西向日の向こうには・・・
京都西向日の向こうには・・・
まいどまいど! 京都の向日市の南に位置する阪急京都線の西向日駅周辺には何があるのか、早速、散策してみました。 向日市では隣接する長岡京市と同様、都・長岡京の史跡がぎょうさん点在し、古の時代を散策することもできまんねん。 長岡京跡の遺跡を公園として整備され、現在は市民の憩いの場として親しまれている長岡宮朝堂院公園。 大極殿や朝堂院など長岡京内の建物は築地や回廊で囲まれていたといい、中央の柱筋が窓付きの土塀になり、外側と内側が吹き放ち通路となる複廊。 通路は儀式の際、参列者が列席とする場ともなった。 朝堂院の南面回廊は南門の両側に鳥が羽を広げた形に取り付き、豪華さを醸し出していたとか。 かつての時代を偲ばせつつ、散策してみるのもおすすめだっせ。 向日神社に隣接する向日天文館では天体観測室やプラネタリウムなどが設置。 プラネタリウムでは地球から見た星空や太陽系の姿、遠くの宇宙をめぐるリアルな映像を投影し、宇宙から見た星空やオーロラ・雨・雪などの自然現象も再現することができるというから凄い。
阪急電鉄京都本線の停車駅の一つ。 1928年、新京阪鉄道の高槻町駅(高槻市駅)と京都西院駅(西院駅)間延伸と同時に西向日町駅として開業。 1930年、京阪電気鉄道新京阪線の駅となる。 1943年、京阪神急行電鉄(阪急電鉄)の駅となる。 1949年、新京阪線が京都本線に改称。 1972年、西向日駅に改称。 新京阪鉄道は、当駅から分岐して伏見・山科の免許を有し、親会社京阪電気鉄道が山科から大津市馬場に至るまでの特許を有した。 京阪では、名古屋までの名古屋急行電鉄の構想を持ち、1929年には免許を取得したが1935年に失効。 当駅のホーム幅員の広さは、その分岐線計画を考慮して設計されたから。
長岡京跡の遺跡を公園として整備され、現在は市民の憩いの場として親しまれている。
大極殿や朝堂院など長岡京内の建物は築地や回廊で囲まれていた。 築地は土を築き高めた茅葺の塀のこと。 回廊は茅葺の廊下のこと。 中央の柱筋が窓付きの土塀になり、外側と内側が吹き放ち通路となる複廊。 通路は儀式の際、参列者が列席とする場ともなった。 朝堂院の南面回廊は南門の両側に鳥が羽を広げた形に取り付き、豪華さを醸し出していたとか
2020年、旧旅籠「富永屋」が解体された。 富永屋は1616年には当地にあったとされ、測量家・伊能忠敬や江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜も訪れた。
地域のスーパーマーケット。 1964年、設立。 京都産の旬の食材を使用した総菜や弁当が人気。
たけのこ寿司
たけのこ寿司。
古くは「松葉屋」の屋号を持ち、幕末まで醤油製造販売を家業としていた。 主屋の北に離れ座敷と土蔵を配し、裏庭も。 指定文化財は、主屋部分で、間口七間、梁間五間で、下屋を継ぎ足されている。 主屋七間のうち、南四間と北三間に棟を分け、外観はいずれも切妻造り、桟瓦葺。 門口には中央に大戸口を設け、その北側に格子の 出窓、南側に格子窓を設けている。
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山城国乙訓郡(現在の京都府向日市、長岡京市、京都市西京区)にあった古代日本の都城。 宮域跡は向日市鶏冠井町に位置し、「長岡宮跡」として国の史跡に指定。 長岡京は桓武天皇の勅命により、遷都して造営。 長岡京の近くに、全国からの物資を荷揚げする港「山崎津」を設け、小さな船に積み替えていた。
長岡宮
現在は一般開放されていて自由に散策することができる。
長岡京は784年から桓武天皇によって営まれた都。 遺構は朝堂院西方の宮殿の一部と推定。 礎石建物であるため、地覆石を設置し、基壇を構築。 地覆石が当初の姿で残る貴重な遺構。 曲水の宴を行った嶋院と朝堂院との間に設置された重要施設で、平安宮ではこの位置に豊楽院を置き、国会の重要儀式や饗宴を行ったとか。
本化日蓮宗の寺院。 山号は法性山。 1310年、日像は向日神社に題目塔を建立。 1470年、日成は石塔寺を建立。 1954年、石塔寺は日蓮宗から独立し、本化日蓮宗と公称。 文化財は鶏冠井題目踊(京都府指定無形民俗文化財)、鶏冠井題目踊保存会。
別名、向日明神。 祭神は 向日神、火雷大神、玉依姫命、神武天皇。 元々は向日山に鎮座する向神社(上ノ社)、火雷神社(下ノ社)という別の神社であった。 「火雷神社」は名神大社「乙訓坐火雷神社(乙訓神社)」の論社(他の論社は長岡京市の角宮神社)。 向神社は御歳神(向日神)が向日山に留まり、稲作を奨励したことに始まる。 718年、現在地に遷座。 火雷神社は神武天皇が大和国橿原から山背国へ遷った際、当地に火雷神を祀ったことに始まる。 継体天皇が乙訓宮を造った518年頃の創建。 718年の社殿新築にあたり玉依姫命と神武天皇を合祀。 784年、長岡京に遷都、その中心となる長岡宮は向神社の東の麓に作られた。
向日神社
火雷神社宮司は1221年、承久の乱の際に後鳥羽上皇側について敗れると、京都府福知山市にあった荘園「六人部荘」に隠れた。 1275年、向神社が火雷神社を併祭、向日神社と社名を改めて付近一帯の総鎮守となった。 当地はかつて西岡と呼ばれ、土一揆が行われる際には当社で終結してから京都に向かっている。 東京の明治神宮の本殿は当社の本殿がモデルとされ、当社本殿の1.5倍のスケールに拡大した設計となっている。
天体観測室やプラネタリウムなどが設置された天文館。 プラネタリウムでは地球から見た星空や太陽系の姿、遠くの宇宙をめぐるリアルな映像を投影。 宇宙から見た星空やオーロラ・雨・雪などの自然現象も再現することができるという。
輝夜くん
向日市天文館で活躍するマスコットキャラクター。 誕生日は、2月29日。 出身は、遠い宇宙の彼方の星らしい。
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