
ちょっとDeep台湾 自然あふれる宜蘭平原南部と羅東周辺をドライブしながらめぐる2日旅
海外ちょっとDeep台湾 自然あふれる宜蘭平原南部と羅東周辺をドライブしながらめぐる2日旅
湧き水が豊富なため「水の都」とも呼ばれている「宜蘭県」には多くの自然があり、「宜蘭北部」に広がる「蘭陽平原」は、農業が盛んで多くの体験ファームもあります。 「蘭陽平原」とは台北から「雪山トンネル」を抜けた所にある宜蘭地区の平地一帯で、「宜蘭平原」とも呼ばれている場所。 平原南の山沿いエリアはかつて林業で栄えた所でもあり、今もその名残をとどめたカルチャーパークとなっている場所もあるんです。 「宜蘭」には他にもナチュラルパークや、平原西部には台湾を代表するウィスキーメーカーの蒸留所があるなど見所がたくさん! 今回は、ドライブをしながら「蘭陽平原南部」と「羅東」周辺の自然を満喫し、ファーム体験をしたり、歴史に触れたり、魅力あるスポットをめぐる2日間の旅のご紹介です。 宿泊は、魚の養殖とドラゴンフルーツの栽培を行っているファーム内の湧き水の湖上に建つホテル。 ファーム内でのんびり過ごすもよし、好きな所を選んでゆっくりドライブしながら楽しむもよし、都会の雑踏からはなれ「蘭陽平原」の自然に囲まれるひと時をお過ごしください! ※ 日本の運転免許証で台湾で運転する場合、中文の翻訳文の取得が必要です。
このプランの行程
初日
1時間4分
雪山トンネルを通れば1時間位で宜蘭地区に到着します。
約100年前の木造の駅舎が残っているところです。
14分
温泉施設が整っているところです。 温泉でゆでたものも食べられます。
19分
地元の農産物を紹介するところです。
4分
農業体験が出来ます。
24分
ここを散策するとリフレッシュ出来ます。
17分
湧水の湖の上に建つカラフルなホテルです
2日目
12分
林業で栄えた羅東の歴史を知ることができます。
4分
8分
懐かしい雰囲気の内装が人気のレストランです。 もちろんお料理もおいしいですよ。
12分
4分
お椀やお皿、湯呑み、マジョリカタイルなどが所狭しと展示されています。
14分
台湾を代表するウイスキーメーカーの工場です。
55分
このプランのスポット一覧
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「天送埤火車站(駅)」は、1921年に開業した「羅東森林鉄道」の駅の一つ。 「天送埤」の南にある「太平山」は、1914年より開発され「ヒノキ伐採」を開始、当初は伐採した木を水路運搬していましたが、効率が良くないために「森林鉄道」を建設、この駅舎も1921年に造られました。 「羅東森林鉄道」は、現在の「羅東駅」付近の「竹林駅」から伐採場の「土場駅」を結ぶ約37kmで、当時は「天送埤」付近を流れる河で水力発電所の建設も行われていたので、建材運搬用としても利用されていました。 ヒノキ生産量の低下により鉄道は1979年に廃線、近年「天送埤駅」周辺が整備され、現在「天送埤森鐵文創園區」となっています。
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天送埤火車站(駅)
木造の駅舎は素朴で、懐かしさを感じます。 内部には当時、活躍していた機関車の写真や使用されていた金庫等がありました。
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天送埤火車站(駅)
「羅東森林鉄道」は、1926年より旅客の輸送も開始しました。 その時の切符の写しが拡大されて展示されています。 切符裏面の注意事項が、漢字とカタカナで記載されていて、語尾の言葉遣いも今とは異なり、時代を感じます。
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天送埤火車站(駅)
駅前にミニトロッコ列車が停車していました。 「天送埤森鐵文創園區」のエリア内を周回する線路も造られていて、有料でこのミニトロッコに乗車することも出来ます。 ゆっくりとした速度で、園内を進むトロッコ列車の光景にほのぼのします。
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天送埤火車站(駅)
「天送埤火車站(駅)」のお向かいにある建物は、以前は鉄道関係者の宿舎だった所。 現在は記念品や飲み物を販売、休憩できるスペースになっています。
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台湾は日本と同じ環太平洋火山帯上にあるため、地熱資源が豊富。 そのため、台湾でも1970年ごろより地熱資源が注目され、研究や調査が開始されました。 ここには新たに建設された「清水地熱發電廠(発電所)」があり、2021年より稼働していて、その発電所のお隣には、温泉が楽しめる施設が整っている地元人気スポット「清水地熱公園」があります。 「清水地熱公園」へは、道幅が様い所があるので、大型の車の乗り入れが出来ません。 ご留意ください。
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清水地熱公園
