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ちょっとDeep台湾 客家文化に触れる、竹東・北埔1日旅

ちょっとDeep台湾 客家文化に触れる、竹東・北埔1日旅

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    観光

ちょっとDeep台湾 客家文化に触れる、竹東・北埔1日旅

台湾には古くから先住民が生活をしていましたが、地理的に中国福建省に近いため17世紀後半より福建から渡ってきて台湾に定住した「閩南(福建)人」が多く、現在の台湾の文化、風習はその「福建」の影響を大きく受けています。 「閩南(福建)人」の他にも広東から渡ってきた「客家人」もおり、その「客家」には特有の文化があり、桃園、新竹、苗栗地域で多くその文化を見ることが出来ます。 他の所では、中部では台中の東勢や雲林に、南部では高雄、屏東、少数で東部に分布しています。 台湾の著名人には「客家」出身の方も多く、中華民国(台湾)の現職の総統「蔡英文氏」もそのお一人で「南部客家」のご出身です。 今回はそんな「客家」の文化に触れる事が出来る、新竹県の「客家の街・竹東と北埔」の魅力をご紹介いたします。 新竹の交通の玄関、台鉄新竹駅から出発する1日旅です。 バスでも行けますが、乗り換えなども必要で時間がかかるので、車をチャーターされることをお勧めいたします。

このプランの行程

台鉄新竹車站(駅)

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19分

竹東天主堂

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1分

竹東伝統客家市集

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規模が大きな客家の伝統市場。 客家食文化特有の食材や日用品などがずらりと並ぶ、見るだけでも楽しい市場です。

2分

東陽醤油工廠

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伝統的な製法での手作り醤油です。

1分

蕭如松芸術園区

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著名な現代水彩画家、「蕭如松氏」の記念館です。

4分

舊事生活 Old & Crazy

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リノベーションされた建築のデザインがとても印象的なカフェです。

8分

意念工房

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木材を大切に思うオーナーさんの工房です。

4分

北埔食堂

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本格的な客家料理をいただけるレストラン。 お店もレトロ感が溢れています。

1分

北埔の街はそう広くありません。 徒歩でのんびり散策しながら観光できます。

北埔慈天宮

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北埔の信仰の中心。

1分

北埔老街

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客家の食材やお茶屋さんなどが並んでいる賑やかな通りです。

3分

鄧南光影像紀念館

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台湾撮影の先駆者「鄧南光氏」の記念館です。

1分

忠恕堂

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2分

姜阿新洋樓

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目を引く洋館。 外観の装飾も内部の造りも大変素晴らしいですよ。

1分

金広福公館

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1分

水井茶堂

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客家のおもてなしのお茶「擂茶」体験ができます。

36分

台鉄新竹車站(駅)

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このプランのスポット一覧

  • 新竹では最大規模の客家市場である「竹東伝統客家市集」。 ここ周辺は農林鉱産資源も豊富な場所であるため、以前は木材や鉱物の集散地となっていました。 現在は、周辺で収穫する農産物なども販売する竹東の台所となり400を超える店舗が並んでいます。

    • 竹東伝統客家市集

      竹東伝統客家市集

      毎日、多くの人がやってきます。 06:00くらいから営業をしている屋台もあり、朝食を目当てに来る方もいらっしゃいます。

    • 竹東伝統客家市集

      竹東伝統客家市集

      客家の食文化特有の食材、調味料も販売しています。 「オレンジソース」や「紫蘇梅」が並んでいます。

    • 竹東伝統客家市集

      竹東伝統客家市集

      お野菜の他にも、生活用品、お肉、海鮮類も!🐟 なんでも揃います。

    • 客家戯曲公園

      客家戯曲公園

      「竹東伝統客家市集」に埋もれてしまっていますが、お隣にはここで暮らす方たちの憩いの場所、「客家戯曲公園」があります。

  • 「竹東伝統客家市集」のお向かいにある教会で、壁に描かれている絵が印象的です。 1949年中華人民共和国の建国に伴い、共産党によって中国大陸から駆逐されたスペイン籍の神父がこの地に留まり、海外からの寄付によって建てたもので1954 年に落成しました。

