
トロッコに乗って紅葉の嵐山を満喫
京都トロッコに乗って紅葉の嵐山を満喫
トロッコといえば嵐山から乗って亀岡まで行くのが通常のところ、都合により逆の亀岡から乗ることになりました。しかも当日飛び込みで座席を確保して無事に嵐山に到着。普段京都嵐山といえば中ノ島周辺しか行ったことが無かったので今回は嵐電嵐山駅周辺を中心に歩いてみることにしました。いつものごとく前知識全く無し。完全いきあたりばったり。今回は「京都嵐山」と「西国三十三ヶ所観音巡り」。加えて「ちょっと早い京都の紅葉を満喫」がテーマです。
今回一番見てみたいなと思っていたのがこの竹林。今迄イマイチ位置がわからなかったのですが、トロッコ嵐山駅を下車してすぐ南側にありすぐわかりました。現地はとにかく人気のスポットなのか観光客であふれ、特に外国人の多さに驚きです。誰もいない空いている時ってあるのでしょうか? 今回の京都・嵐山の旅その他の写真はこちらへ→
斜めの光もカッコイイ
とにかく背が高い竹林ですから光が差しにくいのですが、たまたま上が開けた場所がありました。斜め光線もドラマチックでいい感じ。
トロッコ嵐山駅が便利
嵯峨野駅から乗ると料金の関係で下車しにくいかもですが、亀岡から乗るならこの駅が便利。竹林はすぐ近く。
この先もオススメらしい
今回は時間の都合で此処から先へは行きませんでしたが、ぐるっと散策路で巡ることが出来ます。紅葉のシーズンに絶好の散策ルートですね。
大河内山荘
トロッコ駅から竹林の入り口あたりにある施設。風流な建物と庭園がウリという話でしたが、これまた時間の都合でパス。このような場所はもう少し腰を据えて来る必要がありそう。
竹林出口辺り
トロッコ嵐山駅から入るとここらでそろそろ竹林は終了です。竹の塀が風情があっていいですね。
鬼瓦を見る癖が付いている
途中にある寺院の鬼瓦。かつて鬼瓦の仕事をした関係で立派な建物を見ると必ず屋根を見るようになりました。立派な鬼を発見すると嬉しくなります。
テレビのサスペンス番組で馴染み深い嵐山のトロッコ列車。トロッコ嵯峨駅からトロッコ嵐山駅を経由して桂川に沿ってトロッコ亀岡駅まで続く、片道約30分弱の観光路線です。これがやはり大人気。全席指定席になってるので事前の予約が必要。しかし今回、亀岡駅に飛び込みでアタックしたら無事指定席が取れてラッキーでした。車窓の風景は右側と左側で約半々の見所があるのでそれなりに楽しめるようになってます。
機関車の反対側
こちら側には動力が付いてないんでしょうね、多分。
車窓から見える紅葉
車窓から紅葉がバッチリ楽しめます。しかしまだ季節的に紅葉にはちょっと早かったですね。シーズンにはこの辺りも全て紅葉するのでしょう。
機関車はDE10でした
先頭車両はDE10。と言いたいところですが、転車施設が見当たりません。機関車は常に嵐山方面に編成されている為、亀岡方面へは客車を「押す」形になっているようです。
フルオープン特別車両
たまたまチケットが取れたので乗ってみました。料金は通常と同じです。通常と違って屋根以外窓も何も無いフルオープン車両です。秋の夜は寒いので防寒対策を忘れずに。
タヌキの像が多い
この辺り、タヌキに関する何かがあるのでしょうか、やたらタヌキの像がたっています。
日が暮れるとライトアップ
帰りは日没後の便でした。おかげでライトアップした状態の紅葉を堪能できました。結構長い区間ライトアップされてました。
桂川の夕空
帰りの便で。亀岡駅に到着する時には空はすっかり暗くなっていました。丁度空が写った桂川が綺麗でした。
一日の便はこれだけ
便が少ないのは仕方ないんですよ。1編成しか無いし、単線で途中すれ違いする場所もないし。1編成で休みなく往復しているので仕方ありません。
行き帰りのきっぷ
列車の時間が記され、座席は完全指定になります。ちなみに5号車が完全シースルーのフルオープン車両。
トロッコ列車の始発駅。ちなみにトロッコ嵯峨駅からトロッコ嵐山駅間はJR路線上を走ります。てっきりJR駅と共用かと思ってたら完全独立。超人気路線だけあって強気ですね。
D51を展示
屋外にD51と何故か二宮金次郎像がコラボしてます。
お土産にいかが
建物内の売店では各種トロッコ関係の限定土産が並んでいました。
