目指せ富士宮やきそば!身延線制覇の旅
静岡目指せ富士宮やきそば!身延線制覇の旅
ある日、電車の車内でなんとなくJR東海の路線図を見てた時のこと。JR東海管内で「身延線」を乗りきったことが無いことに気がついたのです。季節的にも18きっぷの期間内だし。せっかくですから東海道本線→身延線→中央本線→東海道本線という日帰り超大回りで帰還するプランを企画。今回は富士から甲府に至る身延線を全線乗きり、富士宮やきそばを本場富士宮で食べる事がテーマです。
モチモチで歯ごたえがある麺と上に掛かった魚粉トッピングが特徴の富士宮やきそばを提供している店は市内に何店舗もありますが、今回は一番手っ取り早く鳥居脇のお店で頂きました。 時系列でご紹介したページはこちら→
駐車場脇の店「ここずらよ」
特産品店に併設しているお店。覗くとたまたま団体様も誰もいなくてすぐに座って食べられそうだったので決めました。その後徐々に混んできたのでラッキーでした。
セミセルフのお店
先に先ずレジで品物を注文し、自分で水を持って座席につくスタイル。注文した品物は座席まで持ってきてくれます。
シンプルなメニュー
富士宮やきそばは大と並のみ。あとは田楽、ところてん。スィーツ系だけ。夏は外の席で食べるのもありですね。
富士山の山頂に神社の社があるのをご存知でしょうか。あの社はここ、富士宮本宮の「奥宮」になります。富士山に登山される方はまずここで参拝するという習わしがあるそうです。 富士山本宮大社の詳細写真紹介はこちらへ→
この赤い鳥居からスタート
一応駐車場がこの鳥居の足元にあります。しかしシーズン中はまず停めることは出来ないでしょうね。
迫力の狛犬
しっかりと獅子の姿をしていますね。参道両側から参拝客をじっと見守っています。
富士山の絵馬です
絵馬の絵柄は当然富士山でしょう。思わず購入して持って帰りたくなりました。
国指定天然記念物 湧玉池
富士山の雪解け水が常時湧き出て居る池だそうです。水量もたいしたものですよ。
完全に澄んだ水
写真でわかるでしょうか、水が完全に澄んでいます。おかげで池の魚が泳ぐ姿は浮いているかのように見えます。
御霊水採取スポット
ご利益があるとされる水を持ち帰る際はこちらで。ペットボトルが無人販売しています。
寄ってくるハトが怖い
余程しっかり餌付けしてるのでしょうか、足元のハトでさえ逃げません。大量に居る周囲のハトがジワリ寄ってくる姿は怖いですよ。
桜ですよね。
これは梅ではなく早咲きの桜なんですよね。綺麗に咲いてました。
残念!富士山は見えませーん。
天気自体は悪くなかったのですが、標高が高い部分のみ雲が掛かっていました。もう少しで山頂部が見えそうでしたが最後まで見えませんでした。
衝動買いした御朱印帳
今回、御朱印帳まで購入するつもり無かったのですが、富士山の絵柄に一目惚れ。衝動買いしてしまったのでした。
御朱印はこちら
以前から御守は購入しませんでしたが、最近ではその替わりに御朱印を頂くことにしています。
浅間神社駐車場から道を挟んだ反対側に「お宮横丁」があり、富士宮やきそばを筆頭に様々なグルメがひしめき合っています。やきそばとしてはこちらのほうがネームバリューがあるのはわかってたのですが既にお待ちが多く忙しそうでしたので本能的に避けてしまいました。
富士山本宮…ですか?