    • 竹東天主堂

      竹東天主堂

      もともとは小さな教会でしたが、約30年前に増築されました。 ステンドグラスがとても綺麗です。

    • 竹東天主堂

      竹東天主堂

      大聖堂の右側にあるマリア像。 建てられた当時からここで見守っています。

  • 竹東駅隣の「竹東文創藝術村」にある軽食もいただけるカフェ。 「旧台鉄職員宿舎群」の一部を今風にリノベショーンしている店内は、とても魅力的。 建物を正面から見ると、新しく造られた部分が古い赤レンガの建物を囲むように建てられているようになっていますが、建物の側面と裏側は、古い赤レンガ建築が新しい建物を囲む不思議なつくりになっています。

    • 舊事生活 Old & Crazy

      舊事生活 Old & Crazy

      店内のテーブルや椅子は、一部で骨董品が使われています。 建築の造りと店内のデザインに引き込まれてしまう空間です。

    • 舊事生活 Old & Crazy

      舊事生活 Old & Crazy

      使用しなくなった窓を重ねて作っている芸術的なデザインの壁。 ついついパチリ。

    • 竹東文創藝術村

      竹東文創藝術村

      以前の「旧台鉄職員宿舎群」を再利用してオープンした「竹東文創藝術村」。 現在は残念ながら、オープン当初の賑わいはありませんが、ここにある建物のデザインは大変特徴的なので、竹東の「インスタスポット」になっています。

  • 昔ながらの製法で作った、手作りの客家醤油を販売している地元でも有名な店。 現在は、3代目のオーナーがその伝統を受け継いでいます。 お店の構えも、なんとなく懐かしい雰囲気です。

    • 東陽醤油工廠

      東陽醤油工廠

      お店の中は、柔らかなお醤油の良い香りが広がっていました。 お醤油は、じっくりと300日以上発酵させているそうです。 もう一つ、お料理に入れると風味が引き立つ「豆鼓」という調味料もここのお勧め商品で、購入して早速野菜炒めに加えて食べてみました!! とても美味しくて、ご飯も進みあっという間に食べちゃいました!

    • 阿金姐工作坊

      阿金姐工作坊

      客家の食文化では欠かせないオレンジソースが有名なお店。 みかんの収穫時期になると、オレンジソースを作るため毎日何十キロものみかん皮を手で剥くそうです。🍊

    • 阿金姐工作坊

      阿金姐工作坊

      有名レストランなども使用しているオレンジソース。 客家の食文化では、鶏のお肉やスペアリブ料理のソースとしてよく食べられていますが、サラダにかけても美味しくいただける万能ソースなのです。

  • 台湾で著名な芸術家、現代水彩画家の「蕭如松氏」の旧居と旧公務員宿舎群。 「蕭如松氏」は、新竹県を本籍とする客家の方で、日本時代に台北で生まれ、大学は故郷にある「新竹師範大学(現国立清大学)」に進学の後は、ほとんど新竹を離れることはありませんでした。 「蕭如松氏」が1992年に他界されてから、旧居は放置されてしまいますが、2004年、新竹県政府が補修計画を実施。 現在は5棟の日本式建物からなる「蕭如松芸術園区」に生まれ変わりました。 要入場料、火曜休館

    • 蕭如松芸術園区

      蕭如松芸術園区

      「蕭如松氏」が生前に描いた作品の展示や紹介、地方文化の展示、芸術や文化の交流の場となっています。 浴衣のレンタルもあり、日本体験も可能で、お食事やスイーツが楽しめるカフェもありますよ。☕

  • 廃材となった木材や台風で流れてきた漂流木なども大切な材料として作っている家具の工房。 工房は虫の鳴き声も聞こえてくる、自然ある環境にあります。  オーナーさんの父親が集材の仕事をしていたため、幼いころから木材に触れていて、父親が他界した翌年にこの工房を立ち上げたそうです。 完成品は各地の展示会に参加したり、美術館などにも展示され、現在ではテレビ、雑誌などメディアでも大きく取り上げられています。

    • 意念工房

      意念工房

      店内には、木材の元来の形を活かしてデザインされた家具が並んでいます。 釘は使わない組み立てを行っているそうです。

    • 意念工房

      意念工房

      家具だけでなく、ブックスタンドやフルーツディッシュなどもありました。

  • アプリで地図を見る
  • 本格的な「客家料理」が食べられる北埔で有名なレストラン。 お茶で有名でもある北埔、お料理がおいしいのはもちろん、レストラン特製の「アイスオリエンタルビューティー」も人気なのです。 お食事をしながら、おいしいアイスウーロンティーもぜひどうぞ。