結局買ったのはこっち
とてもありがちなのですが、こちらを持ってお土産を完了とさせて頂きました。いいんですよ、この程度で。
嵐山の超有名スポットとして名高い天龍寺です。堂々とした山門から入り、参道一番奥が庫裏。でいいんだよね、一応。ここもまた様々な展示物と同時に庭園がウリなのですが、例のごとく時間の都合により有料施設はパスし、色づき始めた紅葉を楽しむことにします。
本来はここからがメイン
此処から先がいきなり有料ゾーンになっています。外から眺めると正面突き当りに達磨の絵がどーんとあるようなのでせめてその絵だけでも眺めてきました。
まだ青いような気がする
当日も寒かったのですが、その後ぐっと冷え込んでいるので、11月に入った辺りから紅葉の見頃かもしれません。
左右の建物の中にも紅葉が隠れています
前だけでなく横にも、できたら建物の中にも注目してみましょう。
弁財天様
途中には弁財天の他恵比寿様や毘沙門天等がありますので忘れずにどうぞ。
御朱印帳を忘れました
納経所は有料ゾーン手前にあります。御朱印帳は持ってきたのですが、車の中に置いてきてしまったんですよね。残念ながらまた次回です。
和服が似合いますね
さすが京都、たまに和服姿の女性が通ります。やっぱ歴史ある建物には和服ですね。それも後ろ姿がいいですね。
京都市中心部から伸びている路線です。いつごろか覚えてないけど大昔に乗った事があると思うのです。その嵐山駅がここ。最も賑やかな中心地に直接乗り入れています。
改札が無いのです
ここで驚いたのは改札がないこと。車両の中までは確認してませんが、ワンマンでしょうか。たまたま終着で電車が来た時には移動式の改札機を使用してました。
乗ってみたかったんですけどね
やはり時間の関係で今回は無理なので、次回は是非乗ってみたいと思います。
ゲームのコラボのようです
詳しく知りませんが携帯ゲームとのコラボのようです。駅に到着するなり女性の方が写真を撮ってました。
駅ホームには足湯がある
嵐電嵐山駅ホームの端には足湯があり、有料ですが誰でも利用できるようになっていて、これが案外人気。覗いてみた時は満席でした。
錦織りロード
通路両側に伏見稲荷のごとく錦織りの円筒が立ち並んでいます。しかも暗くなるとライトアップされて更に綺麗だそうです。
円筒が光ったらこんな感じ?
駅ホーム横にある売店です。駅に改札が無いのでこんなところも店舗として活用できるんですね。
車なので飲めません
飲まずに買っても重いので結局買わないんですけど、少々高めですね。
京都限定ペコちゃん
さすが京都だけあってペコちゃんの和装小物が充実しています。
- アプリで地図を見る
前書きにも書きましたが、いつも渡月橋と中ノ島ばかりでしたので今回は嵐電嵐山駅を中心としたエリアを歩いてみました。この辺りはとにかく賑やかだし、あらゆる誘惑が右から左からしかも連続攻撃でやって来るので非常に困るのです。
湯葉スープの攻撃
少々寒かったのもあって、あえなく撃沈しました。湯豆腐専門店の湯葉スープです。中に入っている湯葉は勿論ですが出汁のようなスープが美味しかったです。
焼き草餅の攻撃
道路脇におば・・・もとい、お姉さんが美味しそうに焼いていました。元の草餅が美味しいんですよね。
揚げたてはんぺんの攻撃
見てるとどうしても食べたくなる香りがするんです。もう仕方ないですよね。一本お願いします~。
京漬物寿司の攻撃
京漬物のお店に入って試食してたら見つけました。漬け物をネタに寿司にしたらどんな味なのでしょう。気がついたら購入してました。
生八ツ橋の攻撃
生八ツ橋専門の有名店のテナントがありました。ここでは有り難く全種類の生八ツ橋を試食制覇させて頂きました。皮だけの生八ツ橋が案外美味しいのです。
アイスの攻撃は回避
日中が寒かったのが幸いし、アイス類の攻撃はことごとく撃退することができました。少しでも暖かかったら攻撃に対し防御不能だったことでしょう。
いかにも日本的小物店
ここまでくると和風小物ではなく、日本的小物ですね。外国人の方々に受けそうなデザインが満載でした。
全く目立たないコンビニ
壁のマークが無ければローソンだと気が付きません。京都では日本一厳しい景観条例のため、カンバンという看板が奇妙な事になってます。興味がある方、調べてみてください。
