
名古屋駅至近!四間道と円頓寺商店街を歩く旅
愛知名古屋駅至近!四間道と円頓寺商店街を歩く旅
近年、名古屋駅前は建て替えラッシュです。 JR名古屋駅のツインタワーから始まったブームも衰えを見せず今もなお次々と高層ビルに姿を変えつつあります。 その高層ビル群から歩いて行ける至近場所に町並保存地区と有名なアーケード商店街が存在します。 かつて名古屋の三大商店街といえば大須・大曽根・円頓寺と言われましたが、現在は大須の完全一人勝ち。 今回は名古屋駅近くにある「四間道」と「円頓寺商店街」及び「その周辺」を確認探索したいと思います。
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何故ここに黄門様が? この信号交差点の四つ角に三英傑プラス1として、何故か黄門様が。三英傑はいいんですよ、ご当地ですから。最後にもう一つとして悩んだと思うんですよ。ここだけいっそ豊田氏にしてもよかったかも。
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信長様ですね
いかにも傾いた出で立ちで長筒を持ているのは信長様ですね。それはいいとして、少々老け顔?
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次は秀吉様の登場
この出で立ちは既に太閤様っぽいです。色も渋いいぶし銀。静かに座っていらっしゃいます。
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最後に家康様ですが
この姿、見覚えありますね。かつて三方ヶ原の戦いで負けた後で描かせた有名な肖像画がモデルのようです。
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名古屋駅前からすぐ近く、地下鉄国際センター駅から北側奥の一帯に蔵が立ち並ぶ町並保存地区があるのをご存知でしょうか。地下鉄でひと駅ですが、ずっと地下街で歩けますのですぐに着きます。
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四間道とは何か
徳川の江戸時代に火事の延焼を避けるために四間の道幅を作ったとか。また、裏には新堀川があり、水運の利があった事でこの辺りに蔵が立ち並んだらしい。
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そこらにお店がある
周囲を注意深く歩いていると意外な目立たないところにお店があります。しかも年々その数が増えてるような減ってるような。こればかりは行ってみてのお楽しみで。
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板壁がいい感じ
この辺りの保存区はあえて蔵の風景を損ねない外観を採用していて、板壁が雰囲気を演出しています。ついモノクロで押さえてしまいました。
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下町が色濃く残る地域
この周辺はごく普通の民家です。路地も狭く複雑な箇所もあり、かつての下町の様子を伺えます。
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いわゆる骨董商
買い取りだけでなく店頭で販売もしてます。展示されている品物が立派すぎてお値段的に冷やかしになってしまうのは仕方がありません。
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自分が円頓寺を知ったのは今はなき『円頓寺劇場』。その劇場が果たしてどのような場所であったかは既に記憶の彼方で分からない事になっています。円頓寺劇場は何かって? それは秘密です。w
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東西に伸びる商店街
商店街の西側は名古屋駅にごく近く、東の端は名古屋城城壁近くまで伸びています。枝道の商店街が無いシンプルな構造。
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古い店が並んでいます
昔ながらのお店が続いています。丁度この写真の手前右辺り、この写真では健在でしたが、現在は広く更地になってしまっています。昔よく利用していた店内レトロな喫茶店があったはずなのですが。
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金の鯱神輿が目立つ
名古屋で金といえば鯱です。ということでこれは鯱神輿みたいですね。出てるのはイベントの時だけかと思ったら、常時出ているみたい。
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お酒の神様
車でなく電車で来たので昼間から酒が飲めるかと思ってたら、休みのようです。何とも間が悪い。
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壁にイラストが描かれた店
旗から見るとイタリア料理のお店みたいです。これまた時間が悪く、休憩時間のようです。店頭にメニュー看板があり、ランチが面白そうです。
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路地奥に神社があるようです
またまた神社を発見。しかし今度は路地の奥の暗いところが拝殿らしい。見るからに怪しい雰囲気ですが行って参りました。やや怪しい雰囲気があるものの大丈夫でした。
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画廊かと思ったら
円頓寺商店街から少し離れた場所に古い建物があると思って近寄ってみると、パッと見た感じ画商かギャラリーっぽかったのですが、後で調べるとレストランでした。
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懐かしい看板を発見
この絵柄を久しぶりに見ました。一体何の看板なのかお分かりですか?正解は「カルピス」です。