果たして本気なのか洒落なのか。台につけられたエンブレムもヘラみたいだし。いいんですよ、美味しいやきそばに巡り会いますようにとお参りしておきます。
飲用水らしいです
神社の近くにあったので手水かと思ったらコップに水を汲んでました。間違っても手を洗わないようにしましょう。
既に人でいっぱい
まだ午前中なんですけど、既に人でいっぱい。これで夏だったらもっと怖いことになっているかも。
これは食べられません
これは食品サンプルですので食べられません。最初見た時ナンダロウとじっと見つめてしまいました。シャレですね。
おいしかったですよ
これくらいなら安心して購入できます。名前通りくさもちを焼いてあります。
黒はんぺんですね
黒はんぺんが入った餃子だそうです。すっごくそそったのですが、時間切れが迫ってたのでスルーしました。
反対側からの入り口
路地自体は伊勢のおかげ横丁よりもずっと狭いものなんです。その路地両側に様々な店が展開しています。
JR富士宮駅とJR西富士宮駅の間にはまだまだ多くの富士宮やきそばを提供する店が存在します。電車を降りたらまず「富士宮まち歩きまっぷ」を手に入れましょう。
例えば虹屋ミミ
前回入ったお店です。店内は狭く、数人入ったら満席でしたが、今も変わってないように見えます。今回は時間の都合でパスです。
例えばかわにし
虹屋ミミから西の方以降に進んだ辺りにあります。まち歩きマップに載ってませんがここも立派な富士宮やきそばのお店です。
マップはここにあります
無人のインフォメーションです。マップはこの扉の中にあります。役に立つマップなので必ず手に入れよう。
ちょうどつるし雛の時期でした。商店街中央辺りの広場が一番賑やかなイベントを行っていました。
お茶のだんごの接待
たまたまだと思うのですが、だんごとお茶を無料で頂けました。団子はみたらしと小倉あんの2種類。やや寒い時だったので、お茶が美味しく有りがたかったです。
東西に伸びる商店街
多分、元々こちらの商店街が富士宮駅から浅間神社への参道だったのではないでしょうか。
あちこちにつるし雛
商店街にある店舗毎につるし雛で飾り付けられていました。かなり力が入ってます。
そそるお店でしたが
いい感じですよねー、この鄙び具合がなんとも良いですね。魚系の定食類が美味しそうな気がします。看板にうな丼定食の文字が!残念ながら定休日でした。
地元野菜の販売所
この中で地元で採れた野菜などの農産物、そして花等が販売されていました。車だったら買っていたのに、残念。
富士宮やきそばに出会うためにはこの駅で下車する必要がります。しかし駅前は雰囲気も何もありません。そこでまず必要なのがマップです。マップは改札から出て対面あたりの無人インフォメーション内にあります。必ず手に入れましょう。
案外多くの方が利用します
富士からの列車乗客が殆ど降りました。乗車待ちの方も多く居ます。案外多くの方利用するようです。
方向を間違えないように
地図を見て方角を間違えないように階段を降りていきます。
甲府行きは2時間に1本?ですか
富士からやって来た電車は10時39分です。次に甲府に向かう電車はと見ると、2時間後の12時33分しかありません。これが今回の富士宮自由時間です。
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富士駅自体はいつもは通過する駅です。駅ホームに降りたのはこれで2度め。今回は僅かな乗り換えの間に改札の外に出てみました。
いよいよ身延線へ
東海道本線と身延線は少し離れています。乗り換え時間が短い場合はお急いだほうがいいですね。
のっぽぱん
どうやらケンミンショーの出たことがある有名なパンのようです。実物はこの看板の裏にありました。文字通り長いパンでした。
名物ようかんぱん
何の番組だったかテレビで見たことあるんよね。ケンミンだったのかなー。中に餡が入って中央にクリーム。それだけでも美味しいのに外側にようかんでコーティング。餡との相性抜群でした。
雰囲気が好きです
あじがどーのこーのではなく、このような雰囲気の店で立ち食いすることが好きなんです。
見晴らしが良いイートイン
駅コンコースのパン屋のイートインコーナーが、まさに鉄道を眺めるためにあるような席配置になっています。
ようやく甲府駅に到着しました。初めて全線乗った身延線、富士と甲府の間は長かったです。所要時間にして約3時間。何故こんなに時間がかかるのかと思ったら単線で駅間が短いのと頻繁にある待ち合わせ時間の複合技で時間がかかるのです。
駅舎はビルの中
