狭~く深~く♪京都大徳寺歴史探訪&周辺のお店へ
京都狭~く深~く♪京都大徳寺歴史探訪&周辺のお店へ
京都紫野にある禅宗の大寺院、大徳寺は、京都の観光スポットとしてはちょっと地味な場所です。 境内は広く、勅使門、三門、仏殿、法堂などの建物の他、塔頭と呼ばれる小さなお寺がたくさんあります。 大徳寺は、戦国時代の茶人として有名な千利休ゆかりの地です。 あの秀吉の怒りを招き、利休切腹のきっかけとなった三門は、この大徳寺の三門です。 茶道との関係も深く、茶室、庭園、障壁画など文化財も多く残されています。 戦国武将のお墓などもたくさんあり、歴史ファン、特に戦国時代の好きな人にとって、たまらない魅力を持つお寺です。 残念なことに、常時公開されているのは4つの塔頭だけ…。 でも近年、春と秋の観光シーズンに普段非公開の塔頭3か所が特別公開されています。 また非公開寺院のうち、孤篷庵、芳春院、真珠庵などが公開される年もあります。 このプランでは、通年公開の4か所と、特別公開される機会のあるのお寺をご案内します。 そして、大徳寺付近のお食事スポットやお抹茶のいただけるとっておきのカフェなどもご紹介します。
京都五山の一つであり、長い歴史を持つ禅宗寺院です。 応仁の乱で荒廃したお寺を一休和尚が再建したことで知られています。 明治の廃仏毀釈で大きな打撃を受けたそうですが、国宝の唐門、重要文化財の勅使門、仏殿など、歴史を感じさせる建物が残されています。 写真の三門(山門)は、大徳寺最古の建物。ここに利休の木像を置いたことが秀吉の逆鱗に触れ、利休切腹の原因の一つになったと伝えられています。 普段は外観を見るだけですが、ゴールデンウィークなど観光シーズンに内部の特別公開があります。
大徳寺本坊
国宝に指定されている方丈の建物には、狩野探幽の襖絵が…。前庭には枯山水庭園が広がり、唐門が眺められます。庫裏のススの付いた古いかまどにも歴史を感じました。詳しい説明もありました。
紙の貼ってない障子
本坊庫裏の入口の障子には紙が貼ってありません。これは、わざと…。「障子に紙を貼ると破れた時、修繕に手間がかかる。紙がないと寒いけど、”ありのままの姿”を感じることができる。これでいい…。」と昔の高僧が言ったから…と、伝えられています。
法堂
禅宗様式の代表的建築の法堂です。普段は外から建物を眺めるだけですが、特別公開時に中に入ることができます。天井には狩野探幽の龍の絵がダイナミックに描かれています。
唐門
大徳寺本坊、方丈の前庭から国宝の唐門が眺められます。秀吉の建てた聚楽第の遺構と伝えられ、絢爛豪華な彫刻で飾られています。近年修復が完成し、美しく蘇っています。特別公開時には見逃せません。
通年公開の塔頭、1つ目です。 ここは、戦国武将、大友宗麟が菩提寺として建てたお寺です。 本堂は当時の建築ですが、庭は昭和の時代に新しく作られたもので、宗麟の時代からあったものではありません。 方丈南には、”独坐庭”、方丈裏には”閑眠庭”と呼ばれる庭があります。”閑眠庭”はキリシタン大名だった宗麟にちなんで、石を十字架に見立てて組んでいます。
勢いを感じる”独坐庭”
方丈の南にある庭は、禅語から名付けられた”独坐庭”です。荒波が打ち寄せる大自然の姿を写しているそうです。勢い、鋭さ、そして広がりを感じさせる枯山水庭園です。
”閑眠庭”は十字架の庭…!
”閑眠庭”も禅語から名付けられています。これが大友宗麟にちなんだ”十字架の庭”です。縦に4個、横に3個組まれた石の流れが十字架を表すそうです。禅宗寺院なのに、キリシタン…?
中庭にキリシタン灯篭も…!