駐車場から公園に入ってすぐ左手にある「清水泉湯屋」。 リーズナブルなお値段で、半露天温泉やドクターフィッシュなどが楽しめる施設で、軽食やお飲み物も販売しています。 木造建築の施設には、広々とした脱衣所は洗い場もあり、まるで日本のよう。 また、浴衣レンタルもあり、日本気分も味わうことが出来ると、地元の若い人に人気なんです。
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清水地熱公園
「清水地熱公園」の人気の秘密は、温泉で茹でた食材をいただける事。 食材は自分で持参するか、写真の売店で購入することも可能で、お得な「茹で食材セット」もあります。 茹でるための竹籠もここでレンタル可能。 ジュースやビールもここで販売しているので、うれしいですね。
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清水地熱公園
「地獄蒸し」ならぬ「地獄茹で」。 竹籠に食べたい食材を入れて、湯気がモクモクと立つ温泉の中へ!
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清水地熱公園
とうもろこしと卵がいい具合に茹で上がりました! それではいただきます!🌽
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清水地熱公園
ここには足湯風呂も設置されています。 ちょっとつかるだけで、血行が良くなり足が軽くなります。
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「三星青葱文化館」の「三星」とはここの地名で、「宜蘭県」のほぼ中央にあるエリア。 「三星」は農業が大変盛んで、中でも「ネギ」の生産量は多く、ここの地名がブランドになっている「三星葱」は有名で、ここの代表する農産物の1つでもあります。 「青葱文化館」は、ネギだけでなく「三星」で収穫できる農産物等を紹介している「ふるさと情報発信基地」で、「三星」についても知ることが出来ます。
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三星青葱文化館
館内にある紹介によると「三星」では、キャベツ、白菜、しいたけ、ニンニク、梨などを栽培、出荷しているそうです。 梨栽培がされていたとは、知りませんでした!
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三星青葱文化館
文化館の奥を進むと、農産物の販売所があります。 農産物の他にも、天然素材から作られた食材がいろいろ。 冷凍ネギ餃子やネギエッグロール、ネギヌガー、ネギアイス等、ネギ製品がたくさん。 宜蘭は米どころでもあるので、地元で穫れるお米も販売していました。
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三星青葱文化館
冷蔵庫には「三星葱」が! 1㎏分の「三星葱」が束になって、販売されています。 まあまあの量がありました。 私は、お隣の小売りされていたネギで調度いいかなぁ。
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三星青葱文化館
「青葱文化館」のゆるキャラ。 ネギの根っこが髪の毛に!(笑) 地元らしくってほっこりしますね、
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「三星」エリアで近年人気となっている、「青葱」体験が出来る農場体験ファームの1つ。 この農場は体験スペースが広いので、国内の団体旅行も受け入れていて、ここでは小学生のお子様も体験可能なので、親子のイベント等でも楽しまれています。 ネギの他にも動物たちと触れ合うことが出来るスペースもあるので、これもまた人気の理由。 普段ではなかなか出来ない体験を、いろいろ楽しめますよ。 火曜日休館、要予約、体験は有料。
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宜蘭農夫青葱体験農場
まずは「焼きネギ餅」を作ります。 生地を均等に薄く伸ばし、広げて、ネギはお好みの量で。 生地が破れないように上手に包めたら、係の人に焼いてもらいます。 自分で作った「焼きネギ餅」はおいしいです。
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宜蘭農夫青葱体験農場
次は、ネギの収穫体験。 長くつをはいて、笠をかぶって農家の装いで畑に入るのも楽しい。 収穫は手で行い、株元をしっかりつかんで抜き取ります。 ネギを持っての記念撮影も忘れないように。📷
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宜蘭農夫青葱体験農場
収穫したネギは、湧き水で丁寧に洗います。 きれいになったネギは一束持ち帰ることが出来ます。 残りのネギは農家の方にお渡しして、ファームでの体験はおしまい。 ※ コースにより体験内容は異なります。
