日本酒発祥のまちをドライブ
兵庫日本酒発祥のまちをドライブ
まいどまいど! 今回は兵庫県の中の北海道との異名を持つ自然豊かな山々に囲まれた宍粟市の一宮町をドライブしていきまひょ! 特に一宮町に鎮座する庭田神社は日本酒のふるさととして知られ、酒造りの製法が奈良時代に初めて登場したとか。 以後、宍粟市内で湧き出る新鮮な湧き水を使用した日本酒が各地で製造され、市内の居酒屋でその日本酒を味わうことができまんねん。 また、道の駅やその他、売店でも宍粟市で製造された日本酒が販売されているので、お土産にもぴったりでおまっせ。 その他、観光では家原遺跡公園がおまして、付近では歴史博物館などがあり、縄文時代、弥生時代、古墳時代からの人の暮らしがよくわかりまっせ。 また、地元の湧き水を使用した温泉もおまして、憩いの場として、人気を集めてはります。 ドライブに、観光に、グルメにぴったりなまち・兵庫県宍粟市。 ゲストハウス繁盛校、御形の里まほろばの湯オートキャンプ場、えばらの森 カブトムシドームなど注目スポットもぎょうさん増えました。 日本酒を味わいながら日ごろ体験することのできへん非日常を体感してみてはいかがでっしゃろか。
日本酒のふるさととして知られる庭田神社。 奈良時代の「播磨国風土記」の中で、米麹を用いた酒造りの製法が初めて登場したとか。 大神の御粮(みかれい)沾(ぬ)れて黴(かび)生えき、 すなはち、酒を醸(かも)さしめて。庭酒に献りて宴しき。 伊和大神に供えられた米飯が濡れたため、カビが生えてしまった。 そこでその米を播磨の庭田神社(宍粟市)の裏にあるぬくい川で醸したところお酒が出来上がり、伊和大神に献上、宴を行ったとか。 他にも、大名持大神が慰労のため酒を醸して宴をひらいたとか。
本殿
庭田神社境内にある本殿。
ぬくい川は名水。
宍粟市の自然豊かな山々から湧き出た水は日本酒に適した名水。
家原遺跡公園には、古代の村、中世の村、竹わら工房、木の工房、土の工房に分かれ、遺跡の復元、保存、展示が行われている。 縄文時代、弥生時代、古墳時代のそれぞれの家の仕組みがわかる。
縄文、弥生、古墳時代の住まい
縄文時代、弥生時代、古墳時代のそれぞれの時代の家の仕組みがわかる。
中世の住まい
鎌倉時代の豪族屋敷や農家などを復元した建物であるとか。
明治時代に洋風建築として建設された旧三方村役場庁舎を模した建物。 内部は博物館となっていて、宍粟市一宮町の歴史や遺跡で発掘された資料の保存、展示を行っている。
オートキャンプ場。 2023年、開業。 場内にはオートキャンプ場の他、ペットサイト、デイキャンプも。 付近にはまほろばの湯と呼ばれる天然温泉もある。
日帰り温泉施設。 地下1300mの地層から湧き出ている温泉。
御形の里まほろばの湯内にある施設。 カブトムシやクワガタムシが飼育され、夏季になると多くの人でにぎわう。
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紅葉の里「福知渓谷」では山々に囲まれた自然豊かな場所に位置し、山歩きや川遊び、バーベキューで好評。 秋になれば、紅葉が美しく、冬になると雪景色へと変わる。
天然の水が豊富
昔から「健康の水」として親しまれてきた。
兵庫県の北播磨の山岳高原地帯を中心とする雪彦峰山県立自然公園内にある渓谷。 ひょうご風景100選に選定。 公園内には宿泊施設やキャンプ場、レストランも整備。
地域の物産品や特産品、地元で採れた新鮮な野菜や果物などが揃う販売店やレストランがある。 また、伊和神社が付近に鎮座している。 海神社・粒坐天照神社とともに播磨三大社の一社に数えられる。 祭神は、大己貴神、少彦名神、下照姫神。 500年代、創祀。 境内にある鶴石は、豪族・伊和恒郷に大己貴神から「我を祀れ」との神託があった。 恒郷は、西の野で一夜にして木々が群生し、大きな白鶴2羽が石(鶴石)の上で北向きに眠っていたのをみて、そこに社殿を北向きに造営したとされる。 播磨国の神である伊和大神と葦原志許乎命(大己貴神の別称・葦原醜男)は同神とされ、伊和大神は出雲から来たという。
海神社・粒坐天照神社と並ぶ播磨三大社の一社に数えられる。 祭神は、大己貴神、少彦名神、下照姫神。 500年代、創祀。 一宮町の地名は、播磨一宮の当社に由来する。 鶴石は、豪族・伊和恒郷に大己貴神から「我を祀れ」との神託があった。 恒郷は、西の野で一夜にして木々が群生し、大きな白鶴2羽が石(鶴石)の上で北向きに眠っていたのをみて、そこに社殿を北向きに造営したという。
大雨や強風などによって幾度となく流されてきた橋がある。 それが、兵庫県内を流れる揖保川に架かる「名畑の流れ橋」。 板と丸太を組み合わせた6本の「桁」を、石積みの台座の上に乗せただけであると言い、取材当時、残念ながら、橋が流されていた。 大雨によって水かさが増すと「けた」の部分が落ちる仕組みとなっていて、かつては山へ行くための交通手段の一つとされてきた。 また、揖保川では鮎が生息し、アユの友釣りで有名。
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レストランを中心とする宿泊施設。
繁盛小学校
2016年、学生数の減少に伴い、繁盛小学校が閉校。
繁盛小学校
現在、各学年の教室や理科室、音楽室、保健室、職員室、校長室などが再利用され、レストランやシャワールーム、ベッドルームなどがある。
繁盛小学校
現在、各学年の教室や理科室、音楽室、保健室、職員室、校長室などが再利用され、レストランやシャワールーム、ベッドルームなどがある。
1527年、建立。 宍粟市内唯一の国の重要文化財指定。 百人一首図絵絵馬は全部で17面、百人の歌仙全部が描かれているのは全国的にも珍しく、県下では唯一で1864年に奉納された。