
天気が良い日は岐阜金華山のお手軽登山&ハイキング、新ルート提案。
岐阜天気が良い日は岐阜金華山のお手軽登山&ハイキング、新ルート提案。
岐阜城で有名な金華山登山の所要時間は片道1時間程で、通常往復2時間半もあれば余裕の山です。金華山の主な登山口は表の岐阜公園側と裏の岩戸公園側の代表的な2箇所に加え、途中までドライブコース利用のルートを含めると主に計3箇所。 しかし今回、通常のルートから途中でエスケープ。繋ぎの金華山ドライブコースをのんびりハイキングし、粕森公園遊歩道を経て柳ケ瀬に近い場所に降りるという新ルートにチャレンジしてみました。 登るのは最初に金華山山頂を目指す時だけで、以降は基本的に全て下り。非常に楽ちんで初心者向けです。 ※「B」から始まる時系列になっていますので続けてご覧願います。
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通常岐阜金華山へはお車が多いかと思います。しかし、駐車場の関係上、行きと帰りを同じ場所にする必要があり、ルート選択の巾を狭めてしまう原因になります。ここはいっそ公共交通機関を使用してはいかがでしょう。幸いにもJR岐阜駅バスターミナルからは豊富な本数が出ています。12番乗り場と13番乗り場出発のバスは行き先に関わらず全て岐阜公園を通るので便利です。なお、乗車料金は210円(15.1.1現在)。後部から整理券を取って乗車し、下車時に清算という形になっています。 全体のルート履歴はこちらを参照→
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キンキンの信長像
JR岐阜前に立つ綺羅びやかな信長様の勇姿。現在は落ち着いてきましたが、あの姿格好には地元で一悶着ありました。残念なのは地上からかなり高い位置にあるので常に見上げる事になることで、像と並んでの写真が不可能ということです。
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岐阜高尾園に最も近い「岐阜公園歴史博物館前」バス停に到着しました。所要時間は20分程でしょうか。岐阜駅から案外近いのです。岐阜公園は山の方向ですからすぐ分かるかと思います。
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既に金華山が目の前ですから、そのまま近づいて行く感じで結構です。歴史博物館は信号を渡った右側ですが、ロープウェイ方面なら左側でよいでしょう。
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ターゲット発見!
岐阜公園に入る前から山頂の岐阜城が見えます。とりあえずあの地点が当面の目標となります。
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ロープウェイはこちらから
通路正面が金華山ロープウェイ乗り場ですが、今回は登山が目的なので利用しません。
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いくさ前の腹ごしらえ
この先お店があるのは山頂のみです。ここで軽く何か食べておくもの悪くありません。暑い日は飲み物の用意もお忘れなく。
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金華山の登山ルートは何本も存在しますが、その中でも一番の初心者ルートだと言われる「めい想の小路」ルートを選択します。ただ、初心者コースだと言って侮る無かれ。上に行くほど道は狭く険しくなり、まるで岩登りのようなセクションも存在します。油断して瞑想してたら確実の落ちますのでしっかりした履物が必要。小さなお子様連れの方は後悔するかもしれません。
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危険な箇所はきっちりガードされています
確かウン十年前はこのようなガードレールや標識は無かったんだけどね。今や至れり尽くせりという感じ。
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所々で下界が見える
登山道の所々で下界が見える箇所があり、確実に高度を稼いでる事が実感できます。
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妙な壁が見えたら山頂到着
連続する石段を越え、岩場登りをやり過ごすと、おもむろに妙な壁が見えます。ここが山頂直前。あともうひと踏ん張りです。
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到着したのはまさに岐阜城の真ん前です。既に大勢の方が休憩していました。普段はこのまま下山コースへ突入するのですが、今回は岐阜城に入ってみることに。ちなみに岐阜城の入場料は大人一人200円(15.1.1現在)です。
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内部は鉄筋コンクリ製
入館受付は入口入ってすぐ右側。そのまま真っすぐ階段を上がってゆきます。内部は木造の香りが全くしないごくありふれた鉄筋コンクリですね。
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ひと通り資料館になってます
これもありがちですが、各武将の鎧兜がひと通り展示されています。
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天守閣に到着
言うまでもありませんが、360度の超展望です。昔の人がよくもまぁこんな場所に城を築いたものです。
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東側の眺望
東側を見ると、目前に長良川が流れ、その向こうは関ヶ原。一番奥やや右の白い山が伊吹山です。
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ココで食事される方は食券を購入して展望レストランへ。飲料だけの方は自販機で購入してレストラン上の展望台へどうぞ。ここからの眺めも岐阜城天守同様素晴らしいものです。
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甘いみたらしいが嬉しい
展望レストランから少し下にはいつもみたらし団子を焼いているろおぷ亭があります。この段階で甘辛いみたらし団子は凄く有り難い。
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みたらし団子 1本90円
此処から先は外界に降りるまでお店はありません。充分な補給をどうぞ。