    • 北埔食堂

      北埔食堂

      レンガ造りの古い建物の店内はレトロ感が満載のつくりになっています。 テーブルや家具も年季が入っています。

    • 北埔食堂

      北埔食堂

      伝統的な客家料理です。 「客家小炒(豆干、するめ、豚肉炒め)」、「肥湯炆筍乾(筍と豚ロースの蒸し物)」、「豬腸炒薑絲(ホルモンの生姜炒め)」などが有名です。 鶏のお肉には、客家の「オレンジソース」がとても合います。

  • 19世紀に入り広東恵州から台湾に移民した「客家人」である「姜秀鑾」と竹塹城(現新竹市)の「閩南(福建)人」である「周邦正」によって開墾が始まった「北埔」。 「北埔慈天宮」は、「姜秀鑾」により1840年に建立された「観音菩薩様」を祀っているお寺で、ここ「北埔」の信仰の中心となっています。 お寺の前にある広場は、お祭りが行われる際の場所として利用されています。

    • 北埔慈天宮

      北埔慈天宮

      台北の廟やお寺に比べると参拝をしている人が少なく、時が穏やかに流れている感覚になってしまいます。 お寺の彫刻や装飾もうつくしいので、そちらもゆっくりとご覧ください。

    • 水堂

      水堂

      以前民宿だった所で、現在は開放されていません。 この建物の壁は、瓦を並べて造られている珍しい建物ですので、慈天宮付近の路地を散策の場合に、覗いてみてください。

  • 客家文化の街で、お茶の産地でもある「北埔」。 その老街には、客家料理の食材のお店やお茶を楽しめるお店が並んでいて、その付近には、19世紀に入りこの地の開拓が開始された時に建てられた建築物や廟があります。 大きな街ではありませんので、ゆっくりを散策をしながら十分に「客家文化」に触れる事が出来ますよ!

    • 北埔老街

      北埔老街

      手作りのかごがずらりと並ぶお店。 カラフルで大小さまざまな手提げなどもあり、足を止めてしてしまいます。 竹で作られた食卓カバーが気になってしまいました。。。

    • 北埔老街

      北埔老街

      実はこの一帯は柿の産地でもあるんです。 秋から冬の初めにかけて、「北埔老街」には「柿餅(干し柿)」が並びますよ。

  • 1907年「北埔」に生まれ、後に撮影の先駆者と呼ばれた「鄧南光氏」の記念館。 「鄧南光氏」は17歳の時に日本本土に渡り、日本の教育を受け、大学は「法政大学」に進学、そこで「写真クラブ」に所属したのが写真を始めたきかっかけで、台湾に戻った後は、当時の台湾の街の日常や、変わりゆく時の瞬間を撮影し続けたそうです。 要入場料 月曜休館

    • 鄧南光影像紀念館

      鄧南光影像紀念館

      1920年ごろに建てられたこの建物は、以前は「鄧南光氏」の長男が開業した「鄧世源醫院」として使用されていました。 2009年に「鄧南光影像紀念館」となり、2019年にリニューアルオープンしました。

    • 鄧南光影像紀念館

      鄧南光影像紀念館

      本館の横に建てられたスペースが展示室になっていて、期間限定で「鄧南光氏」の作品を展示しています。

    • 鄧南光影像紀念館

      鄧南光影像紀念館

      本館の入口部分は「鄧世源醫院」だったころの診察受付も再現されています。

  • 1922年に建てられた「曾成統氏」の邸宅。 「曾成統氏」は、清の光緒年間に科挙(官僚登用試験)に合格した秀才「曾學熙氏」の後代で、商いを営み成功をおさめこの「三合院式」の邸宅を建てました。 「三合院」とは中国や台湾の伝統的な建築スタイルで、建物はコの字型をしていて中央部分はお庭になっています。 しかし、建物の向きが風水的に良くなく、門の方向を変えたため、敷地への入口が斜めなっているのが大変印象的です。 2005年に新竹県の歴史建築に登録、補修工事が行われ近年一般に開放されるようになりましたが、事前予約制で10名以上の団体を受け付けています。 要入場料(金廣福と共通)、月曜、台湾の祝日休館

