元祖近江商人発祥の町!近江八幡の古い町並みと水郷めぐり
滋賀元祖近江商人発祥の町!近江八幡の古い町並みと水郷めぐり
近江八幡といえば、近江商人とか古い町並みではなく、水郷としても有名な地域。テレビ等でごくたまに紹介されることがあり、いつかは乗ってみたいなという願いを実現することにしました。そもそも当日近江八幡に行こうと決めたのが昼過ぎで、舟に乗ろうと決めたのが乗船2時間前と、まさに行き当たりばったりの御家芸なのであります。突然ではありますが、無事に水郷の手漕ぎ観光船の乗船を果たし、近江八幡の町並もぐるりと歩きました。今回のテーマは「近江八幡水郷めぐり」と「古い町並み観光」です。
たねやグループの旗艦店という立ち位置のお店。店と言うには広大な敷地を有していてぐるり回遊出来るような仕組みになっているんです。まるでテーマパークみたい。建物の中はクラブハリエやたねやのショップが入っていて、どれもかしこも長蛇の行列。美味しいものを手に入れることは過酷です。 その他の写真と詳細の紹介はこちらから→
屋根形そのまま
建物内に一歩足を踏み入れると広大な空間が出現。屋根の形ほぼそのまま。2階はカフェですが、お待ちの行列の長いこと。
メイン商品はこちら
せっかくですからこのような輪切りではなく一本丸々男買いしてみたいものです。宝くじ当たったら買います。w
一つくらい頂きましょう
店内ではバームクーヘン、サブレ、バームサンド、どら焼き等が販売されています。一つくらいは根性で並んで購入したいものです。写真はマロンどら焼き。
随一のフォトスポット
あちこちのSNSで必ず登場する超人気スポット。現地では被写体のお子様をコントロールする保護者の声のほうが高いような気がする。
倉庫店の中はレトロスポット
全体的にはギフトショップという立ち位置。季節的にはハロウィンですね。二階建てバスの中はマカロンショップでした。
まるでテーマパークみたい
とにかく細かな部分まで造形が丁寧なのです。上質なテーマパークの中に居る雰囲気。
ということで今回利用したのが「水郷のさとまるやま」。理由は手漕舟だから。他はモーター付舟を使用していて、速度も早いし距離も長いかと思うけど、気分的にはゆらゆら揺れる手漕ぎの舟でしょ。しかも葦の原に一番近いというロケーションも欲しかったし。もしご利用の方は繁盛期には満席になるかもしれないので、事前に予約入れたほうがいいみたいです。この日は運良くすんなりと乗れました。 この他の写真はこちらをどうぞ→
こちらの窓口で料金先払い
予約の方も、貸し切りの方も一旦ここで受付を行います。乗船所要時間は約1時間になっています。出発したらトイレはありません。出発前に済ませましょう。
ずらり並ぶ観光船
ここが船溜まりになっています。今回は人数の関係で2艘仕立てということになったようです。
揺れる足元に注意を
それ程怖いことはありませんが、乗船の際それなりに揺れます。充分にご注意を。
川風が気持ちいいのです
こういう場合川風と言うのでしょうか。常時風が吹いているのでとても涼しいのです。ゆらゆらしながら舟は進んでいきます。カメラで景色を撮る場合、常時揺れていますので水平を撮るのはかなり困難。
変化に富んだ景色に満足
両側に生えた葦の間を通るだけかと思ったら、所々橋があったり、とても狭くなったり、突如広い場所に出たりして全く退屈しません。
あちらは仕立船っぽい
今回利用したのはいわゆる「定期船」。それ以外にも、家族が多い時とか、時間の都合等で「仕立船」を出すことも出来ます。人数によっては割高かもしれませんが、それはそれで優雅ですよね。
カヌーが気持ちよさ気
途中、ソロのカヌーとすれ違いました。いいですね、カヌーもまた気持ちよさそうです。
外から眺めるとこんな感じかも
下船後、水郷の道を走ると水路に舟が通っていくのをよく見掛けます。外から見るとこんな感じなんですね。
町並に一番近いという市営八幡観光駐車場に車を停めると、すぐ目の前から古い町並みが始まります。ここから八幡掘を経由して日牟禮八幡宮に至るコースがいわゆる黄金ルートになるようです。この辺り、まさに小京都の風情があってどちらにカメラを向けても絵になります。 古い町並みの詳細はこちらをどうぞ→
古い町並みが続く景観地区
何がスッキリしてるのかというと、電線がないのです。電線が無い空ってこんなにも綺麗なんですね。
赤い丸ポストが似合う町
古い町並みには赤い丸ポストでなければいけません。ポストの赤が町のアクセントになっています。
