愉快!愉快!海遊館のまち「天保山ハーバービレッジ」へ、いらっしゃ~い!
大阪愉快!愉快!海遊館のまち「天保山ハーバービレッジ」へ、いらっしゃ~い!
まいど! 大阪で最も今、注目を浴びているエリアが、大阪湾に面したベイエリア(大阪市の西淀川区、此花区、港区、大正区、住之江区)かもしれまへんな。 ベイエリアの一部にあたる大阪市港区には、日本最大級の水族館「海遊館」があり、その隣には日本で2番目に低い山っちゅうて注目を集める天保山がありまんねん。 ほんで、天保山付近には、商業施設「天保山マーケットプレース」。 施設内の「なにわ食いしんぼ横丁」は、1970年の大阪万博を目前に控えた昭和の雰囲気が再現されたレストラン街。 ここで、ちょっと一息、入れた後は、日本最大級の大きさを誇る「天保山大観覧車」がおすすめ。 頂上付近からは、大阪平野を一望できるだけやなく、遠くは生駒山地、淡路島、明石海峡大橋などを見渡すことができまんねん。 海遊館の裏は大阪湾。 古くから、「大阪湾に沈む夕陽が美しい」と評判で、夕陽を眺めに訪れるカップルの姿も。 また、天保山ハーバービレッジには、国際観光客船専用ターミナルの天保山岸壁があり、観光クルーズ帆船のサンタマリアが就航してはりますぅ。 ほな、大阪市港区の一部、築港界隈をご案内しまひょ!
1990年に開館した海遊館の名称の由来は、タレントの上沼恵美子氏の案やとか。 建物外観の特徴の一つ、三色の色分けは、地と水と火の結合を模したもので外壁に描かれた魚の絵はアメリカ人著名デザイナー・アイヴァン・チャマイエフ氏の作品。 コンセプトは「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」と「リング・オブ・ライフ(環太平洋生命帯)」。 巨大水槽で環太平洋の海を再現。 本州で唯一ジンベエザメを観ることができる「太平洋」水槽は最大長34m、深さ9m。 2008年、開業以来の入館者数が国内では最速の5000万人を突破。 ますます勢いの乗る海遊館の人気は日本最大級。
イルミネーションファンタジー 光り輝く生き物たち
例年10月末から12月25日までの間、クリスマスイベントが開催。 クリスマスツリーやジンベエザメ、イルカなど、海の生き物を中心としたオブジェが登場し、イルミネーションを楽しめる。
イルミネーションファンタジー 光り輝く生き物たち
例年10月末から12月25日までの間、クリスマスイベントが開催。 クリスマスツリーやジンベエザメ、イルカなど、海の生き物を中心としたオブジェが登場し、イルミネーションを楽しめる。
アクアゲート
大阪では毎年春に見ごろを迎える造幣局の「桜のとおりぬけ」が有名ですが、海遊館では「魚のとおりぬけ」が名物。 まるで透明の海底トンネルのように自由に泳ぐ魚たちを横から、下から観察することができる。 ここでは、クロガネウシバナトビエイ、ヒフキアイゴ、スズメダイ類など。
日本の森
日本の代表的な森を再現したフロア。 コツメカワウソ、アマゴ、オオサンショウウオ、サワガニ、ゴイサギ、オシドリ、ミコアイサなど。
目の前で
動物たちの愛くるしい姿を目の前で観察することができ、写真撮影も人気。
パナマ湾
ハリセンボン、アカハナグマなど。
エクアドル熱帯雨林
カピバラ、グリーンイグアナ、ピラルク、リスザル、ショウジョウトキ、ピラニアなど。
エクアドル熱帯雨林
カピバラ、グリーンイグアナ、ピラルク、リスザル、ショウジョウトキ、ピラニアなど。
南極大陸
オウサマペンギン、ジェンツーペンギン。
グレート・バリアリーフ
チョウチョウウオの仲間、スズメダイの仲間、ナンヨウハギなど
タスマン海
カマイルカ。
太平洋