最近単独の駅というより、駅ビルの中に駅がある最近のパターンですね。駅という雰囲気は南北にある大階段くらいですか。
JR東日本とJR東海の接点
気分的に言うとここがJR東海という感じがしません。文字通り名古屋から一番遠いエリア。
おみやげです
カントリーマアムまで信玄餅なんですね。いろいろ売ってた甲府系土産の中ではマシな方ではないかと。
初めて間近に見るかも
あずさ号は全く縁がないので近くで見たこと自体初めてです。しかも先頭車が連結してるではありませんか。
ここを通るから身延線
ここ一帯はいわゆるハイキングのメッカ。その中心が身延なんですね。
今回、甲府でほうとうを食べたいなと思ってたのです。しかし乗り換え間の時間は正確に1時間27分。この間に周辺を歩きまわって土産を物色して夜食を買い込み、早めにホームに並ぼうと考えると時間が足りません。泣く泣くスルーすることに。決してお値段平均2000円に負けた訳じゃないんだからね。と、言っておきます。
結局手軽に済ましました
早く食べられそうな吉野家に決定です。時間が無いときはありがたいですね。南口から出て左側へ、歩いてすぐにあります。
甲府駅の北側に建っている記念館。雰囲気が松本にあるアレに似てると思って尋ねたら正解でした。年代的に松本市の旧開智学校と同じだそうです。ただし建物サイズはこちらのほうがはるかに小型です。入場無料ですから遠慮無くどうぞ。
当時の椅子と机かな
当時のものでしょうか、古い机と椅子。そして教壇が並んでいました。中に入ると分かるのですが、天井が高くて開放感たっぷり。
骨組みですね
改めて見るとキッチリした木造建築なんですね。ただ、現在は実に味気ない耐震骨組みが目に見えてしまってるのが少々残念。
雰囲気的にはショッピングモールという感じ。独立したいくつかの店舗と長屋のような店舗が組み合わさていました。駐車場もあって少しなら無料で停められます。しかし、ショット売りのワインを我慢できるかな?w
ここらあたりが中心
ワインの販売から始まりスィーツに至るまでずらりと店舗が並びます。
スィーツのお店
桔梗信玄餅パフェがすっごく気になりました。次回、時間に余裕を作って再び来ますから。
手前の倉庫街
倉庫が連なった辺りは飲み屋ですね。まだ準備中でした。
美術館だそうです
雰囲気的に武術感があるような感じではないので違和感がありますね。
ガラスとストーンのお店
滋賀県長浜黒壁にあるガラス館のような感じ。不用心に引っ掛けるのが怖いので早々に退散しました。
かわいい看板
お店の特徴が看板になっています。まさにスィーツですね。
何故か城壁と門がある
この唐突感は何でしょう。城壁と櫓門が再現されています。
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今回もやはり定番18きっぷの使用です。まだ暗い早朝の5時28分の浜松駅行きに乗り込みます。乗車時間合計12時間58分、乗車距離643.6キロの長い1日がここから始まります。
浜松駅で最初の乗り換え
8時3分、浜松駅到着。次は8時1分発の熱海行き。6両のウチ後ろ3両は沼津で切り離すそうですが関係無いです。乗り換えはホーム向かい側。
ここから身延線へ乗り換え
10時1分、富士駅到着。身延線はホームが違います。次の電車が10時20分。少しだけ改札の外へ出てみました。
本日の目的地に到着
10時38分、富士宮に到着。次に乗る12時33分までの1時間55分が富士宮の自由時間。
第二の目的地に到着
甲府に到着したのが15時21分。次の16時48分発小淵沢行き迄の間、1時間27分が自由時間。この間に早めの晩飯を済ませ、車中食を仕入れる必要があります。
乗り換えただけ
17時28分着。次の17時38分発は何故か小海線のホームから出発します。こちらも一度乗ってみたい。最高地点に乗ってみたいです。
ここから再びJR東海
18時44分、塩尻着。ここから再びJR東海。18時50分発の中津川行きに乗車します。
殆ど寝てました。
20時50分、中津川着。ここまで来ると1日の疲れがどっときます。到着するまでずっと寝てました。どーせ外真っ暗だし。21時00分発名古屋行きに乗り換えます
本日最後の乗り換え
せっかく名古屋行きに乗っていたのですが、自宅はまだまだもっと先。名古屋で乗り換えると座れないのでひとつ前の金山で大垣行きに乗り換えるのが常套手段。これで最後。自宅到着はその日ギリギリでした。
おまけ
途中電車の中で甲府で買っておいたおにぎりを食べましたが、何となく小腹が減ってます。自宅へ歩く途中にあるセブンイレブンで定番の品をイートインしました。