灯篭の下の部分がふくらんでいるものを”キリシタン灯篭”と呼んでいます。禁教の時代、隠れキリシタンさんは、この部分を十字架に見立てて、こっそり祈りを捧げていたとか…。
通年公開の塔頭、2つ目です。 ここの本堂は、室町時代最古の禅宗方丈建築の一つです。 盛り上がるような苔の庭”竜吟庭”ほか、我が国で一番小さい石庭といわれる”東滴壺”など、趣の違う枯山水の庭に囲まれています。 宝物には戦国時代のもので日本最古の鉄砲や、秀吉と家康が伏見城で対局した時の蒔絵の碁盤などもありました。
方丈と前庭”一枝坦”
方丈の建物は、室町時代の禅宗方丈建築として最古のもの。中は6つの部屋に区切られ、建物の前には、枯山水庭園”一枝坦”(いっしだん)が広がっています。
苔のみごとな”竜吟庭”
方丈の北側には室町時代、相阿弥が作ったと伝えられる”竜吟庭”が広がっています。ふかふかの杉苔がみごとです。
日本一小さい庭(?)”東滴壺”
方丈の東側にある小さな枯山水庭園は”東滴壺”と名付けられています。日本で一番小さい庭として知られています。小さい庭なのに、とても大きな存在感…!
阿吽の石庭
書院の南側にある小さな庭は、阿吽の石庭と呼ばれています。シンプルな石庭ですが、中心になる二つの平らな石は、秀吉の造営した聚楽第のものと伝えられています。
秀吉、家康が対局した碁盤
戦国時代、豊臣秀吉、徳川家康が伏見城で対決…!いや~、戦いといっても、囲碁の勝負です。そんな対局の碁盤と碁筒がお寺に残されていました。
白蔵主の不思議な屏風
お寺には、修行キツネ(?)”白蔵主”の屏風があります。この屏風は、鈴木松年の描いたもの。このお寺の”狐窟”という部屋に縁あってやってきた、ちょっと不思議な話が伝わっています。
通年公開の塔頭、3つ目です。 このお寺は、歴史の教科書でお馴染みの室町時代の枯山水庭園で知られています。 本堂は創建当時のもの。客殿、玄関も国宝に指定されています。
枯山水庭園
大仙院の庭園は、室町時代の代表的な枯山水庭園です。眺めると小さな庭なのですが、砂で水の流れを、石で瀧や島を表し、大きなスケールを感じさせます。お寺の方の丁寧な説明がありました。
大仙院の茶室
大仙院の茶室も案内されました。「この部屋で利休さんが秀吉さんにお茶を点てたのですよ。」茶室までの廊下も、「この廊下も利休さんと秀吉さんが歩いたかもしれないですよ。」こんな話、歴史マニアにはたまらない~♡
通年公開の塔頭、4つ目です。(2019年3月31日まで耐震補強工事中で拝観休止となっています。) 戦国武将、細川忠興が建てたお寺で、書院は千利休の邸宅を移したものです。お庭を散策することもできます。 細川忠興とキリシタンだったガラシャ夫人の墓があることで知られています。
参道がステキ…!
高桐院は、参道の雰囲気が大好き…!紅葉の時期も素晴らしいですが、ちょっと人が多く、混雑するかもしれません。新緑の時期なら、それより静かでじっくり雰囲気味わえるかも…。
灯篭がお墓…?
戦国武将、細川忠興とガラシャ夫人のお墓です。そう…。墓石は、灯篭なのです。この灯篭は、忠興の茶の師匠、千利休切腹の時、忠興が利休から贈られたものだそうです。
忠興さんのお気に入り…!
茶道の奥義を極めたといわれる細川忠興。戦乱の世で、お茶の世界に癒しを求めたのでしょうか…。朝鮮の王城の礎石だったという、庭にあるこの降りつくばいは、忠興のお気に入りの一つだったそうです。
お抹茶タイム
高桐院では、楓の木が配された苔の庭園を眺めながらお抹茶をいただくことができます。心静かに戦国武将”細川忠興ワールド”を味わってみましょう…!
