日本最古級「国宝犬山城」から「カルトスポット」まで全部紹介。犬山周辺が面白い!
愛知日本最古級「国宝犬山城」から「カルトスポット」まで全部紹介。犬山周辺が面白い!
愛知県尾張の一番北側に位置する犬山は、かつては「遊園地」で一世を風靡した町でした。 春の行楽、秋の行楽シーズンになると地域では人気ナンバーワン。 現在はその頃の勢いこそありませんが、そんな犬山も近頃は観光地としてじわり人気復権しつつあるようです。 中でも最も人気があるのは「現存天守12城」のひとつである犬山城、 そして犬山城下町や寺町、そしてある意味超有名「カルトスポット」など、 意外と見て遊ぶスポットが数多く集まっているエリアだったりします。 今回は「国宝犬山城」と「城下町」、そして「カルトスポット」がテーマです。
やや小振りな天守閣を持つ犬山城。「現存天守12城」の1つは当然ながら「国宝」として指定されていている希少な「現存する最古の木造天守」。更に他にはない特異なのは「個人所有の城」ということで、財団扱いになった現在もなお「城主」が存在するという事。そんな犬山城内部は当然木造。階段が非常に狭いので上がり下りに要注意ですね。
ここからスタート
犬山城の入り口というか、ここから登山開始となります。この時点で既に丘の上という感じなので登ると言ってもそれほどではありません。
ここから先が有料地区
ここが入場券販売所になっていて、門から中が有料地域になっています。
天守からの絶景
城自体が小高い山の上に建っていることから天守からの眺めは絶景。殿様気分というのはまさにこのこと。
城の真下を見る
さっきまで下から上を眺めていた場所です。遠くを見ると、小牧山の小牧城とか、遠くに名古屋駅前高層ビル群まではっきりと見えます。
サッシではありません
当然ですが窓枠も木造。扉も板を棒で支えるタイプ。これがね、城の中にいい風が吹くんです。冬はさぞかし寒いんでしょうね。
小高い山の上
このアングルから見ると随分木曽川近くの小高い山の上に建てられていることがわかります。
犬山城すぐ下にある神社。いわゆるこの辺りの総鎮守様。犬山城の帰りに寄り易い為常時賑わっている。
バイリンガルなおみくじ
お守りの種類が多いなと思っていたら「おみくじ」が凄いことになっていた。いったい何ケ国語あるのだろうか。(※内容未確認)
この辺り様々な神社が集まっている場所。一番目立つのが三光稲荷神社で、その横に猿田彦神社。その他にも天満宮など各方面盛り沢山よりどりみどり。
三光稲荷神社
稲荷様ですから当然キツネです。拝殿の中にもきつね様がいらっしゃいますので忘れずに。
この辺り、昔から風情ある町が残っていた地域。最近は特に観光に力を入れ、元々風情ある町の風景を整備している。道の超側に新しい店がどんどん誕生し、目当ての観光客も年々増加している。気が付きましたか、この辺り電柱が無いのです。電柱がいかに風景の邪魔なのかわかります。
ちょいと休憩を
この辺りが一番賑やかな中心。五平餅やお茶屋等のグルメスポットはこの辺りで。
イベントも多い
町全体で盛り上げようと、常時何かのイベントがあります。賑やかな時はそれなりに、閑散期もそれなりに楽しむことが出来ます。
新グルメスポット
古民家を改造した店舗。内部はウナギの寝床状になっており、グルメ系のテナントが目白押し。
どんでん館
町のあちらこちらには犬山祭で使う車山が収められた車山蔵があり、ここではその一部を実際に見ることが出来ます。
からくり展示館
車山のカラクリを見たり体験したり出来る施設。近くには武士や足軽のコスプレが出来る店も。
現在木曽川には名鉄の鉄橋と車の橋は完全分離されてますが、かつては車専用の橋が存在しませんでした。その当時どうしていたかというと、名鉄電車がこの橋の区間のみ「路面電車」になっていたのです。車の横を名鉄特急が並列して走るというシュールな光景が名物の橋でした。
信じられない狭さ
左の写真の橋を、車と電車が供用していたなんて信じられますでしょうか。車で通る時名鉄パノラマカーが路面電車となって横スレスレに通るのですから、それはそれは面白かったです。