ジンベエザメ、ナンヨウマンタ(マンタ)、イトマキエイ、シュモクザメ、マンボウ、メガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)、グルクマ、ネムリブカ、マサバ、ギンガメアジ、クエなど。
太平洋
ジンベエザメ、ナンヨウマンタ(マンタ)、イトマキエイ、シュモクザメ、マンボウ、メガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)、グルクマ、ネムリブカ、マサバ、ギンガメアジ、クエなど。
太平洋
ここでは水面付近から海底付近までを忠実に再現され、いろんな角度からいろんな魚を間近に観察することができる。
チリの岩礁地帯
マイワシ、カタクチイワシなど。
クック海峡
アカウミガメ、ピンクマオマオ、ブルーマオマオなど。
日本海溝
タカアシガニ、ミズダコ、イズカサゴ、イガグリガニなど
ふあふあクラゲ館
ミズクラゲ、アカクラゲ、ギヤマンクラゲなど。
フォークランド諸島
イワトビペンギン。
触れる
実際に海遊館で展示されている生き物を手で触ることができる。
天保山岸壁(国際観光客船専用ターミナル)、海遊館(水族館)、サンタマリア(観光クルーズ帆船)、天保山マーケットプレイス、サンセット広場、マーメイド広場、天保山公園 、帆船型観光船サンタマリア、天保山大観覧車、天保山大橋のすべてを含むエリア。
大阪湾に沈みゆく夕陽が美しい。
カップルや記念撮影を楽しむ人たちでにぎわうまち、それが、天保山ハーバービレッジ。 幻想的な世界へあなたもおでかけしてみませんか。
1831年、洪水や船の往来・入港のため、安治川の開削時や大阪港の浚渫時の土砂を積み上げた人口の山。 安治川の開削工事には、河村瑞賢氏らが中心となって行われた。 1854年、ロシア・太平洋艦隊司令官プチャーチン氏が軍艦を率いて大阪湾に現れたため、砲台が築かれた。 このとき、プチャーチン氏と折衝したのが、栗原唯一氏、伊藤慎蔵氏、布野雲平氏、二宮逸二氏。 栗原氏らは、緒方洪庵氏の開設した私塾・適塾の塾生であった。 適塾とは、大阪市中央区にある大阪大学の前身にあたり、これまで、福沢諭吉らを輩出してきた名門校。
天保山山頂付近
標高4.53mで頂上付近には二等三角点、日本で2番目に低い山として知られている。
西村捨三翁銅像
天保山公園内には第6代大阪府知事の西村捨三氏の銅像。 大阪港・築港の功労者として知られる。 彦根藩の出身で、井伊家にゆかりのある人物。
朝陽岡
天保山公園内には、大阪築港事務所初代所長、大阪府知事として知られる西村捨三氏が愛した庭石で、かつて、彦根藩邸にて管理されていた。 西村捨三氏が彦根藩主井伊家に仕えていた頃、庭園にあった「朝陽岡」の前で休憩していたと言う。 後に、新選組の一員として活躍した近藤勇と出会う。
日本初の新婚旅行旅立ちの地
1866年、坂本龍馬は、京都市伏見区にある寺田屋で幕府側の伏見奉行所の役人に襲撃され負傷、お龍が薩摩藩に救援を求め、脱出に成功した。 坂本龍馬は薩摩藩邸に訪れ、治療に専念。 西郷隆盛の勧めで、薩摩藩の船「三邦丸」に乗り込んで、九州へと旅立った。 お龍とともに霧島や高千穂を周遊しながら療養していたとか。
レストランやフードコート、ファッションやアクセサリー、雑貨、インポート商品などショップ約100店舗が集う。 昭和40年頃の町並みをイメージした「なにわ食いしんぼ横丁」には、大阪を代表するたこ焼きやお好み焼き、イカ焼き、串かつをはじめ、カレーやオムライスなどのお店。 その他、大型スライダーやボールプールなどの遊具が揃うキッズランド、イヌ、ネコ、ウサギなど小動物と触れ合える日本最大級の屋内型ペットガーデンも。
天保山大観覧車