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蘭陽平野を流れる冬山河の中流にある環境教育を主題とした生態公園。 約20年の土地・環境改善計画を経て2016年にオープンした公園で、広さは約18ヘクタールあります。 環境改善の甲斐あり、近年では野生の鳥もここに戻ってきました。 園内を散策しながら、蘭陽の生態、自然との共存などを学べるところですよ。 要入場料
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冬山河生態緑舟園内
入口から少し進んだところにある園内を走る台鉄宜蘭線の鉄橋。 その向かいに広がる冬山河と山々の景色。 橋の上には鉄橋を走る列車の種類などの説明ホードありますよ。
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園内周遊ボート
周遊ボート(有料)に乗って、園内の説明付き(中国語)で回ることもできます。 所要時間は約15分です。
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生態エリア
緑を見ながら河沿いを散策していると鳥の声も聞こえ、空も青く大変すがすがしい気分になります。 新鮮な空気に何度も深呼吸です! 沿道には植物や昆虫の説明ボードもあります。
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生態エリア
先住民「カバラン族」の以前の住居が再現されています。 この地区の気候や生態を生かした生活の様子を知ることが出来ます。
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展望台からの景色
山と河、緑が大変すばらしいです。 この美しい眺めに、心も洗われるようです。
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園内にあるレストラン
入口の所にあるステーキハウスレストラン。 ステーキだけでなく、ワッフルなどのスイーツやドリンクも充実していてお値段もお手頃。 園内散策の後のブレイクにどうぞ。
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「雪山山脈」と「中央山脈」のふもとに広がる「蘭陽平野」は、その山々の恵みを受け、水資源が大変豊かなところでもあり、特に「湧き水」が豊富であることはとても有名。 ここはその豊富な「湧き水」を使って魚の養殖を行っていて、なんと「鮎」も養殖されているんです。 付設の釣り堀では、魚釣り(鮎は含まず)体験をすることができ、他にも「ドラゴンフルーツ」の栽培もおこなっているので、収穫期にはフルーツ狩りを楽しむこできできます。 敷地内には、湧き水の湖上に建てられた、50ルームの客室があるカラフルな宿泊施設もあり、お部屋から見える湖がとてもきれい。 自然に包まれた宿泊が出来るファームリゾートです。
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水岸森林休閒農場
湧き水の湖の透明度は高く、泳いでいる魚も見ることが出来ます。 水面に反射して彩られた湖と中央の青々と茂る樹に、心がほどけます。
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水岸森林休閒農場
広々としたお部屋は、窓が大きくとても明るく、シンプルなデザイン。 たまに、部屋に遊びに来る虫たちもいます。 都会のホテルにはない造りで、地元風の雰囲気もいいんですよね。
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水岸森林休閒農場
1階の一部のお部屋には、床がガラス張りになっている部分もあり、そこから湖の様子を見ることが出来ます。 魚の泳ぐ姿を見たいために、なかなかベットに行かない子供たちが多いそうです。🐟
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水岸森林休閒農場
お部屋には湖側にベランダがあります。 湖を見ながらの優雅なひと時。 いいですね~。
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水岸森林休閒農場
敷地内にはプールもあります。 プールサイドのヤシの木が、トロピカルで南国感たっぷり。
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水岸森林休閒農場
孔雀や子ブタなどの小動物が飼育されているエリアもあります。 ちょっと覗いてみてくださいね。
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「水岸森林休閒農場」にあるレストランで、天井が高くガラスウォールのとても明るく開放感がある店内。 朝食、昼食、夕食の他にも、ティータイムも提供しています。 湧き水の湖を見ながら食事ができるので、窓際のお席がおすすめですよ。 レストランは水曜日が定休日なので、ご留意ください。
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水岸森林湖畔餐庁
レストランの床にも、ガラス張りのところがあり、湖の様子を見ることが出来ます。 お魚の泳ぐ姿、見ることができるかな。
