大な駐車場があり、お車の場合は停め放題。それもそのはず、昔から車のお祓いに特に力を入れている為に広いんですね。
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名古屋市北区、住宅街のど真ん中に唐突としてキンキンの「北大仏」が出現します。しかし大仏を称するには少々サイズが足りないのではないかと危惧するもののそこは宣言したもの勝ち。立派な大仏様なのであります。駐車場は本堂の床下ですかね。近くに幼稚園と公園があるので静かにしましょう。
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仲良くツーショット
斜め前の普賢菩薩様と寄り添って仲良くツーショット写真に収まっているように見えます。
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位置は徳川家菩提寺の建中寺から北東。石畳の参道を歩いていくと、いかにも古そうな建物が大仏殿。その中に涅槃像があります。残念ながら近くで見ることが出来ません。涅槃像は勿論ですが、周囲を囲む小さな像が独特な雰囲気。喧騒な町の中にあって境内はとても静かです。
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松が茂る境内
この辺りで松が茂る境内は珍しいかも。写真の時刻は朝なのですが、大仏殿は西を向いているため逆光になってしまっています。
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胡瓜の紋と言えばあの人?
胡瓜の家紋と言えばあの人ですね。正解です。徳源寺は織田信長の次男信雄が開創したそうです。
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ここに涅槃像があるのを見つけたのは本当に偶然です。大乗教という聞きなれない寺院の道路を挟んだ離れに入ってみたら釈迦様がいらっしゃいました。
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象が目印の不思議スポット
大昔から、名鉄金山と神宮西間でチラリ見える象に興味があったのです。それから実際近くに行くのはそれからウン十年後。納骨堂か何かでしょうか。
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ひときわ目立つ不思議な屋根
象もそうですが、オリエンタルな屋根が目立つ建物があり、そこが大乗教だったわけです。表通りからは殆ど見えませんので、一旦線路脇に出ると容易にわかります。
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