京都の新しい観光名所 三条通 前編
京都京都の新しい観光名所 三条通 前編
江戸から京へと続く「東海道五十三次」の終点三条大橋。 古くは豊臣秀吉の命により大改修が行われ、その後も旅人にとっては欠かせない要路でした。 江戸から京まで、また京から江戸まで約490kmもの道のりを徒歩で旅をする。 その旅人のゴールであり、スタートでした。 現代では流行のオシャレなお店や京都独特のものを扱うお店が次々とオープンし、 若い方から年配の方まで年齢を問わず楽しめる通りとなっている「三条通」。 その三条通を西から三条大橋に向けて、ぶらっと散歩してみることにします。
スタートは三条通の烏丸通西からです。 まず目に付く一風変わった建物。 何やらいい香りが。 っと思ったら中国茶や韓国茶が味わえるアジアンテイストなお店でした。 店内はゆったりと座れ、リラックスできました。 TEL 075-253-1456
そのすぐ隣りの角に建つ「文椿ビルヂング」。 ここにはインテリアショップや和雑貨のお店、ご飯やさんなどいろんなお店が入っています。 ひととおり見て回るだけでも楽しめました。 大正時代の洋風建築が大人っぽい。 粋な空間に変身した"文春ビルヂング"。 元は「木骨コンクリート」という珍しい工法で建てられた1920年築のオフィスビルだった。
えいたろう屋
1F入ってすぐにある「えいたろう屋」は男のきものの専門店です。 入り口左のマネキンはビシッと着物を着込んでいるのに顔にはひょっとこのお面が。 つられて小さな橋を渡ると、渋いテイストの男のきものや小物がずらり。 着倒れの京でも男のきものの専門店は意外に少ないのです。 木綿なら生地代込みで2万円台から仕立てられる。 ℡:075-211-2255
スポット内のおすすめ
小物もたくさん
少し三条通を外れたので元来た道を戻り、三条通をさらに東へ。 右側に見える建物、「平和」というご飯屋さんです。 何でもおいしいですが、特に中華料理がおすすめです。 この建物、モダンな感じがしますが、もともと築50年以上の古い建物でした。 ℡:075-231-2473
さて、正面に大きくて古風な建物が見えてきました。 皆さん、何だと思われますか。 実は京都中京郵便局なんです。 レンガ造りの概観は明治時代に作られたもので、 京都に残る近代建築の一つです。
京都の職人の技によって生み出された和雑貨や工芸品が、 現代生活に取り入れやすいかたちで紹介されています。 千年の都に伝わる「技」が支える「用」と「美」。 他のフロアーには、ギャラリーやカルチャー教室として使える会議室に、茶室もありました。
Waこん
漆を連想させる黒と赤、そして木を基調とした店内では、和洋の服飾スタイルを提案しています。 西陣織の生地を使った着物ドレスや大島紬のジャケット等のほか、 イタリアの洋服やデザイナーものの帽子、宇治茶の老舗・丸久小山園のお茶と、幅広く扱っています。 オーダーメイドも可能で、ファッションならどんなものでも作ったり、お直ししたりしますということでした。 http://www.wa-inter.com/
スポット内のおすすめ
Waこんから進んでいくと、カレー・ラーメンと看板に2種類書いてある。 カレーなの?ラーメンなの? 答えは両方。 「カレーとラーメンが一緒で何が悪い」と営業されています。 しかし、これがまた流行っています。 まぁ、単純に両方おいしいからでしょうね。 http://www.a-dos.ne.jp/map/naka/100ten/ TEL 075-213-2292
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にまたまたレンガ造りの建物が。 こちらは「京都文化博物館」です。 この建物も京都の代表的な近代建築の一つです。
スポット内のおすすめ
文化博物館別館には和の小物やお茶のお店があったり、ミニコンサートも行われています。
文化博物館の道を挟んだ隣のビル「Duce Mixビルヂング」 は モノヅクリをコンセプトに 気になるお店が入っています。
Duce mix shop
4Fには雑貨とギャラリーのショップで、様々なアーティストの作品が紹介されている「Duce mix」がありました。 モノヅクリの好きな方の作品の発表、販売の場としても使えます。
スポット内のおすすめ
たまたま自分が気に入って購入したアーティストが後々大ブレイク!ということもあるかもしれませんね。
高倉通りを北上し三条通りへ戻ると、Duce Mixビルヂングの隣に「長谷川松寿堂」さんがあります。 ここは日本古来の色紙や短冊など和紙工芸品を扱っている老舗の卸問屋です。 残念ながら小売はされていないのですが、三条通の有名店の一つです。
スポット内のおすすめ
少し東に行った向かい側にウインドーに絵葉書が貼ってあるお店が。 ちょっと写真がわかりにくいんですが(素人なもので…)、 いろんなタッチで書かれた絵葉書がたくさんありました。 何でもメールで済ましてしまう今、旅先から絵葉書なんてどうですか?