芸術の島、直島は最高です!初めてプラン
香川芸術の島、直島は最高です!初めてプラン
瀬戸内海の芸術の島「直島(なおしま)」。近くの豊島(てしま)や犬島(いぬじま)にも広がりを見せ、芸術祭なども大規模に開催されています。そこで、まずは行ったことがない人に向けて一泊をベースに一番の基本の直島を楽しむプランを載せてみました。正直一泊では足りませんので李禹煥(リウファン)美術館など入れてません。しかし、それでも行く価値満点です。幼稚園以上なら子供も行けると思います。フェリーの時間があり計画を建てが大事ですので参考計画を書いておきます。 【到着まで】ホテルとナイトプログラムと夕食の予約をする。 【1日目】直島宮ノ浦に昼頃到着。赤かぼちゃを楽しんだ後自転車を借りてホテルへ。ホテルで南寺の整理券をもらい、本村地区の家プロジェクトを一通りみてここでつまみ食い、ベネッセホテルに戻る。黄かぼちゃなどで楽しみながら地中美術館のナイトプログラムへ。もどってテラスレストランか部屋で食事。 【2日目】テラスレストランで朝食し近所を散歩。地中美術館のオープンに合わせて並ぶ。地中カフェでお茶をして、ベネッセハウスミュージアムへ。ランチをとりながら残りの家プロジェクトへ。そのまま宮ノ浦に戻る。
直島の中でも一番のスポットです。2時間から3時間はここで過ごしましょう。特に金曜日、土曜日の夕暮れから行われるナイトプログラムはマスト。30名限定なのでしっかり予約して行きましょう。なお、ナイトプログラムは通常の美術館への入館とは違いますので、普通の展示を観る場合は通常の時間内にもう一度行かなければなりません。なので地中美術館に2回行くことになります。また、直島への宿泊がマストになります。
ナイトプログラム
毎週金曜日、土曜日の夕暮れから行われるプログラムで、ジェームズ・タレルのオープンエアを自然光とタレルの光を足したものとして80分間楽しむものです。夕暮れから真っ暗になる過程での驚くような変化を楽しめます。
ジェームズ・タレル「オープン・フィールド」
体験型のアートで色々驚く仕掛けがあります。結構感動します。遅れると大分並ぶので、朝一に並んで建物に入って一番最初に向かうのをお勧めします。
ジェームズ・タレル「オープン・エア」
昼間のオープンエアはきれいです。心が落ち着きます。空が絵ってこういうことなんだなぁと。
クロード・モネ「睡蓮」
スリッパに履き替えて入場するモネの「睡蓮」の連作。モネの迫力ある睡蓮を自然光で観るのにベストな環境を提供しています。なにげに床のタイルがものすごい素敵で家の床をこれにしたくなります。
ウォルター・ディ・マリア「タイム/タイムレス/ノー・タイム」
この巨大な玉はどのようにして作られ、どのようにして固定され、どのようにして入れられたのだろう。建築と一体化した美術ってすごく面白いし、すごく感動します。
地中美術館で感動したらまずはそのまま地中カフェでお茶をして地中海の島々を遠くに見ながら余韻にひたりましょう。
直島に最初に出来た安藤忠雄建築の美術館です。しかし、見所は満載で結構楽しめます。本当は2時間くらいはゆったりしたら良いと思います。個人的には以下にあげたものが好きですが、他にも良い作品沢山有ります。
ブルース・ナウマン「100生きて死ね」
英語名「100 live and die」点灯するライトが一巡するの是非全部見ましょう。一斉につくタイミングをお見逃しなく。
杉本博司「タイム・エクスポーズド」
杉本博司さんの海シリーズです。建物の外にある展示ですが、その先に本当の海が有り、ぐっと来ます。
柳幸典「ザ・ワールド・フラッグ・アント・ファーム」
これはかなり感激します。そうか、地球には国境はないのね。蟻が証明しています。
柳幸典「バンザイ・コーナー」
ウルトラマンのソフビで作ったアートです。日章旗なのです。これが歴史です。
リチャード・ロング「瀬戸内海のエイヴォン川の泥の環」
このミュージアム併設のホテルに滞在したリチャード・ロングが実際に滞在しながら書いた作品だそうです。
こちらも大変混雑するので一度行って整理券を早めにもらいましょう。真っ暗闇の部屋に行き面白い体験が出来ます。
歯科医院兼住居であった建物を、大竹伸朗がまるごと作品化しています。自由の女神がいたりします。
江戸時代から祀られている護王神社の改築にあわせ写真家の杉本博司が設計したものです。ガラスの階段には地下と地上があります。絶対地下を観るのをわすれないように。この場所は家プロジェクトの中でも少しお散歩になりますが、頑張って行きましょう。
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直島バーガーのマイマイ。揚げたてのカジキマグロのフライと野菜、タルタルがサンドウィッチされてます。お昼を軽めにと思うならここがオススメです。
海の駅なおしまというフェリーがつくターミナルです。今をときめく妹島和世+西沢立衛/SANAAがデザインしたもので、そのデザインの洗練度と比べるとやや使われ方に疑問を感じますが、発着の場所としての存在感を是非。
フェリーターミナルに隣接して展示されている赤かぼちゃ。ベネッセハウスにある黄かぼちゃとともに島に到着する船を迎えます。赤の方が断然でかく中に入れます。
直島に来るならやはりベネッセのホテルに泊まりたいです。美術館に泊まるという貴重な経験はなかなか他では出来ません。作家さんすら泊まって作品を作るベネッセハウスミュージアムホテルも良いそうですが、個人的にはビーチが好きです。
黄かぼちゃ
宮ノ浦のフェリーターミナルにある赤かぼちゃと対比でベネッセハウスのビーチに有ります。嵐で流されたことがあるとかないとか。
テラスレストラン 海の星 Etoile de la mer
地中美術館のナイトプログラムを見た後食べる夕食はここがベスト。当然、予約が必要です。
なにげに直島を効率よく回ろうとすると自転車が便利です。ベネッセホテルに泊まるとなんとなく自転車を使いませんが、実は借りた方がバスを気にせず安心してまわれます。そういう意味でオススメですし実はマストかもしれません。
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