
【五島列島】福江島から行く奈留島・半日コース🛳
長崎【五島列島】福江島から行く奈留島・半日コース🛳
長崎の西側に浮かぶ離島、五島列島。 潜伏キリシタンによる歴史の面影が色濃く残る遺産の数々と自然豊かな環境が魅力で、近年は人気の移住先としても注目を集めています👀 そもそも、「五島」とは約80kmにわたって点在している大小150余りの島々から構成される群島を指すもの。ほぼ全域が国立公園に属しているとされ、そのエリアは大きく分けて「上五島」と「下五島」の2つに分けられています⛰ 今回ご紹介する奈留島は、下五島に属する人口約2,200人の小さな島です。 この島には「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産である江上天主堂をはじめ、様々な見どころがあります。 半日から1日あれば一周できるほどの大きさなので、周辺の島から日帰りで訪れるのに最適な観光地ですよ。
このプランの行程
9:45発🚢
船
10:15着🚢
1分
レンタサイクル🚴♀️1,500円/日
25分
内部の見学は事前予約必須
20分
1分
自転車
急な坂道を登った先にあるので途中から歩いて行きましょう🚶♀️
自転車
7分
14:20発🚢
船
14:50着🚢
このプランのスポット一覧
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今回の日帰り旅行は、下五島にある福江島を観光拠点にしました🚢福江島から奈留島には、島の東側に位置する福江港からフェリーを利用してアクセスします。 上五島から行かれる場合は、B以降の行程をご覧ください。
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福江港にてチケットを購入
奈留島行きのチケットは福江港ターミナル内にある乗船券売り場で購入できます。 2021年11月時点では、片道800円でした💰 フェリー乗り場はターミナルの建物から歩いて2分ほどの場所にあるのですが、船着場が2ヵ所あるうえに行き先の表示が紛らわしいので出港時刻の10分前にはチケットの購入を済ませておくことをおすすめします🎟
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奈留島へ出発🚢
ここでは、私が実際に利用したフェリーの便をご紹介します。 「奈留島にどれくらい滞在したら良いか分からない」という人はぜひ参考にしてみてくださいね。 【福江→奈留】ニューたいよう 9:45発 10:15着 【奈留→福江】ニューたいよう 14:20発 14:50着
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奈留港に到着🚢 今回ご紹介するプランの所要時間は約4時間半です。 昼食や休憩時間も含まれているので無理なく行動できると思います。 帰りのチケットは念のため、出港直前に購入するのが良いでしょう。万が一乗り遅れても、ニューたいよう以外のフェリーを利用して福江島に戻ることが可能です。
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奈留港のターミナル内には、奈留島港レンタカーのデスクがあります。 1日 1,500円で電動自転車をレンタルできるので、島内を散策するのにおすすめですよ🚲決済は現金のほか、電子マネーやクレジットカードも受け付けていました。 福江島でレンタルしている電動自転車に比べ、サイズ自体が大きいので楽に移動できるという印象でした。 ギアなしは1,000円、ギア付きは1,200円でしたが+300〜500円で電動自転車を選べるのなら、もはや電動一択ですよね笑
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滞在時間の目安は約4時間半🕐
奈留島ではキツい坂道にちょくちょく遭遇したので、電動自転車をレンタルして良かったと思います。 滞在時間は4時間半と短いので、常に電源をONにしていてもバッテリーは保ちますよ。 電動自転車は車体が重いので、平地でも電源を入れておくと楽に行動できます。 ただし、江上天主堂周辺を除くほとんどの場所はフラットな上に道路も整備されているので、ロードバイクを持ち込んでも大丈夫だと感じました。
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途中に広がる絶景に感動
真夏の正午だったら、絶対に「船が浮いているように見えるあの現象」が起きてしまうだろう!というような透明度の高い海🌊 港から江上天守堂へと向かう途中はこんな絶景がひたすら続きます。
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穏やかな海に癒されるひと時
やはり離島は海が綺麗ですね。 天気が悪くても観光そのものは楽しめますが、やはり自然の美しさを満喫するなら晴れた日に訪れたいですね!