かわいいネコがお店番の店
雑貨屋さんのような、喫茶店のようなお店。中を覗いたら猫がお店番していました。
ポン菓子の店
ポン菓子を実演販売していて、試食品を景気良く振舞っていました。ポン菓子ってたまに食べたくなりますよね。
町中の地蔵様
お願い地蔵と名付けられた地蔵様がいらしゃいます。貴方は何をお願いしますか?。
八幡川沿いの散歩道は気が茂っていて夏は日陰になってとても気持ちいい場所。川沿いに歩きやすい小路が整備されています。
堀めぐりの舟があります
船に乗って堀の中を巡ることが出来ます。乗り場はかわらミュージアムの近くです。
一番川面に近い小路
川沿いには通常の小路と、更に一段下には水面に一番近い小路があり、これがなかなかの人気。
橋の下も渡れます
橋の下に道がないと思ったら大丈夫。ちゃんと置き石があります。ただし、マジに置いた石なので結構グラグラしてるので注意。
八幡宮の向こう側は倉庫群
この辺り、蔵が続くエリア。まさに近江商人の町ということでしょうか。
無料休憩所っぽい所もある
堀沿いに無料休憩所っぽい場所があったので遠慮なく利用させて頂きます。日差しが強い時の強い味方です。
最初に駐車場を出たすぐの所にある「麸」のお店。ここで試食攻勢に遭ってしまい、これがとっても美味しいのです。一度手にしたら逃れること不可能かも。
お茶でもてなして頂けます
この辺りは日を遮るものが無いので、暑い日差しの際のオアシスです。冷たいお茶が癒やしとなります。
郷土資料館、歴史民俗資料館、旧西川家住宅、旧伴家住宅の4つの施設で構成され、入館料は4館共通になっています。
学校みたいな施設
古い建物だなと思ったらどうやら学校だったようです。昔使用された道具などが展示されています。
着物展をやってました
路地の中の建物です。奥に長いのは民家の特徴ですね。
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八幡瓦の特徴を見せてくれるという博物館のはずですが、残念ながら旧館でした。しかし、建物に入れなくても敷地の一部に入ることができ、建物の雰囲気だけでも味わうことができます。
鬼瓦を近くで見られます
かつて実際に使われていた鬼瓦を間近で見ることが出来ます。遠くで見ると気が付かないのですが、近くで見ると意外に大きくて驚きます。
近江八幡の神社と言えばココ。近江商人の絶大な信仰を集めているという日牟禮八幡宮になります。お盆の時期だったからでしょうか、境内に赤い提灯がずらり飾り付けられていました。
実は駐車場があります
鳥居から先は日牟禮八幡宮と八幡山ロープウェイの利用者がごっちゃになった駐車場になっています。停めるのに一苦労しますが、「日牟禮八幡宮」に行く方は是非こちらに。一旦停めてしまえばこちらの・・・(以下略)w
近江に来たら近江牛ではないでしょうか。しかし、近江牛そのものを食べようと思ってもそうやすやすと店に入れるものではありません。そこでオススメなのがメンチカツ。これです。近江牛のエキスがギュッと詰まったメンチカツは外せません。
揚げたてのホクホクが旨い
お店で頂けるのは当然揚げたてです。サクッとした衣の中に美味しさが詰まっています。こういうのは店頭ですぐ食べなければ美味しくありません。
特徴ある物見台があると思ったらやはりここもかつては学校だったらしいです。現在は観光案内やギャラリーになっています。
交通量がとても多い
この建物の正面が日牟禮八幡宮の弾道になっている関係で近江八幡にしては交通量が半端無く多いので注意しましょう。特に橋の辺りは立ち止まっていると車がすれ違えません。
近江の地元の方がやたらたねやの話をするのですが、店を見るまで全くピンと来ませんでした。店内に入ってやっとわかったのです。地元の方、スマネぇ。
つぶら餅の店でした
外見まるでタコ焼きみたいな形の菓子ですね。そういえば彦根城下町で食べましたとも。そうか、これだったんだ。
ピーナツのような看板
軒先から下がるピーナツのようなハリボテが目印。
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近江八幡の古い町を歩いていると、格子デザインの袋を持っている方が目につくのです。いったいどの店の袋なのか不思議でしたが、わかりました。このお店の袋なのでした。場所は日牟禮八幡宮の境内参道脇。駐車場がありますが、超停めにくいかと思います。
バウムクーヘンで有名?
