
ちょっとDeep台湾 幻想的な日月潭を感じ台湾原住民の文化にも触れる1泊2日
海外ちょっとDeep台湾 幻想的な日月潭を感じ台湾原住民の文化にも触れる1泊2日
日月潭は台湾の中央にある南投県にあり、その南投県は海に面していない内陸県で、緑に囲まれた自然多い所です。 台湾原住民も多く暮らしており、その文化に触れることが出来るところでも知られています。 また、南投県はお茶の栽培でも大変有名なところで、台湾ウーロン茶の他、日月潭はおいしい紅茶の産地でもあります。 今回は、その自然に恵まれた南投県とここに暮らすサオ族(邵族)をはじめとする台湾原住民、地元の新鮮食材を利用したレストランなど、日月潭周辺の見どころを巡り、満喫する1泊2日の旅です。 南投県、日月潭は公共交通が都市部に比べると不便ですので、台中市などからタクシーなどをチャーターすることをお勧めいたします。 是非、都市では見ることが出来ない台湾の自然を体験、味わって下さい!! (※原住民という名詞は現地の呼称で、ここでもそのまま記載しております。)
このプランの行程
初日
新幹線 約50~60分
7分
新幹線台中駅の近くにあるので、まずはカラフルアートのレインボービレッジを見に行きます。
50分
台湾の中央部にある自然に恵まれた南投県の有名なレストラン。 山の幸をふんだんに使った昼食をいただきます。
25分
台湾原住民のテーマパーク。 原住民の文化に触れる事が出来ます。
ロープウェイ 約10分
九族文化村内のロープウェイ駅(観山楼)からロープウェイに乗って日月潭へ移動します。 ロープウェイからの景色も素晴らしいですよ。
ロープウェイ日月潭駅の目の前は美しい景色が広がります。
8分
三蔵法師の遺骨が奉安されています ここからの眺めも素晴らしいですよ。
23分
遊覧船が停泊する波止場の街です。 お土産屋さんやレストラン、コンビニが並んでいます。 ホテルへ行く前、お買い物などをするならここで。
3分
二日目
台湾の紅茶の父と呼ばれている方の記念碑です。 興味がある方はどうぞ。
8分
日月潭の観光の発信地です。 建物も大変魅力的です。
6分
日月潭遊覧船のプチクルーズへ出発です。
9分
9分
ここでも地元の食材にこだわった料理が食べられますよ。 隠れ家のような雰囲気が魅力なレストランです。
3分
日月潭は紅茶の産地でもあります。 おいしい紅茶を味わってみてくださいね。
10分
日本から運ばれ移設された紙の教会があります。 地震被災地として日台交流の拠点です。
42分
新幹線 約50~60分
このプランのスポット一覧
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日月潭は台湾のほぼ中央にある台湾最大の湖。 日月潭には邵(サオ)族の最高の祖霊地「ラルー島(珠子山)」という小島があり、これを境に東側が「太陽」、西側が「月」の形をしているのが名前の由来になっています。 また、日月潭は素晴らしい景色のみならず、日本統治時代にこの水源を利用した水力発電所が建設され、現在も発電がおこなわれているんです。 台湾を代表する景勝地の日月潭。いつも幻想的な違った姿が見られる大変魅力的なところです。
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日月潭の遊歩道
日月潭の辺りには遊歩道、サイクリングロードが整備されています。 美しい水面を戻りながらの散策は最高ですよ! 日月潭でサイクリングを楽しむ人もたくさんいらっしゃいますので、散策の時にはご注意下さいね。
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カラフルアートで大人気の観光スポットレインボービレッジ。 以前は国民軍の住居でしたが、建物の老朽化などの理由に取り壊しされる予定でした。 2008年、ここで暮らしていた「黄おじいさん」が壁にペンキで思いついた絵柄を描き始め、路地の中にも、地面にも描かれていきました。 描いた理由が「退屈だったから」というのがおちゃめ。 それがSNSなどで話題となり、多くの人から建物を保護する声が高まり取り壊し計画は中止、世界中から人が集まる観光地となりました。
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彩虹眷村
カラフルな絵の中には縁起の良い言葉も書かれています! ここは「開花富貴」。自分の才能や魅力を開花させ、何事においても豊かな人生になる。という意味です。 この絵を見て元気をもらいました!