普段は非公開ですが、このところ毎年春と秋に特別公開されている塔頭、1つ目です。 室町時代、能登の守護であった畠山氏によって建立されました。 加賀藩主前田家ゆかりのお寺でもあります。 表門、唐門、方丈などは室町期の貴重な遺構です。 興臨院は特別公開の時、希望すると説明を聞くことができます。 方丈とは住職さんの住まいで、普通6室に分かれています。 6室それぞれの部屋の役割など詳しい説明がありました。 ちなみに住職さんの寝室は、仏間である”室中の間”の裏にあります。夜中に地震や火事があった時、仏様と一緒に逃げられるよう、仏間の近くで寝ることにしていたそうです。
復元された庭園
方丈の前のお庭は、方丈の建物を解体修理した時に、資料に基づいて復元されたものだそうです。中根金作さんの作庭。サツキが咲く季節と紅葉の季節は、特に美しいです。
方丈の中央は”室中の間”
”室中の間”は仏間です。普通のお寺の場合、中央にご本尊が安置されていますよね。でもこのお寺は、ご本尊でなく開祖の和尚様の像が安置されています。上部が、”響き天井”になっています。
庭園は”旦那の間”に座って眺めて…!
”室中の間”の隣は”旦那の間”です。どのお寺でも、”旦那の間”に座ってお庭を眺めるのが一番だとか…。”旦那の間”に入れない時は、その手前に座ってお庭を眺めるのがオススメです。
簡素ですが、中身は深い(?)お茶室
”涵虚亭”と名付けられたお茶室も公開されていました。古田織部好みのお茶室です。このネーミングは、「簡素だけど、中身が深いお茶室だよ。」との意味を含むそうです。
手水鉢には半夏生が…!
お茶室の前のお庭もシンプルで風情があります。 手水鉢のところには、たくさんの半夏生が活けられていたのが印象的でした。
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普段は非公開ですが、このところ毎年春と秋に特別公開されている塔頭、2つ目です。 戦国武将、小早川隆景が普請奉行となり、建立しました。 本堂は桃山期のもので、庫裏は貴重な遺構です。 ”黄梅院ウエディング”のネーミングのもと、ここで結婚式を挙げることもできるとか…。
千利休ゆかりの庭園
黄梅院は、戦国期の茶人、千利休の作庭と伝えられる庭があります。豊臣秀吉の希望により、ひょうたんをかたどった池を作り、加藤清正が朝鮮から持ち帰ったと伝えられる灯篭を配しています。
庫裏
庫裏はお坊さんの住まいです。黄梅院の庫裏は戦国武将、小早川隆景の建てたもので、現存する禅宗寺院最古のもの。重要文化財になっています。創建当時の立派な台所は貴重な遺構です。
戦国武将のお墓もあります
大徳寺には戦国武将のお墓がたくさんありますが、黄梅院には、小早川隆景の他、キリシタン大名、蒲生氏郷のお墓もあります。ただし墓地は非公開なので、子孫の方以外、お参りはできません。
普段は非公開ですが、このところ毎年春と秋に特別公開されている塔頭、3つ目です。 総見院は、織田信長の菩提寺です。 本能寺の変の後、秀吉が主君、信長の追善供養のため建立したと伝えられます。 秀吉は、諸大名を集め、ここで盛大な信長の葬儀を行いました。 自分が後継者であることを強くアピールしたそうです。 明治初期、廃仏毀釈により荒廃しましたが、大正期に再興されました。
信長像がありました…!
本堂には信長像がありました。目がらんらんと輝き、生きているみたいです。秀吉が、できたばかりの像を見て「上様にそっくりだぎゃ~!」と、言ったとか、言わなかったとか…伝えられています。
信長一族の墓も…。
本能寺の変の後、信長の遺体が発見されないまま、秀吉により葬儀が行われました。信長をはじめ、濃姫、おなべの方などのお墓が並んでいました。
侘助椿
総見院は、一度荒廃したので桃山時代をしのぶものが少ないですが、本堂前にある樹齢400年の侘助椿は、秀吉がこよなく愛したと伝えられています。
普段は非公開ですが、2018年秋に特別公開された、”一休さんのゆかりのお寺”です。 最近、予約制の座禅会などが行われるようになりましたが、観光目的で公開される機会が少ないお寺です。 私も高校時代に一度行っただけです。 見どころは、一休さんの像と墨跡のある方丈の他、襖絵、庭園、茶室などいろいろ…。”侘びさびの世界”の感じられるお寺です。 渋~い曾我蛇足筆の襖絵、苔に石が置かれただけでシンプルな村田珠光の庭…、禅寺独特の雰囲気をちょっとだけ味わった思い出が…。 2018年秋の公開では漫画やアニメの世界で活躍する作家さんによる新しい襖絵も公開され、注目されています。
ここから先は写真撮影禁止
今回の公開では、境内一帯が撮影禁止でした。方丈前庭や村田珠光作の庭のシンプルな美しさ、御所の化粧殿を移築した書院の陰影に満ちた美しさを写真でご紹介できないのが残念…!