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水岸森林湖畔餐庁
今回は中洋式のワンプレートをいただきました。 プレート上いっぱいに、ボリュームありすぎです。 どのおかずもご飯に合って、おいしかったのですが、すべて食べきれなかったのが残念でした。💦
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水岸森林湖畔餐庁
ここで養殖している「鮎の塩焼き」もいただきました。 ホックホクに焼かれた魚身は、少し脂もあって、口に入れるといい香り! あっという間にペロリ。 「鮎」をご希望の場合は事前の予約が必要ですので、ご留意下さい。
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1916年から太平山から伐採した木を貯木していた所。 1924年に羅東森林鉄道が完成してから、この場所の規模は拡大し宜蘭地区木材流通の中心となりました。 1982年伐採が出来なくなり、ここも利用されていませんでしたが、近年、太平山林業と羅東鎮発展の歴史を紹介する重要な所となりました。
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園内
森林鉄道の車両の展示や木造建築が展示場等になっている、緑に囲まれた所です。 園内サービスセンターは、ここが羅東林場文化園区として再オープンした際に、羅東森林鉄道の「竹林駅」を復元したものです。
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貯木場の池
正面には貯木の池が広がっていて、当時から残されている木材を見ることが出来ます。 池の周囲は遊歩道が整備されていますよ。
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林業鉄道の車両
伐採した木材を運ぶ林業鉄道の線路と車両の展示があり、当時の様子が再現されています。 意外にもインスタスポットになっているんです。
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竹探館
ここ一帯はもともと竹も多く自生していたところで、園内には竹を紹介する展示館もあります。 この建物も竹で出来ているんですよ。
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園内コーヒーショップ
太平山森林鉄道時代の駅名「竹林」を店名としたコーヒーショップ。 軽食やドリンク、記念品を販売しています。
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「中興文化創意園区」の前身は、日本統治時代に日本大手製紙会社の投資により1935年に創立した「台湾臺灣興業株式會社」。 戦後、国民政府が接収後は、国営「臺灣中興紙業股份有限公司」と名を変え、台湾最大の製紙工場となり新聞紙やちり紙を生産、その生産量は東南アジア最大だったと言われています。 老朽化などにより2001年に生産は停止、建物は10年以上放置されてしまいますが、2014年に宜蘭県の歴史建築に指定、県による「歴史建築保存」「カルチャーセンター」としての再利用計画が実施され、現在は、未来を目指すアーティストの方のアトリエやカルチャーイベントが開催される、「文化交流スペース」になっています。
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中興文化創意園区
工場跡なので、園区にはたくさんの建物があり、整備が終わって開放されている所とそのまま残されて開放されていない所があります。 先に、エリア入口の所右側の建物入口に「紙説」と書いてあるインフォメーションセンターで「園内マップ」等をもらってくださいね。 また、ここには工場の歴史なども詳しく紹介(中国語)されています。
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中興文化創意園区
インフォメーションセンターには、工場で生産されていたもの等も展示されています。 写真は「トイレットペーパー」です。 パッケージなどからも時代を感じることが出来ます。
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中興文化創意園区
かつて製紙を行っていた建物にはア、トリエが入っていて、お洋服やカバン、革製品などいろいろな分野の製品が並んでいます。 気になるものがあれば、アーティストの方とコンセプトなどをお話しながら気に入ったものを購入できます。
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中興文化創意園区
一部のアトリエでは、DIY体験をすることが出来ます。 革製品店ではキーホルダーやレーザーブレスレット、織物店ではミサンガ作りなどを体験できます。 記念に作ってみるのもいいですね。
