
琵琶湖に浮かぶ「竹生島」と琵琶湖北部を巡る
滋賀琵琶湖に浮かぶ「竹生島」と琵琶湖北部を巡る
日本のほぼ真ん中に存在する日本一大きい面積を誇る淡水湖、琵琶湖。 その琵琶湖には4つの島が存在し、ひとつの島以外は無人なのだそうです。 その無人島の1つ、琵琶湖北部に存在する「竹生島」が今回のテーマ。 竹生島に渡る主な目的は「西国三十三観音巡り」と「竹生島神社参拝」がメインのようです。 最近ではパワースポットとして脚光を浴びていて意外にも賑わって人が多いのに驚き。 現在竹生島に行くことが可能な航路が残っているのは、近江長浜港と今津港のほぼ2択。但し車は不可。 以前は北琵琶湖にはもう少し航路があったような記憶があるんだけど、すっかり廃れてしまったみたいだね。 船の乗船運賃が思ったよりやや高めなことから何となく行きにくいのも事実ですが、 わざわざ琵琶湖に浮かぶ小島に渡るのは一興ではないでしょうか。 今回は「竹生島」の秘密と、「琵琶湖北部周辺」での琵琶湖ビューポイントを探索してみます。
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◎西国三十三所観音霊場第三十番札所 竹生島は琵琶湖に浮かぶというより、岩が飛び出してるだけの小島で、島唯一の港から上陸しても平地はほとんど存在せず、いきなり石段を上がることになる。そしてこの島に存在するのは「宝厳寺」と「竹生島神社」のみ。島に上陸する目的はこの2つのみであると断言して構わない。 その他の写真はこちらをクリック→
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竹生島港からスタート
船は竹生島港に到着します。桟橋に降りた瞬間から探索が始まります。
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わずかに土産屋がある
桟橋から拝観口の間には僅かばかりの土産屋が軒を連ねている。帰りの船の待ち時間にでも回って見るのもいい。
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上陸イコール入山となる
基本的に拝観というより「入島」料ということで、船から降りた瞬間から料金が発生している仕組み。
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入口からいきなり石段
島の周囲は全て絶壁になってるため海岸は存在しません。唯一の船着場からはいきなり急な石段で一気に境内まで登ることになります。
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レトロな案内看板
島の中にはレトロな案内看板があちこちに見られます。わざわざ教えてくれなくても間違えようがないとは思いますが。
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途中にはハデな不動様
一説によるとこの不動様もパワースポットの1つだと言われています。本体より飾りの炎の方がハデだね。
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宝厳寺本堂に到着
途中手水を過ぎたらいよいよ本堂に到着。本尊は見れない場合が多いですが、弁天様の姿はお忘れなく。なお、納経所は向かって左側にありますが非常に混雑します。帰りの時間をよく考え、時間が無い場合は順序が逆になりますが先に納経帳を済ませる事をオススメします。
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三重塔
再建されて新しいのでまだピカピカしています。軒下をよく見ると力持ちがいますよ。
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とにかく坂だらけ
上陸してすぐ石段があることからわかるように何処に移動するにも坂だらけです。一度下ったら登りたくないもの。取り敢えず一番高い位置にある本堂から攻略するのがセオリー。
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国宝「唐門」、重文「観音堂」
唐門には邪気を払う力があるそうです。この唐門とそれに続く観音堂、差更に続く舟廊下が今回の最大のクライマックス。
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重文「舟廊下」
「舟廊下」は、舟をひっくり返して使用したと言われる屋根からそう呼ばれているらしい。
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舟廊下の下側も忘れずに
廊下を渡っている時は気が付きませんが、実はこんな柱の上に作られています。下から眺め上げるとすっごいなーって思います。
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御朱印
宝厳寺本堂にて頂けます。
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竹生島の東側からの玄関口。港の場所はよく目立たないけど、豊公園に入る流れで行けばすぐわかる。駐車場は基本無料。港と言っても船着場と待合室がある程度で、周囲には何も無い。食事がまだなら港に来る前に済ませておこう。
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船フロント窓
ガラスが広く開放的なので景色がよく見えるよー。
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竹生島の西側からの玄関口はこちら。港の位置は近江今津駅から琵琶湖へ真っすぐ進んだ正面。非常に分かりやすい。それにしても琵琶湖は広いよね。余程天気が良くないと向こう岸が全く見えない。
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長浜港よりずっと立派
長浜港の待合室よりずーっと立派。岐阜からは程んど縁が無い場所だけど、関西地方からはこちらの方が近いんだろうね。
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