    • 忠恕堂

      忠恕堂

      当時の家具などが展示されています。 以外に内部は簡単な造りなんですね。

    • 忠恕堂

      忠恕堂

      こちらのお部屋は少し洋風です。

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  • 「北埔」の街歩くと、目を引くこの洋風の建物は、茶葉販売業を営んでいた「姜阿新氏」の邸宅兼外国商人の接待所で、1949年に建てられました。 その後、経営は思うようにいかず、1959年この建物は抵当として「台湾省合作金庫」に差し押さえられ後、倉庫などに使用使用されます。 2012年にここが売りに出されると、後代によって買い戻されたと同時に補修工事も行われ、元来の洋館の美しさを取り戻しました。 2016年より一般開放され、当時の豪華な様子を垣間見ることが出来ます。 要入場料、週末のみ入館可。 火・水・金曜日は事前予約が必要で30名以上の団体を受け入れています。

    • 姜阿新洋樓

      姜阿新洋樓

      外観の装飾も素晴らしく、内部も大変豪華な造りになっています。 写真は1階のリビングルーム。 2階に続く階段や浴室にはタイルが敷き詰められていておしゃれ。 ピアノのお部屋もありますよ。

    • 姜阿新洋樓

      姜阿新洋樓

      内部の装飾も縁起の良い物が天井や壁などいたるところに施されています。 写真は「蝙蝠」をかたどったもので、「幸福」が訪れるようにとの思いが込められています。

    • 姜阿新洋樓

      姜阿新洋樓

      茶葉を取り扱っていた会社「永光股份公司台北事務所」の看板も展示されていました。

  • 19世紀に入り広東恵州から台湾に移民した「客家人」である「姜秀鑾氏」と竹塹城(現新竹市)の「閩南(福建)人」である「周邦正氏」によって開墾が始まった「北埔」。 開墾当時は、ここで生活をしていた先住民との衝突もたびたび起こっていました。 そのため武装開墾組織を結成し、その本部として1835年に「金廣福公館」は建てられました。 その名前の「金」は「財運」を、「廣」は「広東」を、「福」は「福建」を意味しています。 現在は開放されていますが、事前予約制で10名以上の団体を受け付けています。 要入場料(忠恕堂と共通)、月曜日、台湾の祝日休館。

    • 天水堂

      天水堂

      「金廣福公館」の前にある、「北埔」を代表する建物。 1835年に建てられた「姜秀鑾氏」の邸宅で、現在も子孫の方がお住まいなので、残念ですが一般開放はされていません。 美しい建物ですので、外観を是非ご覧ください。

  • 客家の食文化の中で、古くから人をおもてなしする際に飲まれていた「擂茶」の体験が出来るお茶屋さん。 北埔東方美人茶やオリジナルの水井茶、軽食なども楽しめますが、せっかく「客家」の街に来たのですから「擂茶」体験を! お店は、北埔でも有名な古跡「天水堂(目下非開放)」の敷地内に造られた「新竹女子中学校」初代校長を務めた方の別宅で、1930年ごろに建てられた、大変味のある和洋折衷の建物です。

    • 水井茶堂

      水井茶堂

      店内は古民家のレトロな雰囲気。 個人的に大好きな空間です。 入口横には、北埔東方美人茶の茶葉やお茶請けのお菓子も並んでいます。 小さな湯呑などもありました。 オーナーさんは北埔の回想録も執筆されています。

    • 水井茶堂

      水井茶堂

      材料となる、ピーナッツ、ごま、カボチャの種などを入れ、このようにしっかりとすり鉢ですります。 ピーナッツの油が出て、少し粘るくらいまで頑張ります。 動画は5人分です。

    • 水井茶堂

      水井茶堂

      材料をすり終えたすり鉢にお湯を注いでよく混ぜて、ポン菓子と緑豆ペーストが入った湯飲み茶わんに注いで出来上がり。

    • 水井茶堂

      水井茶堂

      お茶なのに、もぐもぐ。。 大変おいしくいただきました。

  • 清の時代末期にはすでに鉄道は台湾北部の港町基隆から新竹まで通っており、ここ新竹駅は1893年に開業しました。 現在の駅舎は台湾に存在している最古の駅舎で1913年に完成したものです。 土地再開発で再建が各地で行われていた1990年代に、この駅の保存運動が行われ台湾国定史蹟建築に指定されました。

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