何処かで聞いたことがあるような名前だと思ったら、バウムクーヘンで有名なあの店ですね。ようやく理解しました。
建物の裏に庭がある
クラブハリエ建物の裏側に散歩するほどの広さではないのですが、庭があるのです。
地元近江八幡の野菜ならこちらで勝負しましょう。収穫されたばかりの採れたて野菜がイッパイ並んでいます。店内には揚げ物の店やアイスクリームの店もあったりします。駐車場に入る際、混雑時は入口を限定する事があるので気が付かないと行き過ぎることになります。
新鮮な農産物がズラリ
どの野菜も美味しそう。色とりどりの野菜がズラリと並びます。カボチャ一つとっても、様々な種類のカボチャから選べます。
地酒もズラリ
酒のコーナーでは地酒がズラリと並びます。試飲が出来ないのが少々残念ではありますが・・・。
面白いものが見つかる
冷蔵コーナーを見ると通常では販売されていないような面白いものが見つかります。案外穴場ですよね。
近江兄弟社といえば、そう。メンタームなのであります。それがここ、近江八幡に本社があるのであります。更に一階には資料館が在リ、営業時間中であれば誰でも入ることが出来ます。
元はここからスタートかな
現在の建物はもっと奥の方にどぉーんと建っています。こちらは資料館というか記念館という感じになっているようです。
ウォーリズ像
メンターム近江兄弟社から道路を挟んだ対面スペースにウォーリズ像が設置されています。
ヴォーリズと言う名前、何処かで聞き覚えがあると思ったら、アニメ「けいおん」の聖地として有名な、豊郷にある豊郷旧小学校の建物がヴォーリズ建築事務所の設計なのでした。その名前が近江八幡ではあちらこちらで目にします。例えばこちらの高校。いかにも設計士が入りましたと言わんばかりの建物です。入学は難しいのでしょうか。
こちらは幼稚園です
正式には近江兄弟社幼稚園ですから少々違うのですが、学園と同様の設計でしょうね。
レリーフがありました
幼稚園横にヴォーリズさんのレリーフがありました。やはり関係者だったのです。
ここに来て見たことがない新しい飛び出し看板を発見。これはユーザが書き替えてる看板ではなく、間違いなく特注のオリジナル看板に間違いありません。
白雲館の対面に
こちらは学生服なのかな、それとも警官。一番目立つ場所なのですぐわかります。
八幡山ロープウェイ乗り場
神社の一番奥、八幡山ロープウェイ乗り場に設置してありました。形はそのままロープウェイ。
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建物の外観は老舗精肉店そのものです。お店に入ると正面のケースには衣がついただけの状態でトンカツ、コロッケ、ミンチカツ、串カツ等が並び、ケースの右側に高級精肉がズラリ並んでいます。更に、よく見たらレストランがあり、2階は予約のみとのこと。
近江牛ミンチカツは正義!
揚げたてアツアツで食べる近江牛ミンチカツは旨さがぎゅ~っと凝縮されていてマジに旨い。観光客相手のミンチカツとはモノが違う感じ。必食!。
近江牛の最終兵器!
レストランメニューの中で一番リーズナブルな近江牛カルビ丼。これが旨い。噛んでも噛んでも消えるまで旨いのです。近江牛お試し初体験に最適の一品。
ボリュームを求めるなら
近江牛カルビ丼より一回り大きな器で提供される近江牛すきやき丼。近江牛の旨さが丼中に拡がって最後まで美味しく頂けます。
近江八幡の気になるお店。白状すると毎回訪れるのは営業時間外。次こそは入るぞと決意して店の前を後にするのであります。このメニュー、気になりませんか?