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彩虹眷村
小さな所まで細かく、一つ一つがかわいい😍
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南投県埔里にある有名なレストラン。 地元の農家の方が栽培する新鮮な食材を使用してのお料理は大変おいしく、有名人も食べに来るほど。 地元の人から愛されているだけでなく、郷土料理を味わえ、キャパも大きなレストランなので、国内外のグループも利用している知名度の高い所です。
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金都餐廳 郷土料理
地元の食材をふんだんに利用した料理。 素材は新鮮で食べやすい味付けなので、箸が進みついつい食べ過ぎてしまいます。
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店內
広く清潔な店内。 とても有名なお店で南投へ行けば寄りたいレストラン。 料理教室の施設もあり、海外からのお客様とも料理交流などを行なっています。
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九族文化村は、台湾原住民のテーマパーク。 台湾には現在政府が認定している民族が16民族あり、まだ認定されていない民族もあります。 ここがオープンした際、まだ9民族の分類しかされていなかったため名称が「九族文化村」に。 園内は各民族の紹介やイベントだけでなく、アミューズメントワールドもありアトラクション等も楽しめます。 要入場料。
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九族文化村 原住民集落
住居、穀物倉庫なども作られ、各民族の文化、習慣を紹介しています。 同じ台湾で暮らす民族ですが、それぞれ異なっているんですね。
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桜花大道(桜通り)
園内には数千本の山桜が植えられていて1月末から2月が見頃で、東アジアで一番早くお花見が出来る所です。 お花見シーズンには「九族桜祭り」も行われ、夜はライトアップされた神秘的な光景も見られます!
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原住民のパフォーマンス
園内にはいくつかの劇場があり、原住民のパフォーマンスを鑑賞することが出来ます。 各劇場の公演時間を確認して、是非ご覧ください!!
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九族文化村(観山楼)ロープウェイ駅
九族文化村と日月潭駅へ結ぶロープウェイ。 緑と日月潭の景色を見ながら約10分で日月潭駅へ移動できます! 月に1度メンテナンスが行われますので、確認をお忘れなく。
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九族文化村と日月潭を結ぶロープウェイ。 全長約1900m、高さ最大142m、約10分で移動し、山の緑と日月潭の景色を上から楽しむことが出来きますよ!! ロープウェイのメンテナンスが月に一度行われますので、メンテナンス日の確認をお忘れなく。
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ロープウェイからの日月潭
ロープウェイから見る日月潭。 水位が少し下がっていた時の写真ですので、地肌が見えています。。 本来はもっと美しいですよ。
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日月潭ロープウェイ駅
86個のゴンドラが行き来しています。 少数ですが、足元がガラス張りのゴンドラもあり、下の様子を見る事が出来スリル満点です。
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1965年に設立された「三蔵法師」を祀っているお寺で、「三蔵法師」の遺骨と金の仏像が奉安されています。 また、日月潭の周辺の観光スポットでは最高点にあるので、ここからの日月潭の景色を望む人も少なくありません。
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玄奘寺
日中戦争中に日本軍が「三蔵法師」の遺骨を南京で発見、日本に持ち帰り埼玉県の慈恩寺に奉安されたと言われています。 戦後に日月潭のほとり近くにある玄光寺に移され、その後、国の宝物として玄奘寺にて祀られるようになり現在に至ります。
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日月潭には4つのハーバーがあり、遊覧船が出ています。 中でも水社ハーバーは日月潭で一番賑やかな所で、地元料理レストラン、記念品店、コンビニなどが並んでいます。 夕食はここで先住民(原住民)料理を味わってみてもいいですね! それと宿泊ホテル周辺にはコンビニがありません。必要な物が有ればここで購入してホテルへ!