直径100m、地上高112.5mで世界最大級の高さ。 所要時間は約15分で、晴れた日には、大阪平野を一望できるだけでなく、生駒山地や淡路島などを望むことができる。 夜はイルミネーションに輝き、30分毎に時報を知らせる打ち上げ花火をイメージしたイルミネーションも楽しめる。
天保山アニパ
西日本最大級の屋内型動物園として知られている。 園内には、犬や猫をはじめ、アルパカ、カンガルー、カピバラ、リクガメなどを飼育。 ガラルファ(通称、エステフィッシュ)は、人の古い角質を食べるとして知られ、マッサージを体験することができる。
ここには、1970年の大阪万博を目前に控えた1965年前後の大阪の町並みを演出しているとか。 駅前商店街や当時の大阪下町をイメージして再現された中に食文化を代表する老舗や元祖の飲食店や物販店が多く集まる。 関西の名物グルメ「フードパーク」としては、日本初であるとか。
1970年に輝いた太陽の塔
入り口付近に置かれた岡本太郎氏の作品で大阪のシンボル太陽の塔の模型が目印。
食いしんぼ横丁のシンボル「猫神様」
足を撫でると願いが叶うとか。
三輪車
記念撮影を楽しむことができる。
古い看板も
最近では滅多に目にすることのない看板もここでは展示されている。
七福神社
福猫神を祀る。
期間限定で、アメリカの美術家キース・レイノルズ氏による展覧会が開催されている。 海とヨットを中心に様々な作品が無料で展示され、自由に見学することができる。
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自由軒のカレー 代表作「夫婦善哉」などで知られる小説家・織田作之助氏の愛した自由軒のカレー。 難波本店を拠点に1910年創業。 メニューは、名物カレーの他、ドライカレーやオムライスなどが楽しめる。
オムライス発祥のお店として知られる北極星。 大正11年に心斎橋で創業し、現在は天保山マーケットプレースにある「なにわ食いしんぼ横丁」内にも展開しています。 ここで、おすすめなのが、大正11年に創業した当時の味を再現したという「大正オムライスセット」。 エビフライが乗って、ソースがかけられ、昭和の雰囲気の中で大正の味とは粋なもの。
幻のサンタマリア号が出現!? 天保山ハーバービレッジ天保山西岸壁を発着場とする帆船型観光船が人気を呼んでいる。 外観は、大航海時代のコロンブス「サンタ・マリア号」を200%の縮尺で再現。 帆船型観光船は主に、大阪港内を周遊する。
サンタマリア
デイクルーズ、ナイトクルーズとして、レストランが完備されているので、ディナーなどが楽しめる。
サンタマリア
天候に恵まれ、晴れの中、出航。
大砲
大砲が忠実に再現。
いかり
いかりが忠実に再現。
博物館も
1492年、コロンブスによる初の大西洋横断航海のときに使われた最大の船がサンタ・マリア号は、探検の途中、イスパニョーラ島で座礁し解体された。 ナオ船と呼ばれる型の帆船で、長さ約18m。 大西洋を横断し、バハマ諸島に到達した。
フードコート
船内にはフードコートがあり、豚まん(肉まん)やドリンクなどを販売。
フードコート
船内にはフードコートがあり、豚まん(肉まん)やドリンクなどを販売。
景色
大阪湾の海上から大阪市内の景色を堪能。 普段、目にすることのないような景色が目の前に広がる。 目の前には天保山や海遊館があるベイエリア。
景色
大阪湾の海上から大阪市内の景色を堪能。 遠くには大阪府庁咲洲庁舎(旧大阪ワールドトレードセンタービルディング)やアジア太平洋トレードセンター、2019年に主要20ヶ国の首脳が参加したG20が開催された会場のインテックス大阪などが見える。
景色
大阪湾の海上から大阪市内の景色を堪能。 関西を代表する主要港の一つである大阪港。