オリジナルご朱印帳
現在、方丈に描かれた曾我蛇足の障壁画は修復中です。代わりに2018年には400年ぶりに新しい障壁画が制作され公開されています。北見けんいちさんの「楽園」ほか、現代のアーティストさんの傑作が飾られ、圧倒されました。この障壁画をもとに、オリジナルご朱印帳も作成されています。カラフルで楽しさ溢れるもの。ゲットしました。
真珠庵のご朱印
特別公開中のレアもの(?)ご朱印です。「楽園」の障壁画の中には、作者北見さん他、真珠庵の和尚さんや、「釣りバカ日誌」登場人物なども描かれています。
紙のない障子
この”紙のない障子”の出入り口がやけに印象に残りました。冬は寒いだろうな~。この「紙のない障子」は大徳寺本坊でも見かけました。
普段は非公開ですが、時々特別公開の機会があるお寺です。 最近では2016年~2017年に公開されました。 戦国武将、三好義継により建立されたお寺です。 本堂には狩野永徳の見事な障壁画があり、圧倒されます。 茶道との関わりが深く、他にも重要文化財の茶室などいろいろ…。 お庭も美しく、新しくんなった書院の障壁画など、たくさんの見どころがありました。
永徳の障壁画はレアものです
国宝の狩野永徳筆の障壁画を丁寧な説明付きで、じっくり鑑賞できました。永徳は戦国時代の天才絵師です。安土城や大阪城を飾った障壁画は戦火で焼失したので、これは残された数少ない傑作です。
狩野松栄の作品も…!
狩野永徳の父、松栄の作品もありました。作風がかなり違います。お猿の家族(?)が描かれた、ほのぼのとした温かみを感じる障壁画です。実は松栄自身の家族を描いたものだ…という説も…。
百積庭
方丈の庭園も素晴らしい庭でした。本堂の襖絵と相対する関係にあるそうです。千利休が植えた沙羅の木もあり、永徳が庭の下絵を描いて、それをもとに千利休が作庭したと伝えられています。
利休好みの茶室
聚光院には茶室が3つありますが、千利休150回忌に建てられた「閑隠席」は、利休好みの3畳敷。利休のわび茶の精神を伝える簡素ものだそうです。ちなみに利休のお墓もこのお寺にあります。
千住博筆の障壁画
2013年に完成した書院には、日本画家、千住博筆の襖絵「滝」が納められています。一面の鮮やかなブルーの地に、真っ白な瀧が描かれ、その迫力に思わずぞくっとする作品でした。
普段は非公開ですが、最近時々公開されています。2018年は、5月19日から6月10日に公開されました。 戦国武将、前田利家正室のお松が建立したお寺です。 芳春院というのは、戦国一の良妻賢母(?)だったと言われるお松の法号です。 池を望む庭園の中にある二重楼閣建築の「呑湖閣」で知られています。お庭もきれいです。
花岸庭
本堂の南庭は「花岸庭」の名付けられた枯山水庭園が広がっています。「ここからの眺めは、おそらくお松さんが生きていた400年前と変わらないでしょうね。」周囲の電線が地中化されたとのことでした。
呑湖閣
この建物は芳春院のシンボル的存在です。池の中に立つ楼閣の名は「呑湖閣」。”琵琶湖の水を呑みほす”という意味のネーミングだとか…。楼閣の中は入ることができませんが、比叡山が眺められるそうです。
芳春院お松の像
利家公の妻、おまつの像がありました。お松は亡くなって400年になります。利家公の亡くなった後、徳川幕府との間を取り持ち、江戸に人質に行って加賀藩の危機を救ったと伝えられています。
ちょっと気になる石仏…!
芳春院の石仏です。なんとなく”切支丹”を連想…。これを眺めていると、芳春院お松の娘、豪姫と麻阿姫が切支丹だったこと、前田家の重臣やその家族にも切支丹が大勢いたことが思い出されました。考え過ぎかな~?
