
酒呑みパラダイス!千代菊酒蔵開放と岐阜羽島散歩
岐阜酒呑みパラダイス!千代菊酒蔵開放と岐阜羽島散歩
岐阜市周辺は長良川の豊富な伏流水があり、長良川の名水を使用した酒蔵が数多く存在します。 この地方の地酒といえば「菊川」が有名ですが、個人的には羽島の「千代菊」が好き。 正直言って飛び抜けて何が、という感じでもないのですが、スッキリして親しみやすい味の酒なのです。 さらに、千代菊近くの別院を中心に開催される『美濃竹鼻まつり』も見逃せません。 今回は「酒呑みパラダイスの町、羽島竹鼻周辺をぶらぶら散歩」がテーマです。
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新年を迎えて2月の声を聞くようになると地域周辺の酒呑み達が待ちに待った『酒蔵開放』の日がやって来るのです。酒蔵開放の日は文字通り蔵の中が開放され、酒の試飲所と即売所が設けられます。参加者はまず写真のようなマイぐい呑を購入し、お目当ての酒を試飲して廻ります。あまり大きな声で言えませんが、どのような酒でも納得するまで飲ませて貰えます。毎年鏡開き酒樽が丸ごと開かれ、まさに飲み放題。周囲は駐車場が殆どありません。というより、車に乗ってきてはいけません。2月に入ったらHPや新聞で開催日を要チェック! 2016年の様子はこちらに→
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酒蔵開放デーがやってくる
このような看板がついたら酒蔵開放デーです。地域の酒呑みが全て集合すると言い切っても良いくらいオジサン達が集まります。
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メイン会場は裏側駐車場
駐車場を囲むように設置されたテントでは焼き鳥等のツマミも販売。さながら青空開放居酒屋です。酒蔵開放というより地域の祭りイベントと言う感じ。
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試飲コーナー
遠慮しないで飲みたい酒をどーんと指名してしまいましょう。堂々と飲み比べればいいです。そして、帰る時までに蔵元でしか手に入らない貴重な限定酒を忘れずにゲット!
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これを購入するべし
タンクの蛇口から直出しする生原酒を販売しています。特筆すべきは度数。21度超の日本酒は果たしてどんな味?。販売は4合瓶と1升瓶の2種類。当日これだけを目当てにやって来る人は少なくないはず。
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酒用米の紹介
醸造に使用する酒米と磨き方のレベルを紹介するコーナー。直に目で見て触れるチャンス。
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樽酒を大盤振る舞い
ステージ前では鏡開きされた樽酒が大盤振る舞い。何杯でも飲めてしまうような杉の香が効いたスッキリ系の酒。2月の蔵開きの際は金粉入りかな。
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酒のつまみもバッチリ
酒を飲むにはつまみが欲しいですよね、焼き鳥、どて、焼きそば、ラーメン、ウィンナ、その他色々あってますます酒が進みます。
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福箱をゲットするべし
毎回10000円と5000円の福箱が販売されます。内容不明で選べませんが2018年の5000円福箱の内容はご覧の通り、間違いなく10000円分入っていました。毎回売切れ至極です。目についたら早めに確保した方がいいです。
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毎年4月末から5月頭、GW辺りに羽島の竹鼻別院で藤まつりが開催されます。県指定天然記念物の “竹鼻別院のフジ”は見事な藤棚になります。また、美濃竹鼻まつりも同時開催され、境内は花見客で一杯になります。周囲は人で満杯になるので駐車場がありません。お車でお越しの際は充分にご注意を。
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蜂がいっぱいいますが
こちらの事なんかに構ってられない様子。どんなに近づいてもみむきもしてくれません。
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普段は静かな羽島別院
祭り時には人で一杯になる別院の境内も普段は誰も居ない静かな場所。イベントが無い日なら車は山門前にいくらでもスペースが有ります。
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まつり期間中は人でいっぱい
普段殆ど誰も居ないのにまつりの期間中は人で一杯に。花や山車もいいけど「味」の方もしっかりと堪能してください。
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そこら中が無料休憩所
なんていうか、座ったもの勝ちですね。本堂廊下はまるで無料休憩所と化します。
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ツツジの花も見頃
藤の花に主役を持って行かれてしまっていますが、同時期にツツジもまた見頃を迎えます。
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テントの売店で売ってます
境内テントには売店があり、格安でおつまみや焼きそば等が販売されています。中でも意外に美味しいのがれんこんのはさみ揚げ。やめられません。
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当然こういうのも頂きます
祭りといえばやっぱこれだね。味噌どてと味噌串カツ。これにビールといきたいところですが、残念ながら車なのでお茶で我慢。
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これぞ知る人ぞ知る岐阜羽島のレアな名物、みそぎ団子。基本的に毎年6月30日の、年間でたった1日間しか販売されません。これが何かというと、小倉あん入り団子に赤味噌をつけて焼くという、甘いのかしょっぱいのかよく解らない味の団子なのであります。従来基本的に6月30日のみの限定品でしたが、最近では6月~7月辺りまで、運が良ければ売ってるようです。
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見つけたら即買うべき
少々フライングですが、美濃竹鼻まつり時に販売してたので即買しました。見つけた時が買いどきです。
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店内に色紙がいっぱい
町の中に他に目ぼしいスポットが多くないので必然的にこの店に集中してしまうのでしょうかね。
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あんぱん饅頭って何?
