広い境内は、季節によってその表情を変える。人の少ない季節には、時間が止まったのではないかと思えるほど。
秋
市内に比べれば、比較的 落ち着いて紅葉を楽しむことができる。
冬
市内の雪が溶けてからも、雪が残っていることが多い。滑りにくい靴と暖かいコートが必須。
春〜夏
杉木立と苔の 緑のハーモニーが美しい。
伏見城 遺構の血天井を持つ。しかし外に向かって静かに座れば、そんなおどろおどろしさは すぐに忘れる。
冬
澄んで張りつめた空気を感じて、心落ち着けたい。ただし風邪には注意。
秋
燃えるような、という形容がぴったり。開け放たれた窓の柱が、額縁のような効果を果たす。
天台声明の楽器が置かれている。美しい庭をゆったり散策していると、気分が落ち着く。
額縁庭園
開け放たれた空間が外へとつながってゆく。
「大原問答」の舞台となった寺。本尊は「美男の阿弥陀さま」として知られる。
美男の阿弥陀さま
与謝野晶子が「御仏なれど美男におはす」と詠んだのは鎌倉大仏だが、こちらも なかなか。
三千院から来迎院へと至る道は、紅葉が特に美しい。
薬師 阿弥陀 釈迦
三尊の如来が 並んでいる。
平家滅亡後、建礼門院が その菩提を弔って過ごした場所。紅葉寺とも呼ばれている。
本堂は 比較的新しい
平成12年の放火(犯人は未逮捕)で、本堂が焼失してしまった。現在の本堂は、平成17年に再建。
紅葉のトンネル
大原の紅葉は、市内より少しだけ早く色づく。
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こちらの人気は三千草弁当。赤い三段が かわいらしい。
段それぞれ
季節の料理が 彩りも美しく盛り付けられている。
旬味草菜の宿
大原の里で採れた季節ものを 味わいたい。大原温泉の露天風呂も魅力的。