「犬山観光特使見習い」として犬山の町中を走り回っている「サムタイムズ」の2人。普段は人力車を引いているが、この時は木曽川から犬山城を観光する船で観光ガイドをやってました。
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犬山商店街の南に。何気ない路地のような参道に入ってみたら突如姿を表した異国情緒漂う真っ赤の本堂に驚きました。山門が地味なだけにそのギャップが面白い。
柱の彫刻が凄い
柱の彫刻が凄いことになってます。雰囲気が日本というよりは中国か台湾かという感じ。
布袋様を撫でよう
相当撫でられているせいか、ハラの所だけ金が剥げてしまっている。ご利益はいかに。
犬山城下町に桜はあちこちにあるが、圓明寺の桜が一番見事。しっくりとした境内の真ん中に咲く桜はすっごい絵になるのでカメラマンが周囲を取り囲むように撮影を楽しんでいる。
隠れた食事処です。普段は喫茶店のようですが、お昼時に少しだけランチを提供しているみたいですね。商売というより限りなく趣味のような感じ。お店が少し路地に入ってるせいか周囲も静かな環境です。
日替わり限定食
「きょうの簡素な昼ごはん」限定15食で600円でした。メインはおでんと炊き込みご飯。「簡素」と謳ってますが、お昼には丁度いい分量でした。
あの「成田山」の名古屋別院、「犬山成田山」。かつてモノレールが健在だった頃、モンキーパークの途中に成田山の駅があり、当時は一度も降りたことが無かったのです。この地方では車のお祓いで特に有名。やったら広い駐車場はお祓いの車の為だったんだね。
多分これも山門
本堂正面に伸びる参道口にある山門。これは歩行者専用で、両側が車の通路になっている。
本堂はこちら
山門から長い石段を登りつめるとようやく本堂になる。常時何かしらのイベントが有り、境内は人でいっぱい。
本堂横の大黒様
本堂横の目立たない場所にある大黒様。お忘れなきよう。
弘法堂
上の部分は通常のお参りだが、下段内部には「弘法砂踏み巡り」があり、気軽に見物のつもりで入ったら坊様に作法を丁寧に説明されてしまいました。結果逃げられず一周することに。
大仏があったりする
本堂の裏側にまわると大仏が建っています。この辺りまではなかなか人が来なくて閑散としている。
出世稲荷大明神
本堂からの帰りは石段から横道にそれてみると、出世稲荷がある。真っ赤な鳥居やのぼりが非常にハデで目立つ。
くるま地蔵
車の祈祷が多いせいなのか、その名もズバリ「くるま地蔵」がある。よく見ると丸いのはタイヤの形なんだろうね。
犬山は桜の名所でもあるのですが、写真は少々時期が早すぎ。まだまだ固い蕾が多い状態でした。犬山橋から犬山城にかけて歩道が整備され、桜を楽しみながらの散歩に最適。
木曽川鵜飼乗り場
岐阜長良川で有名な鵜飼が、ここ木曽川でも行われている。乗り場は犬山橋の袂。駐車場はあるが少々わかりにくいかも。
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名鉄犬山遊園から木曽川方面に少し行った線路際にあるり、車窓からも非常に目立つ建物。実は「百万ドル」というカラオケパブ(喫茶?)。特にカラオケセットのモーニングが超お得なのは意外と知られていないようです。ちなみにお店の内装外装は主人が常時コツコツと作っていて、常に「成長」しています。
かつて犬山遊園といえばモノレールに乗るのが楽しみでした。しかし長い間営業していたモノレールも電車利用者が激減したためか更新されることもなく、ついに廃線。その駅ホームが名鉄犬山遊園駅を被せるようにまだ残っている。
犬山で国宝犬山城の次に有名なのが「桃太郎神社」。犬山市街から木曽川沿いに上流に向かったその先にある。桃太郎というよりは「極彩色に彩られた人形」がカルトスポットとして全国的に脚光を浴びている。有料の宝物殿には「珍宝」があります。果たして「珍宝」とは何でしょうか? その他の大きい写真はこちらをクリック→
桃太郎神社
モモを形どった門が特徴。お参りするのはいいが、いったい何をお願いすればよいのか、迷うところもある。
極彩色が特徴
とにかく色が凄い。原色そのまま塗り重ねられている。その表情はとてもシュールでまさに「笑う子も泣き出す」程の出来。
