京都駅を起点に洛東・東山の紅葉名勝めぐり
京都京都駅を起点に洛東・東山の紅葉名勝めぐり
京都人ならではの洛東・東山の紅葉ベストルートの紹介です! 京都駅からJRでひと駅の山科駅、徒歩20分で毘沙門堂門跡、山科駅から京阪バスで10分程度で小野バス停へ。小野小町ゆかりの随心院門跡まで徒歩5分程度。小野駅からから地下鉄東西線で山科駅へ戻り京都駅経由奈良線乗換えで東福寺駅へひと駅。東山三六峰の一嶺、御寺(みてら)泉涌寺へ。意外ですがこのルート、半日で回れます!是非お試しください。(東福寺までめぐるとランチタイム含めてまる一日は必要かも…!?)
京都山科にある紅葉名勝、毘沙門堂門跡。 皇室にゆかりがあることから毘沙門堂のあとに「門跡」がつくことを訪ねて初めて知りました。 写真の勅使門から眺める紅葉は有名です!しかも紅葉時期の夜間ライトアップはまさに幻想の世界です。 ご本尊はその名の通り、都七福神のひとつ毘沙門天を祀ることからこの名がついたとか。 境内の霊殿の守護龍、「天井龍」は眼の向きや顔が見る角度によって変化するので必見の価値あり!です。 高台弁才天や晩翠園の紅葉も美しく見ごたえ充分の古刹です。春には境内前庭に樹齢百数十年の巨木、枝垂桜が咲き誇ります。 それにしても仁王門へと続く階段は結構こたえます。運動不足解消にもってこい!?
紅葉期間限定のライトアップも必見の価値あり!
11月15日(土)~11月30日(日)まで夜間特別拝観にて紅葉のライトアップが楽しめます。
仁王門へと続く急峻な石段は日頃の運動不足解消に最適!?
仁王門へと続く石段は本当に急な角度で上ります。きつい人は緩やかな勅使門のほうの石段をご利用ください。
毘沙門堂へ向かう道中に京都出身の安田美沙子さんはじめ、有名人も訪れたことがある「ちりめん山椒」のお店があります。 なんとあのJR東海「そうだ 京都、行こう。」の旅行商品特典のタイアップもされてます!試食もさせて頂けるので是非お立ち寄りしてみては!?
琵琶湖からの疎水沿い遊歩道では紅葉も楽しめます。
真言宗善通寺派の大本山。弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海僧正の開基。小野小町ゆかりの随心院門跡は深草少将の百夜通いの地としても有名です。 境内の能之間から眺める庭園は心が洗われるような気持になります。また、本堂から眺める庭園は写真スポットとしておすすめです! 薬医門の近くには「小野梅園」や「小町化粧井戸」など小野小町を思わせる史跡、足跡が残ります。
小野小町絵図
ミス小町コンテストも開催されています!
能之間から眺める紅葉庭園
ここで思わず30分間も心を奪われぼーっとしてました。 それくらい平日は人が少ないのでこの風景を独り占めできます!
春の到来を告げる小野梅園
薬医門前にある梅園。 小野小町を偲ばせる梅の花が早春に咲き誇ります!
もともと紅葉シーズンは東福寺通天橋が有名ですが、人が多すぎて人に酔ってしまい、紅葉を楽しむどころではないので今回、御座所庭園の紅葉に惹かれて近くの泉涌寺に来ました。東福寺に比べると人が少なく、庭園の紅葉ものんびり楽しめました! 東山三六峰の一嶺、月輪山の麓に佇む「御寺(みてら)」こと泉涌寺。由来は弘法大師がこの地に庵を結び、法輪寺と名付けられた後、仙遊寺と改称。境内の一角より清泉が湧き出たことから祥瑞により寺号を「泉涌寺」と改めた。 山門からの仏殿、その背後に立つ舎利殿の勇壮な姿は見事です。
仏殿と舎利殿
仏殿は重要文化財、舎利殿は京都府指定文化財にそれぞれ指定されています。
山門から見た仏殿
泉涌寺を代表する光景ですね。 どこか幽玄な雰囲気が漂います。