あいにく両手と口がみそぎ団子で塞がってたので見ただけですが、あんぱん饅頭ってのが美味しそうでした。
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毎年5月3日あたりに開催されます。開催期間中の1日のみ市道が封鎖され、江戸時代から続くという絢爛豪華な13台の山車が展開し、カラクリ人形や子供達による踊りが披露されます。
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派手な山車が登場します
これがなかなか見応えたっぷり。お目当ての山車がある場合、早めにいい場所を確保するといいです。
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ゆるきゃらも登場
羽島のゆるきゃら・・・・・ナマズのような外観ですね。
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楽市楽座もやってます
竹鼻別院山門から真っ直ぐ伸びている道では楽市楽座が開かれています。
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名鉄のローカル線に乗る絶好のチャンスです。名鉄竹鼻線は笠松駅から分岐してますが、一旦本線で終点の名鉄岐阜駅まで行き、改めて直通に乗る方が案外便利で、しかも早いかも。
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最寄り駅はこちらです
千代菊酒蔵開放は勿論のこと、別院藤まつりや美濃竹鼻まつりにお出掛けの際は是非名鉄をご利用ください。
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真新しいホームですね
この駅で単線の待ち合わせをするようで、電車が停まったままになってることが少なくありません。
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羽島の街は、案外寺町なのです。なのでこのような全く観光地化されていないけど古い町並みが存在します。これで電柱がなければ最高なんだけどね。お気軽な散歩には最適な地域です。
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昭和レトロっぽい所も
中心街辺りには昭和を感じさせるレトロな建物も残存しています。年々変化してますので見るならお早めに。
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コレでもお店
どう見ても雑多に置かれただけのような感じもするのですが、これでも日用雑貨店だそうです。
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つい購入してしまいます
このような地域の店を見つけたら買わないわけにはいけません。食の誘惑には素直がモットーです。
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古い映写機や往年のポスター等が展示され、イベントとして映画が上映されています。
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この地域で除夜の鐘を撞くことが出来る寺の一つです。大晦日の夜、年を越す直前になっていきなり始まります。最初の一つが撞かれると近所からわらわらと人が集まり、次々と撞かれていきます。数は特に数えてないようなので誰でも100%間違いなく撞けます。
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この羽島の周辺は狭い区域に寺や神社が数多く密集しています。まさに、散歩すると寺や神社に当たると思えるほど密度が高いです。寺巡り神社巡りに最適。
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本覚寺
名鉄電車がすぐ横を通っています。
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稲荷神社
本当に街角にある感じ。頭をぶつけないようくぐってお参りします。
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ノボリがいっぱい
弘法大師のノボリがいっぱい立っていました。弘法様は2階です。
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竹鼻不動尊
狭く長い参道の先に不動様がいらっしゃいます。こじんまりした所ですが、地元のお年寄りの方が途切れずやってきます。
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稲荷神社
この辺りにしては大きめの稲荷神社。町中に唐突にありました。
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薬師堂
稲荷神社の隣りに建っていた薬師堂。ここもやはり円空関係なのだろうか。
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秋葉神社
大晦日に通るといつも日を焚いています。
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羽島周辺を散策する場合は先出の「羽島市役所前駅」と「竹鼻駅」を覚えておくと広く廻れるのではと思います。電車の本数は多くありませんのでくれぐれも時刻表のチェックをお忘れなく。
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最近、羽島といえばコストコです。岐阜羽島インターを出たら直ぐ目の前という立地で超便利。メンバーズカードをお持ちの方はちょっと立ち寄ってみてはいかが。
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最近のマイブーム
毎回必ず購入するのはこの「ハイロール」。早い話「BLT巻き」なんです。そのままでも美味しいですが、軽く暖めると二度美味しい感じ。
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超ボリュームティラミス
ケーキ類はいろいろありますが、イチ推しはティラミス。これを決して4人で食べるという無茶はしないでくださいね。
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羽島市街を歩いてると道路脇のあちこちに円空仏が建っています。円空という人は江戸時代にあちこち巡ったという伝説の人ですが、どうやらその生誕地が羽島である説があるらしいのです。
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円空がズラリ
こちらは円空ファンによる作品集なのですが、このような光景があちこちで見られるのです。
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円空生誕の地?
円空羽島生誕説の根拠がこの地らしいです。ココで生まれたという井戸が残されています。
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非常に探しにくい喫茶店。内部はまるで蔵のように天井が高く開放的。一度行っただけでは場所が覚えられません。知る人ぞ知るという喫茶店のはずですが、何故かいつも満員です。モーニングが人気ですが、何を頂いても美味しいのでいろいろ試してみてください。
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こちらは羽島ではなく隣の安八ですが近くということで。元は三洋電機のソーラーでしたが、現在はパナソニックになっています。写真は丁度ロゴの変更で取り外された一瞬です。新幹線窓から見えるかと思いますが、近くで見るとその巨大さは異様なほどです。以前は見学できたのですが、今はどうなんでしょ?