成長した桃太郎
既にキジと猿を従えている姿。ここから一体どこの鬼ヶ島へ出陣したのだろうか。
当然鬼もいる
公園内には鬼の姿もあるが、全体的に「制圧された後」という雰囲気がありそれほど怖さは無い。
尾張三十三観音第二十番札所 尾張西国三十三所結願札所 犬山モンキーパークの北側で、木曽川から少し山を登った辺りにあり、春は桜、秋は紅葉の名所として有名。駐車場は少し登ったところにあるが、参道は木曽川湖畔から伸びているので一番下から歩くと緑の中を散策する感じに。
セットになっている
途中あちこちに見られる地蔵様と観音さまのセット。参道脇に数えられないほどあります。
意外にパワースポット
本堂から更に上がったところにある弁財天は縁結びの神様。やたら若いカップルが歩いてると思ったらそういうことだったらしい。
いよいよ展望台に
途中の石段を考えると当然眺めがいいはず。この先が展望台になっています。
中山道鵜沼宿と言うらしい。何年か前までこの辺りは全く観光地っぽくなかったのだが、ここ数年のうちにそれっぽく整備され、規模的に大きくはないものの風情ある街道に仕上がっている。
町屋館の内部に潜入
鵜沼宿のメインとなる「中山道鵜沼宿町屋館」は、恐らく以前から公開されてたのだろうと思う。以前は旅籠屋だったようで、内庭があったり離れがあったりと居心地良さげな雰囲気たっぷり。無料。
豪華雛人形を発見
入った時たまたま雛人形を展示してあった。一部しかお見せできないがすっごい豪華なセットでした。
殿様専用の脇本陣
脇本陣といえば元々殿様専用の宿泊施設で、奥の部屋が1段高くなっていたり、家来の控えの間があったりするのが特徴。勿論内部の見学も可能。無料。
整備したのかな?
元々こんな作りの塀だったのか、新たに整備したのか。宿場らしい雰囲気がよく出ているところ。無料駐車場もあるので車でも安心。
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ブランド的に「篝火」などがあり、岐阜市内の柳ヶ瀬に「菊川酒蔵」とか居酒屋を展開してるほど、岐阜ではポピュラーな酒蔵。鵜沼が本店のはずなのだが、残念ながら蔵元としての「店舗」が無い。事務所が開いてたら買えそうだがそれでは弱いよね。せっかく鵜沼宿にあるのできちんと店舗を整備して欲しいところ。
注文してから釜飯を炊く、美味しい釜飯屋さん「花の木」。以前は各務原の方にあって、たまに利用してたんだけど何処かへ移転したまま不明になってたのを偶然見つけました。そうだねー、ココの方が客がつきそうだもんねー。
久々のランチ釜飯
そんなわけで久し振りにランチの釜飯を頂きました。何種類かあるうちの一番安いのを注文したのですが、昼飯としてならこれで充分。
日本全国から「明治」を象徴する建物を移転して展示しているテーマパーク。「帝国ホテル」や「郵便局」が有名。園内にはしているミニSLもホンモノで、実際乗車可能。敷地内相当広いので細かく見ていくと1日では足りないくらい。
世界中から特徴ある建物を集めた民族博物館。明治村同様広大な敷地内に展示施設が散在し、それぞれにコスプレ出来たりして楽しむことが出来る。じっくり歩くと1日では足りない。比較的近い方は「年間パスポート」がお得。
施設の文字通り、様々な猿を見ることが出来る。実はあまり馴染みがないので詳しくないのですが、「サル類の飼育展示種数は約70種950頭と世界最多!!」らしいです。
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よく間違えるのですが、「モンキーセンター」と「モンキーパーク」は別物で、こちらは遊園地になっています。かつてはモノレールで行くのがデフォでしたが、現在は車ですね。遊園地としては「非常に初心者向き」なので、「ナガシマ級」を期待してはいけません。
相当昔に行った事があります。まだあったんですね、むしろその点に驚きました。お菓子の城といえば「お菓子の家」を連想し、とても楽しげな感じがするではありませんか。実際はお菓子の総合アミューズメントといった感じです。