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日月潭プチクルーズ
日月潭遊覧は大変人気。 途中の港で下船しなければ、50分~60分間のゆっくりとした船の旅です。 日月潭には邵(ツオウ)族の最高の祖霊地「ラルー島(珠子山)」という小島があり、プチクルーズでもその島を見ることが出来ます。
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サンムーンレイクホテル(日月潭大飯店)は、日月潭のほとりに立つホテルで、レイクビューのお部屋からは美しい日月潭を望むことが出来ます。 ホテルの敷地から日月潭の遊歩道に通じているので、朝、夕方など散策もでき、自転車レンタルも行っているので、サイクリングを楽しんでもいいですね。
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ホテルロビー
ロビーには邵(ツオウ)族が日月潭に定住する理由となった伝説「逐鹿日月」にちなんだ絵があります。 その昔、邵(ツオウ)族の祖先が狩りで鹿を追って阿里山を越えて日月潭に来ましたが、鹿は日月潭に飛び込み姿を消しました。その晩、妖精に生まれ変わった鹿が夢枕に現れ「日月潭は生活するのに最適な所」であることを伝え、その後、邵(ツオウ)族はここに移住したと伝えられています。
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客室
清潔で広い客室。 夜は大変静かで心地よく、ぐっすり眠れます。
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桂月坊レストラン
ビッフェスタイルのレストランで、朝食はここで。 昼食、夕食の時間帯にもビッフェがあるので、ホテルでゆっくりしたいという方は、ここでの夕食をお勧めです。
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元来は大正初期に日本人「伊藤氏」が建て「涵碧楼」と名付けた住居でしたが、その後、水力発電所の建設で日月潭の注目も高まり、日本人高官の保養所になりました。 1923年、裕仁皇太子(昭和天皇)が台湾を視察に来られた際、休憩所に指定。これを機に増築が行われ8室客室、レストラン、会議室が造られ政府が使用する宿泊所となり、戦後には、国民政府初代総統「蒋介石」の別荘にもなりました。 このような経緯を経て現在の姿となり、2003年に高級リゾートホテルとしてオープンした歴史あるホテルです。 日本時代の建物の一部も敷地内に残っていますよ。 デラックスな宿泊をご希望の方にお勧めのホテルです。
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客室
エレガントなデザイン。 全ての客室がレイクビューで、贅沢な空間で日月潭の景色を見ることが出来ます。
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プールサイド
日月潭と一体化するプール。 ここでのんびりする、ちょっと贅沢な時間。
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東方レストラン
洋食のレストランで、朝食はここで取ります。 他にも、中華レストラン、日本料理レストランもあります。 ここで、優雅な夕食もいいですね。
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新井耕吉郎は日本時代の農業技師で、台湾各地の茶畑の土壌や気候の調査を実施、日月潭湖畔の山の中腹が紅茶の栽培に適していると確信し、魚池紅茶試験支所(今の茶業改良場魚池分場)を造り紅茶栽培、研究を始めました。 戦後も、家族を日本に帰し、本人は台湾に残り技師として紅茶栽培に尽力、現在、「台湾紅茶の父」と呼ばれています。
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新井耕吉郎氏绍介
新井耕吉郎についての紹介が記念碑の横にあり、日本語でも書いてあります。
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茶業改良埸への道
新井耕吉郎紀念亭は茶業改良埸の入口の前にあります。 この茶業改良場の案内表示から車で約2分の所にあります。
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日月潭の風景と周囲の緑と一体化する個性的な建物。「桃園空港第一ターミナル」も手掛けた日本の建築家「團紀彦氏」が設計したもの。 ここ「向山ビジターセンター」は、日月潭の観光の発信地で日月潭についての説明が詳しく展示されていますよ。 建物のつくりも大変面白くちょっと探検! 絶景の日月潭を眺めることの出来る屋上は、写真好きの人が集まるスポットにもなっています。
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ビジターセンターよりの日月潭
ここから望む日月潭も大変綺麗! ビジネスセンターの人工池と日月潭を重ねて見るアングルは素晴らしいです。 写真は少しお天気の悪いときの物ですので少々分かりにくいですが、晴天日のこのアングルは最高です!
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遊歩道
日月潭の畔に造られた遊歩道。 この区間は柵や手すりもなく、歩くときに注意が必要ですが、日月潭の水面がすぐ目の前です。
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日月潭の畔
ここの遊歩道から、こんなに近い日月潭の写真も撮ることが出来ます。
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日月潭を代表する観光地の文武廟。 学問の神様「孔子」と商売の神である「関帝(関羽)」が祀られています。 学問の「孔子」を「文」、「関帝(関羽)」は武勇に優れていたことから「武」とし、「文武廟」と呼ばれています。 ここから見下ろす日月潭も絶景ですよ。
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日月潭 文武廟
大牌楼をくぐるとすぐ左右に大きな石獅子が迎えてくれます。 この大きさに圧倒です。
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文武廟 祈りの泉
コインが泉の中にある2つの台に載れば願いが叶うと言われています。 私も願いを込めて投げてみました。そして、ご利益をいただくことが出来ました!