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2016年11月12~13日の2日間行われたおまつりです。2015年に提携した「パッサージュ・デ・パノラマ」と提携した事で実現したおまつりだそうです。商店街のあちこちで音楽が奏でられ、オシャレなビストロや路上ライブがあり、文化的な香りがします。
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あちこちで音楽の演奏
アコーディオンの音ってレトロなんだけど文化を感じるんですよね。このブースではアコーディオンの体験を行っていました。
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西側はクラフトショップ
円頓寺は東と西があり、パリ祭は主に東側のみ。西側は同時開催でハンドメイド・クラフトショップがならんでしました。写真の「猫」オブジェに一目惚れ。
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円頓寺商店街の中に怪しい路地を発見。現在でも飲み屋街なのは間違いありませんが、知らない間に新しい店が入り込んでいたりして、チェックは欠かせません。
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味覚をそそる看板
路地の入口にある看板。最近この辺り元気がいいみたいです。
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謎の店テラゾ
入口とその周囲が丸ごとアートしているのです。何の店かと思ったらロックバーみたいです。ワンドリンクから利用できるみたいです。
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ベトナム料理の店サイゴン
路地入口の看板のお店はココでした。昔ながらの路地に突如としてアジアンな雰囲気と色がいいです。店食は勿論ですが、店頭でテイクアウトもあるようです。
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円頓寺商店街の名前のもとになった円頓寺が商店街の中に存在します。小振りな寺ながら秋には境内の紅葉が目を引きます。
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境内はあまり広くない
山門から入って左側、階段を上がって上が本堂。境内はさほど広くないものの、大きな石など狭いながら変化に富んでいます。
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円頓寺商店街の中程にある神社。こじんまりとしていてもこれがなかなかの人気。
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名古屋・・・おみくじ?
正確には名古屋弁のおみくじです。おみくじの内容が名古屋弁で記載されているという珍しいおみくじがココにあります。
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ちなみにこれが実物
いかがでしょ。読めますか?
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狭い路地の中の奥に子守地蔵尊がありました。とても探しにくい場所です。是非見つけてみてください。
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屋根の上に神様
このような古い街では下だけでなく上も注意深く見る必要があります。案外面白い発見があります。
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四間道の入り口にある浅間神社。ここから北の方向が四間道になります。この辺りにしては深い森に囲まれ昼間でも薄暗く、秋には大銀杏が黄色に色づいて見応えありです。
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堂々とした大銀杏
あまりにも枝が広いので全く写真に収まりません。昼間でもいいけど、特に夕方が綺麗ですね。
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カワイイ狛犬
彫りが比較的浅いタイプの狛犬。サイズも大きくないのですがコレがいい顔してるんです。
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円頓寺商店街の江川線寄りにある明るいカフェ風に見えるけどこれがれっきとしたレストラン。産地にこだわった野菜を使用したサラダなど、安全でヘルシーがウリのようだ。
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外から中は丸見えかも
外観は至ってシンプルながら間口が広く店内が明るいので外から中がよく見えてしまいます。オープンカフェ的な雰囲気もありますね。
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明るく開放的な店内
一見するとレストランというよりカフェに見える。ちなみに店内入って右奥カウンターにて注文と清算を済ませた後、テーブルまで届けてくれるシステム。最初だけ少々戸惑うかも。
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洋食も和食もあります
メニューは洋食も和食も、カレーもあるようです。その他に土日祝日には数量限定メニューも。
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円頓寺商店街中程にあるいわゆる肉屋さんです。大昔からこの場所で営業しています。
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揚げたてのフライがオススメ
本業肉屋さんならではのフライものです。特にオススメなのがコロッケ。やや小振りの小判型ながら特に揚げたてのホクホクしたのを食べると思わずシアワセに。
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円頓寺商店街の入口に昔から残っている老舗。かつては普通に入っていましたが、いつからかとても流行るお店に。