沙羅双樹の花
平家物語の最初に登場する沙羅双樹。世の中の無常を表す花といわれています。芳春院境内にも古木があり、美しい花を咲かせていました。
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普段は非公開ですが、数年に一度ほど特別公開があるお寺です。 戦国大名の顔と、伏見奉行の顔と、茶人でありアーチストである顔を持つ小堀遠州ゆかりの寺です。 小堀遠州が創建したお寺ですが、現在の建物は、松江藩主松平不昧公が古図に基づいて復興したものです。 庭園、茶室”忘筌””山雲床”、狩野探幽の襖絵などが見どころです。”遠州ワールド”がたっぷり味わえるお寺です。
大徳寺に来たなら、禅寺らしいランチ、精進料理を…! 大徳寺の塔頭、大慈院の参道を奥に奥にと進むと、精進料理のお店”泉仙”があります。 ここは、”鉄鉢(てっぱつ)料理”、と呼ばれる精進料理のコースメニューが中心です。ちょっとリッチに…。でも一番お手軽な3240円のコースを注文しました。 鉄鉢とは、お坊さんが托鉢の時に用いるまるい鉢のことです。 これをかたどった器に精進料理の数々が彩り豊かに盛り付けられていました。珍しいお料理がいっぱいです。
まず、お抹茶でスタート…!
お食事コースは、お抹茶でスタート。お席に案内されると、お抹茶とわらび餅が運ばれてきました。わらび餅は、お代わりしたくなるおいしさでした。
これが”鉄鉢料理”です。
鉄鉢をかたどった器に、白和え、ほうれん草とゆばのお浸し、八寸の盛り合わせ、胡麻豆腐、野菜天ぷら、炊き合わせなどが美しく盛り付けられていました。炊き込みご飯もおいしかったです。
大徳寺の塔頭寺院の土塀が続く一角にある、隠れ家的な宇治茶のお店をご紹介します。 皐蘆庵(こうろあん)茶舗は、自家栽培の宇治茶のお店です。 お店には、できるだけ農薬を使わないで栽培したこだわり宇治茶が並んでいます。 ここにある宇治茶カフェがオススメです。 京都の古い町屋の素敵な空間で、宇治茶とお菓子を…!
隠れ家的宇治茶カフェ
玄関を入ると、宇治茶ショップ。抹茶、煎茶などいろいろ並んでいるコーナーがありました。宇治茶カフェはその奥です。お座敷に案内され、鉄瓶で沸かしたお湯で目の前でお茶を点てもらえます。
贅沢なお茶セット
季節の上生菓子を中心に、お店こだわりの抹茶を使ったアイスクリーム、大徳寺納豆、干菓子が運ばます。お抹茶はいろいろ選ぶことができます。お濃茶を選びました。このセットは1860円です。
お抹茶のお代わりもOK
お抹茶のお代わり自由です。1杯目のお代わりはお店の方が点ててくださいます。2杯目からは自分で自由に点てることができるので、おいしいお抹茶を堪能できます。
大正時代、信用組合の建物だった町屋リノベーションカフェ。 大徳寺から少し北に歩いたところにあります。 こじんまりしたお店の中はレトロな空間が広がり、ちょっと懐かしい雰囲気を感じました。 手造り和スイーツがオススメです。ランチもあります。
お抹茶と白玉団子
手造り和スイーツが人気です。お抹茶と白玉団子のセットを注文しました。大き目のもっちりした白玉だんご。時代を感じさせる器もステキです。お店の中には古い柱時計があり、ゆっくり時を刻んでいるような感じでした。
大徳寺のお土産でオススメは「大徳寺納豆」です。 糸をひく納豆でも、甘い納豆でもなく、お味噌の塊のような黒くて塩辛い納豆です。 大徳寺周辺にはいくつか大徳寺納豆を売るお店があります。 大徳寺一久は、歴史を感じさせる昔ながらの佇まいのお店です。 大徳寺納豆の他、精進料理でも知られています。
大徳寺納豆
大徳寺納豆は、100グラム入りの小袋が780円でした。お酒のおつまみにぴったりです。暖かいご飯にもよく合います。大徳寺周辺では、大徳寺納豆の入った甘いお菓子などもよく見かけます。
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