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文武廟よりの日月潭
文武廟にある一番奥の建物の屋上は展望台で、そこから眺める日月潭はとても素晴らしいです。 廟の黄色い屋根と日月潭の青が、一度見ると忘れられないほど美しい景色です。
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地元の食材を使い、伝統料理に新しい調理法を加えた料理をいただけるレストラン。 「美味」「新鮮」「健康」「化学調味料使用しない」がオーナーがこだわる経営理念。 レストランの雰囲気も、お料理も現地の人に人気のレストランです。
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レストラン外観
森の中にある、隠れ家のようなレストラン。 建物も地球にやさしい素材で作ったグリーン建築なんです。 レストランの入口が道路に面していないので、大変静かな雰囲気がいいですよ。
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一味無二レストラン 郷土料理
豊かな地元食材を使った郷土料理のお店。 素材が生きる調理で日本の方でもお口に合う味付けなので、おいしくていつも食べ過ぎてしまいます。
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店内
店内は大変明るく、外の緑、木々を眺めながらお食事をすることが出来ます。 自然に囲まれてのお食事で、お腹は満たされ、心はリラックス!
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日月潭の茶葉、紅茶の良さを知っていただくための茶葉工場。 日月潭の紅茶栽培の歴史はもちろん、製茶過程の説明や、お茶の試飲などがあるほか、8人以上で「お茶の葉揉み」や「紅茶ピザ」等の体験(要予約)が出来ます。 2階には商品販売コーナーもあり、日月潭産の紅茶の購入もできます。お土産にもいいですね! 要入場料。
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製茶工場
建物の1階には、製茶工場があり、時間によってその製茶過程を見ることが出来ます。 1日2回、定時のガイドツアー(中国語)があります。
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茶葉蛋
3階のお茶の大変スペースでは、紅茶試飲とここで収穫される紅茶で煮込んだ「茶葉蛋」の試食が出来ます。 日本の人はちょっと苦手な方もいますが、ここの「茶葉蛋」はクセがなく、紅茶の香りがほのかに香り食べやすいですよ。
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軽食コーナー
試飲の時にも出される紅茶葉で煮込んだ「茶葉蛋」も販売しているほか、HOHOCHA特製のアイスクリームを販売しているブースもあります。
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ドリンクスタンド
おいしい紅茶を使ったドリンクスタンドも併設しています。 せっかく紅茶の産地に来たのですから、一杯どうぞ。
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1995年、阪神・淡路大震災で被害を受けた日本の神戸市に紙管を使用し造られた仮設集会所兼聖堂。 2005年新聖堂が完成すると、仮設集会所兼聖堂は解体され、1999年に921大地震で大きな被害を受けた南投県埔里鎮桃米村に2006年に移設。 被災復興の交流拠点となり、台湾では「紙教堂」と呼ばれています。 要入場料。
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紙教堂(ペーパードーム)
紙でできているとは思えないほど、しっかりした美しいつくり。 1999年の大地震から復興を遂げた力強さを感じます。
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紙教堂(ペーパードーム)園内 日本式建築
レストランや記念品を販売している建物。 この周りには池があり、この土地の生態についても知ることが出来ます。 自然生態も守られているんですね。
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夜の紙教堂(ペーパードーム)
夜のペーパードームはちょっと違った幻想的な雰囲気を醸し出します。 夕刻にはその移り変わる姿をカメラに収めようと、多くの人が集まります。
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台湾鉄道、台湾高鉄(新幹線)、MRTが乗り入れており、バスターミナルも隣接。駅の2階フロアーと駅横の地下街にはグルメストリートがあり大変便利!
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中部台湾で重要な交通拠点。 台中市内からは車で30分ほど離れていますが、隣接している台鉄「新烏日」駅から電車で移動できるので大変便利。 また、隣の県「彰化」、「鹿港」、南投県方面のバスも1階のバス乗り場から運行しているので、バスの時間に合わせて新幹線を利用すれば便利ですよ。 地方は公共交通が都市部より不便ですので、ここからタクシーをチャーターするのもいいですよ。