1933年、村上工務店の設計により、旧大阪商船ビルとして竣工後、商船三井築港ビルとなった。 開発により道路が嵩上げされ、当時の一階部分は半分地下となった。 また、天満屋ビルと隣接する。
築港麺工房
レトロな雰囲気の中で楽しむ「うどん」の定食。 このほかにも単品や丼もあるので、楽しみ方もいろいろ。
1935年、村上工務店の設計により、3階建として竣工。 その後、開発により道路が嵩上げされ、当時の一階部分は半分地下となった。 1936年、天満屋回漕店として利用される。 「協和船舶工業株式会社」と刻まれた看板を設置しているが、現在は、喫茶店兼スタジオとなっている。 また、商船三井築港ビルと隣接する。
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1935年に竣工し、天満屋回漕店となった天満屋ビルは今、レトロでモダンな建築として注目を集め、大阪市内でも重要な近代建築物の一つとなっている。 そんな天満屋ビルでは現在、ハヤシライスが看板メニューのハハハが営業する。 レトロでモダンな造りの佇まいに一歩、中に足を踏み入れると、木のぬくもりを感じる静かな雰囲気に包まれた。
大きな窓から
店内にはテーブル席があり、大きな窓からは街並みが見える。
ハヤシライス
ここは、カフェとしても利用できるといい、付近には天保山や天保山マーケットプレース、海遊館など観光の寄り道としてもおすすめ。 メニューはハヤシライスの他、オムハヤシもあり、ゆったりとつくろぐことができる。
1900年、米国でウィリアム・コフィン・コールマンにより、キャンプ用の製造・販売する企業が設立、創業した。
製造・販売
当初、ガソリン式ランプの販売を行っていたが、現在ではストーブ、ランタンなどの製造・販売を手掛けた。
収集・展示
オールドコールマン社に関する製品を収集、展示している。
1915年、旧住友倉庫として建設された煉瓦倉庫。 また、この付近は「築港赤レンガ倉庫」と呼ばれ、1923年に建設された旧住友倉庫も同様である。 煉瓦倉庫の4棟がそれぞれ建ち並び、現在は、間口ジェネラルサービス大阪港工場として利用されている。
日本三大住吉の一つに数えられる住吉大社(大阪市住吉区)の境外末社として知られる。 祭神は、住吉大神、神功皇后。 1842年、大阪港に出入りする船の安全を守るために建立。 天保山からこの地へ移転したという。
境内には・・・
四宮忠蔵翁の顕彰碑、日露戦争で使用された砲弾の碑が建立されている。
1902年、築港大桟橋の工事開始に伴い、クラブハウスや海水温浴場を備えた海浜院「天保山遊園」は閉鎖。 1914年、市内で銭湯を経営していた森口留吉が、総合娯楽センター「築港大潮湯」を開業。 築港大潮湯には、大衆浴場、プール、ビリヤード場、余興場などが併設。 プールは、海水を汲み上げて滝にして落とした。 1923年、関東大震災が発生し、関一大阪市長の要請を受けて被災者のために無料開放した。 1934年、室戸台風が上陸し、高潮被害を受けて閉鎖した。
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1974年、全長980mのトラス橋として架橋。 2018年現在、トラス橋としての中央径間510mは日本最長であり、世界第3位の長さを持つ。 阪神高速道路として供用され、構造としては上下2層のダブルデッキで、上層は4号湾岸線および16号大阪港線、下層が5号湾岸線となっている。 橋下は大型コンテナ船(4万トン級)が航行できるよう、海面から桁下まで50m以上確保されている。 1974年、土木学会田中賞(作品部門)を受賞。 2007年、2度目となる土木学会田中賞(作品部門)を受賞。