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1965年創業ということなので、すっごく古く歴史ある施設です。中では手袋した手の上に餌を乗せ、リスが食べに来ると言う方式。そういえば最近ゆるキャラが出来たような・・・。
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リス村から右が百曲り登山道で、左が七曲り登山道。今回はドライブコースに向かいたいので七曲り登山道で下山します。
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きっちり整備された道
七曲り登山道はある意味きっちり整備された岩場登りが無い完全石段オンリーの登山道。本当の初心者コースはむしろこちらかと思います。
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ようやくドライブコースに到着
この前の三叉路で、岐阜公園方面とドライブコース方面に分岐します。この先のドライブコースの駐車スペースを利用して金華山登山をする方もいらっしゃいます。
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実は今回試してみたかったのはこのルート。通常は山頂からそのまま岐阜公園へ下山するか、金華山裏側の岩戸公園へ抜けるのが通常ルート。今回はあえてドライブコースを経由する事で柳ケ瀬方面へ抜けるのが目的。いまだかつて誰も公に提案していない新ルートなのであります。ドライブコースと言うからには車が多いと思われるかもですが、かつての賑わいは全く影を潜め、現在は殆ど車が走らないハイキングに最適なルートになっています。金華山の続きで入ると、多少登りがありますが大した事無く、殆どが下りで楽ちんです。
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昔からあるドライブコースお馴染みの展望台
かつては夜のデートコースといえばココ。昔々バイクでドラブコースを攻めに来て仲間が溜まるのもココ。30年程昔はバイクで毎日走ってました。その当時のせいで現在の様々な規制が出来ちゃったんですけどね。(反省)
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新しい展望台
こちらは比較的新しい展望台。車が駐車可能なスペースが殆ど無いので車の場合はもう一つ上の駐車場のほうが良いかも。
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ランニングや自転車が見られる
空いているドライブコースをランニングや自転車の練習場にしている方も少なくありません。自転車ご苦労さまです。
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今回のドライブコース利用の根拠はコレ
勿論シーズンによって違いますが、最近ではドライブコース自体あまり車が通りません。しかも、土日祝日は約半分が一方通行になるので、特に岩戸から上がるコースは現在殆ど車が来ません。実際当時も後ろからやってきた車は一台も存在しませんでした。ドライブコースをハイキングし放題なのであります。
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ドライブコースを順調に高度を落としながら水道山の展望台に到着しました。ここにはかつて天文台があったところだそうです。完全下山までもう一息。頑張って歩きます。
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案外眺めが良いスポット
ここはそれ程高さはないのですが、それでも周囲よりずっと眺めがいいスポット。写真左側に見えるアーチは138タワーで、右側のビル群は名古屋駅前ビル群です。
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展望台の横が遊歩道の入口になります。ここから遊歩道を通って一気に粕森公園へ抜けようと思います。この遊歩道は途中の分岐で鶯谷トンネルにも抜けるこが可能。
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鶯谷方面への分岐点
石畳のしっかりした道がずっと続いています。勿論粕森公園までも続いています。
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歩道が見えたらゴール
ずっと石畳の道が石段変わると間もなくして歩道が見えます。ここが今回の新ルートのゴール地点です。
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ここが粕森公園の出口と同時に入口になります。今回の「B」から始まり「M」迄の所要時間は約4時間というところ。お手軽な登山プラスハイキングとして程良い感じではないでしょうか。
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粕森公園遊歩道
今回利用したのは展望台から「現在地」というところまでのルート。
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ハイキングの疲れを癒やすには甘いモノが必須。ここでいいものがあるのです。粕森公園からそのまま柳ケ瀬方面に歩く途中にある「福丸」。ここのたい焼きは1個ずつコテで挟んで焼くという薄皮たい焼きが特徴。通常は1個100円だが、常時特別版が用意され、そちらは平均120円。寒い時は店内で座って茶をいただきながら食べるといいだろう。
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ちょいと早いけど腹が減りました。柳ケ瀬でお手軽に食事するならココが一番。柳ケ瀬メイン通りに入り左側にあります。注文は食券制でフルセルフ方式。必要な調味料等は客席中央にあるというイメージです。
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これで550円の定食
一応日替わりにはなってますが、これが「そうざい定食」。ご飯は普通と大盛りが選べますが、通常は普通で充分でしょう。
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柳ケ瀬から岐阜駅まで歩いてすぐですが、その途中で「ココロ」の方を癒やすために最後に一杯頂いて帰ります。今回、車でなくあえて電車に乗ってきた最大の理由がココにあります。通常立ち寄る店は主に2店舗。一つが写真の「花串庵」で、おでんの大根と味噌串カツがとても美味しい。もう一つは根城にしてる「なかとら食堂」で、豆腐鍋と肉揚げとご飯小、熱燗2本注文して1500円と、リーズナブルなのが嬉しいお店。
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