今回は渡月橋を渡らない予定なので遠くから見ただけとなります。が、京都嵐山に行って渡月橋も見てないのかと言われるのも癪なので写真だけ押さえておきました。既に日が山に隠れたし、空がやや曇りかけでしたので写真にこれっぽっちも色気がありません。
西国三十三所観音霊場第十一番札所、醍醐寺です。本来は山の上にある上醍醐寺が札所で、往復2時間以上のハイキングが必須でした。しかし数年前落雷による火災によって全焼し、現在再建中。その間はふもとの観音堂で御朱印を頂けます。それでも一応上に登るのが筋ですので気にされる方はハイキングをどうぞ。 醍醐寺に関する他の写真はこちらをご覧ください→
駐車場はこちらへ
周囲の道は狭いですから速やかに入らずにはおれません。駐車場台は5時間までは700円、追加1時間毎に100円。5時間というのはハイキングを想定してるのでしょうか。
山門は通路を左へ
駐車場から山門までは少し離れています。境内のマップが目立つところにあるのですが、西国巡りの場合は何処を目指せばよいのかイマイチ不明瞭。とりあえず左へ向かうのが正解。
途中にある立派な門
朝廷からの使者を迎える時だけに扉を開いたとされる唐門。菊と桐の紋が黒字に目立っています。
ひときわ大きな西大門
門両側に収められている仁王様が必見。見慣れた仁王様とはややバランスが違うような気がします。この先が有料区画。西国札所は2015年10月現在この中になります。
紅葉が綺麗なのです
やはり紅葉と言うにはやや早いのですが、見応え充分。葉自体まだフレッシュな分帰って気持ちいいかも。
国宝 金堂
建物は立派なのですが、残念なことに参道が工事中。せめて正面ど真ん中のローラー車を横にどかしておいて欲しかったかな。
五重塔
現在京都府下で最も古い木造建築物だそうです。木組みが見事ですから是非ぐっと近くから鑑賞してください。
不動堂
堂内には不動明王を中心に5体の明王が安置されています。堂前正面の不動様が迫力。また、この前では護摩が焚かれるそうです。
観音堂
こちらの納経所で西国三十三所観音、近畿三十六不動、西国四十九薬師等の御朱印を頂けます。今回はお目当ての西国と本尊の御朱印を頂いてきました。
弁天堂
観音堂横には大きな池があり、その中に橋を介して弁天堂が建っています。この辺りは醍醐寺随一の景観地区かと思います。
何処を向いても絵になる
この辺りは建物もよし、紅葉も良し、池も良しということでどちらを向いても絵になります。
竹林もあったりする
醍醐寺を一旦外に出て迂回路を戻ると途中に竹林があったりして歩くだけでも気持ちいい場所だったりします。
こちらが総門
順番的に全く逆なのですが、こちらが総門。駐車場に停めてしまうとつい逃しがちになりますが、しっかり押さえておきます。
近くの駐車場に注目
あとから気が付きましたが、総門近くにコインパーキングがあり、計算すると1時間程度の利用ならこちらの方が300円~400円お得。最大でも700円だし。
御朱印です
西国三十三所観音の御朱印です。
ご本尊の御朱印
薬師如来がこちらの本尊になります。
西国三十三所観音霊場第二十一番札所、穴太寺。醍醐寺からは京都市内東側から西へ横断した向こう側、亀岡市になります。京都市内はまだマシでしたが、沓掛から先が渋滞すると全く動きません。素直に京都縦貫自動車道の利用をオススメします。なお、駐車場は山門正面の道沿い。駐車料金的に結局何処でも同じですから近くに停めてしまった方が良いかも。 穴太寺に関する他の写真はこちらをご覧ください→
風情ある山門
道路に面した山門で、特に参道らしい参道はありません。両側に仁王様が建っていて、面白いことに丁度写真を撮れる辺りだけ金網が破れていました。
まさしく赤鬼
金網が破れていたおかげで撮影出来ました。顔まで赤い塗料で塗られた、まさしく赤鬼ですね。
鐘は撞けません
西国三十三所観音系で鐘を撞けた所は残念ながら無いようですね。
宝塔ですね
緑の色付きがまだまだでした。11月半ばあたりがいいかも。
まだ青々してますが
紅葉だったら良かったんですけどね。ちなみに写真門の中は有料区画。例によってパスです。
御朱印です
西国三十三所観音の御朱印です。