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お店のコンセプトが1970年代の台湾のまるでテーマパークのようなレストラン。 店内はその時代の台湾の暮らしを再現していて、内装デザインやテーブルや椅子、装飾の品はとてもレトロ。 年齢が40~60代の台湾の方は、このレストランで食事をするとき、自分の子供のころを思い出し、懐かしく思うそうです。 更においしくて伝統的な宜蘭料理がいただけるので、地元の方はもちろん、県外からも食べに来る方がいるほど。 ここに来ると、私も童心に帰り、ついついはしゃいでしまいます。
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羅東駿懷舊餐廳
レストランの入り口横は、昔の映画館のようになっています。 上映作品のポスターやチケット窓口もありリアル。 その横には、中国の皇帝や皇后の帽子や装飾品があり、興味があるお客さんがそれを身にまとい、記念撮影をしていました。📷
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羅東駿懷舊餐廳
店内に入るとすぐに「柑仔店(食料雑貨店・駄菓子屋)」を真似たコーナーがあります。 レトロ台湾で、懐かしい感じ!! 実際に駄菓子を販売していて、コンビニでは見ることとないお菓子もあります。 子供たちに人気のコーナーです。
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羅東駿懷舊餐廳
ここは、アイスクリンコーナー。 ルーレットボードには1、2、3、5の数字が書いてあり、1つ分の料金で、止まったところの数字の分のアイスクリンが食べられるというゲーム。 私も挑戦してみましたが、結果は「1」。。 残念。 でも、食後だったので、「1」で調度良かったかな。
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羅東駿懷舊餐廳
遊び心満載の店内の方が気になってしまって、ご飯を食べるまでにいつも時間がかかってしまいますが、店内が楽しいだけでなく、お料理ももちろんおいしいですよ。 濃い味付けではなく、油っこくもないので大変食べやすいく、ついついおかわりしてしまいます。 地元の料理をリーズナブルにいただけますよ。
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米どころでもある宜蘭県は、今でも多くの田んぼを見ることが出来ます。 そんな農業地域であるこの地域に、約100年前「農民信用組合」が組織され、この「二結穀倉稲農文化館」は、その事務所として1928年に造られ、1935年には「米倉庫」と「精米所」が増築されました。 日本統治時代の当時、精米されたお米は、台湾全土はもちろん、日本本土、南洋へも輸出をしていたそうです。 その後、農業が減退と建物の老朽化、さらに台風による屋根の被害のため、この建物は1983年に引退、保存され、2011年にリノベーションを終えると「二結穀倉稲農文化館」として一般開放されました。 水曜日休館、要入場料
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二結穀倉稲農文化館
入場券は切符になっていて、入場の記念になります! なんと、入場するとワンドリンクついてくるんです。(2022年7月現在) ドリンクは見学した後に、休憩しながらいただけますよ。
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二結穀倉稲農文化館
旧倉庫1階部分には、この地区のお米についてや以前のお米の保管についてなどの説明や展示があります。 このお部屋は、ここが以前はお米の倉庫だったということで、「こめへん」の漢字が壁にびっしり貼ってありました。 ついつい、すべて知っているかどうか一つ一つ確認してしまいました。(笑) 書けない漢字ばかりです。。💦
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二結穀倉稲農文化館
お米に関する展示の他にも、この地域のお祭りや昔の風習などについての展示もあります。 このお部屋は、お寺のお祭やパレードなどで見られる「三太子」という神様がいらっしゃいました。 こんな近くではなかなか見られないので、ちょっと、テンションが上がりました👆。
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二結穀倉稲農文化館
倉庫2階部分は、以前の農業で使用していた道具の紹介があり、この建築の構造も見ることが出来ます。
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二結穀倉稲農文化館
奥には精米工場だった場所があり、精米機の大きさに驚きました。 あんな高い位置から収穫したお米を入れていたんですね。。 以前の作業の大変さが伝わってきました。
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2012年にオープンした「台湾碗盤博物館」は台湾唯一の「お椀」や「お皿」の博物館。 博物館の創立者が、研究のために集めた台湾や世界のお椀やお皿のほか、陶器など約3万点以上のコレクションを展示しています。 時代によって変化してくお皿のデザインや、100年ほど前に流行した「マジョリカタイル」など興味深いものがたくさん並んでいます。 水曜日休館、要入場料