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世界文化遺産「奈留島の江上集落」の構成資産として知られ、国の重要文化財に指定されている木造建造物。 奈留島はもちろんのこと、五島列島で最も有名な建造物の1つに数えられる大変重要なキリスト教の教会として親しまれています。 創建は1906年で、江上集落の4家族から始まったとされています。現在見られるのは1918年に建てられたもので、信者がキビナゴ漁で集めたわずかな資金を元手に完成されました。 教会の建設に必要な費用は2万円(現在の7,000万円に相当)に及んだそうで、少しでも安く抑えるためにステンドグラスの装飾を自ら施すなど至るところに節約の工夫が見られるのが特徴。
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内部見学は事前連絡が必要
江上天守堂の見学は事前予約が必要です。 見学は月曜を除く週6日、9:00~12:00および13:00~15:30の時間帯に行うことができます。 見学自体は無料ですが「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター」に事前申し込みをする必要があるため、観光しに訪れる際は必ず連絡するようにしましょう。 申し込みは電話およびインターネットから行うことができます。(2日前まで)
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高床式の構造に注目
江上天守堂はよく見ると、本土の教会には見られないような興味深い特徴がいくつもあるのが分かります。 例えば、床下はこのように少し高くなっているのですが、これは木造を建物を湿気から守るための工夫なのだそう。 また、屋根の上に十字架がないのも江上天守堂ならでは。これは教会が風が強い場所に位置していることに関係しているのだとか。 ちなみに、内部の撮影はNGなので写真はありません。
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島の中心部まで戻ってきました🚲 こちらは比較的新しい建物ではありますが、島の歴史を感じるならぜひ訪れておきたいスポットです。 ここは江戸時代末期に、長崎本土の大村藩(現在の長崎空港辺り)から移住した潜伏キリシタンたちが禁教が解かれた後に建てたといわれる教会です。 創建されたのは1926年の出来事ですが、建造物そのものの台風に対する耐久性の低さを理由にその約30年後に信徒たちの手によって解体されました。 現在見られるのは1961年に建てられたもの。 内部は自由に見学することができます。
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ローカルな雰囲気が漂う食堂でお昼ごはん。 このお店の名物は「唐揚げちゃんぽん(850円)」。邪道だと思う人も居るかもしれませんが、せっかくなので注文してみました。 気になるお味は素朴でどこか懐かしさを覚えるような感じでした。唐揚げが3個付いてくるので、結構ガッツリとした食べ応えでボリュームがあります。 ちなみに、ライスセットは+150円です。 朝から動いていると結構お腹が空くので、ちょうど良いタイミングに立ち寄れました。
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この島にある奈留高校の校歌は、なんと人気歌手・松任谷由実によって作られたそう。 ある日、ユーミンがDJをつとめるラジオ番組にとある女子生徒が「自分たちの学校には校歌がないので作ってほしい」と手紙を送ったそう。この歌碑は、彼女の要望に応えてユーミンが校歌をプレゼントしたことを記念したものです。 学校の敷地内にあるのですが、密かに観光スポットとして人気があるのだとか。歌碑は校門を通り過ぎてすぐ左手に位置しています。 「不審者に思われるかな?」と感じましたが、学校関係者の方も当たり前のような対応だったので、恐らくこれを見に訪れる観光客は多いのだと思いました。
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最後は、島の南部に突き出た部分にある奈留千畳敷を訪れます。 ここは舅ヶ島(しゅうとがしま)海水浴場から小島へと連なる広く平坦な岩礁で、畳が千枚くらい敷けそうな広さを誇ることから「千畳敷」と名付けられたのだそう。 地図で見ると半島状の地形を囲むように道が敷かれているように見えるのですが、ここを横断する道は細い砂利道で車1台分ほどの広さしかありません。 自転車で通ってみたのですが、舗装されていない箇所が目立ちました。運が悪いとタイヤがパンクしてしまう可能性があるので、半島の東側の道だけ通ってまっすぐ千畳敷に向かうのが良いでしょう。
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