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名物オムライス
素朴で美味しいとしか言い様がないオムライス。一度食べたらやみつきに。
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桜通から四間道に入ると一番最初に目立つ蔵の建物。この辺りで古い建物を利用した走りです。かつては喫茶のようなお店の筈ですが、今ではワインが飲めるレストランのようです。
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民家をそのまま利用した文化教室と、レトロなお店。極普通の民家の玄関を入ると土間の通路が奥のほうまで伸びています。ところでこのお店、先日前を通ったら看板が出てませんでした。単にお休みならいいんですけど。 ※店舗が変わっているようです。
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レトロなお店
元々事務所か何かだったのでしょうか。古い作りのドアや、電気設備が泣かせます。中はいわゆるアンティークと、手作りのお店でした。
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教室とお店はこの先で
玄関から入るとまず小振りな土間があります。かつてはここに自転車でも置いてあったのでしょうか。
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名古屋の串かつの店では老舗。昭和の時代からこの地で営業しています。名物串カツの他に各種串揚げを食べれるお店。晩飯として食べに行くとつい食べ過ぎてしまい危険。むしろお手頃なランチセットがお得かも。 ※いつの間にか閉店してました。現在黒川支店のみ営業。
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名古屋で串カツといえばコレ
名古屋で串カツと言えば豚肉串を指します。それ以外は串揚げと言って完全に区別されます。勿論ソーズは二度漬け禁止です。この串カツをソースでなく赤味噌にどっぽん漬けるのが名古屋風。
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商店街から少し道を外れたら突如として姿を表したオブジェ。その形から言ってマネキンでは無さそうなんですよね。やはりこれもアートなのでしょうか。
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合掌してるような
合掌してるところをみると、雰囲気としては地蔵様・・・・・のようには見えないのですが、正体は何なのでしょうか?
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実は円頓寺商店街というのはかつては栄えた商店街なのですが、以来ずーっと衰退の一途。それでも最近では新しいお店が少しずつではあるけど増えてきていますが、衰退の勢いの方が強いような気がします。写真奥は現在ガンガンに建設中の名古屋駅前ビル群。そのすぐ近くがこの状態です。
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円頓寺商店街東側の入口。新堀川の五条橋から見てみました。新堀川も徐々に復活していつつあるので、この辺りも開発を延長したらまた風景が変わると思うんですけどね。オムライスの勝利亭は橋を渡った右側の建物。
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円頓寺商店街ほ左端を更に真っすぐ歩き、五条橋を通り過ぎたその先にある老舗高級和菓子店です。今迄あまり馴染みがなかったのですが、たまたま用事があり店内に入りましたが、正直庶民価格ではないようです。一応駐車場が隣りにあるようですが、駐車の際はご注意を。
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向こう側が店舗
店舗自体が坂にあるのでお車の場合は注意が必要かも。
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円頓寺商店街東端からすぐ近くに名古屋城の堀の一角があるのです。この堀の中をかつて名鉄瀬戸線が通っていた事をご存知でしょうか。写真の辺りが始発の堀川駅があった場所。現在は何も面影がありません。
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当時の地図
昭和35年発行の地図には当時の瀬戸線、幻のお掘り路線がはっきりと記されています。地下鉄市役所駅はまだ存在しません。
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お堀の中を走る瀬戸電
まさに名古屋城の堀の中を走る瀬戸電。以前乗ったのはこのタイプ。今も走っていたら名物路線になっていたのに、と、少しだけ思ったりします。
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この辺りのもう一つの特徴は、いわゆる玩具の問屋街。名古屋で「しんみち」と呼ばれる地域はこの辺り一帯を指し、「駄菓子」や「菓子まき菓子セット」の卸が今でも存在します。しかし、随分軒数が減ってしまいました。かつては本当に広い一帯が店だらけだったのです。
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昔ながらの建物群の向こう側にそびえ立つJRタワーズの高層ビル。このギャップがとっても気に入ってます。現在は周囲に高層ビルが次々に建ち始めています。今では既にこの姿は見れないかも知れません。
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伏見通(国道19号線)辺りから名古屋駅前にかけて桜通は銀杏で真っ黄色になります。シーズンには銀杏が無数に落ちています。その銀杏の名所から路地に入った所が「四間道」。そんな地域があるなんて上の写真から想像もできません。