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台湾碗盤博物館
たくさんのお湯のみが並んでいる棚。 トンボやお魚のデザインのものや、シンプルなラインが引かれているだけのものなどあります。 普段あまりじっくり見ないので、ここではどんなのがあるかじっくり見てしまいました。
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台湾碗盤博物館
1920年ごろから1935年ごろに流行した「和製マジョリカタイル」。 当時、裕福な家庭の装飾に使用されていて、建物の壁や家具などにはめ込まれていました。 以前は、その当時に建てられた建築が解体され廃棄されていましたが、現在、その文化、芸術を残そうと、建物の保存やタイルの回収が行われています。 その一部がここでも展示されています。
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台湾碗盤博物館
台湾雑貨がお好きな方はご存じの「エビ皿」。 以前は、台湾のご家庭で普通に使用されていた「エビ皿」ですが、いまではコレクションにしたい骨董アイテムになっていますよね。 ここには大小さまざまな「エビ皿」が壁いっぱい! ワクワクしてしまいます。
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台湾碗盤博物館
他にも、各時代、各デザインごとに分けられた「お椀」や「お皿」、「陶器人形」などもたくさん展示してあります。
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「金車」は宜蘭に本社を置く台湾の食品飲料メーカーで、「伯朗珈琲(Mr.Brown Coffee)」が大変有名。 その食品飲料メーカーが、「宜蘭の良質の水を使用すれば台湾を代表する素晴らしいウイスキーが製造できるだろう」とここに工場を造り、2008年より「噶瑪蘭威士忌(カバランウイスキー)」の製造を開始、そのブランド名「噶瑪蘭(カバラン」は、以前、宜蘭一帯で生活していた台湾原住民族「噶瑪蘭族」に由来するものです。 「噶瑪蘭威士忌(カバランウイスキー)」は、これまで、各国のコンペティションに参加、多くの賞を受賞するなどその品質は世界でも認められています。
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金車噶瑪蘭威士忌酒廠 Kavalan Whisky Distillery
ウィスキー工場は見学が出来ます。 定時に工場ツアー(中国語・人数制限あり)があり、少人数であれば指定された時間と場所に集合すれば参加できます。 大人数の場合は、事前にネットでの申請が必要です。
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金車噶瑪蘭威士忌酒廠 Kavalan Whisky Distillery
館内に入った1つ目の展示室は、ウィスキーの基本知識を紹介するエリアで、ウィスキーの種類や製造工程、ウィスキー樽、熟成年数などの説明と展示があります。 勉強になります。
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金車噶瑪蘭威士忌酒廠 Kavalan Whisky Distillery
次は蒸留場をガラス越しに見ることが出来る通路です。 ポットスチルはスコットランドから輸入したもので初蒸留釜、再蒸留釜の約20個が、2つのエリアに分かれて配置してあり、この規模は世界でも大きな方だとのこと。 ポットスチルが意外におおきかったので、とても印象に残りました。 蒸留場の先を行くと、醸成庫を見ることが出来るエリアもあります。
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金車噶瑪蘭威士忌酒廠 Kavalan Whisky Distillery
製造工場を出て次の建物に進むと、ウィスキーの紹介と試飲コーナーになっています。 試飲は定刻で実施しているので、工場見学の後に私も試飲しました。 甘さがほのかに感じられ、飲みやすいウィスキーです。🍷
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金車噶瑪蘭威士忌酒廠 Kavalan Whisky Distillery
もちろん、販売コーナーもありますよ。 いろいろな種類が並んでいます。 どれにするか迷ってしまいますね。
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中華民国(台湾)の首都。 政治、経済、文化の中心地で、流行の発信地でもあります。 台湾本土の北部にあり山に囲まれた盆地の街ですが、近年の人口増加で、盆地の平地部分はほどんど都市化されています。 中華料理等のグルメや台湾スイーツ、台湾茶などの色々な食を楽しめる他、文化遺産建築や博物館などの歴史的価値のある物も多く、台湾では観光客が訪れる一番の都市です。