カンボジア旧都シェムリアップのアンコールワット周辺遺跡巡り!
海外カンボジア旧都シェムリアップのアンコールワット周辺遺跡巡り!
行って見たい世界遺産1位のアンコールワットを含むシェムリアップの遺跡群。かなりの見応えなので2〜3泊くらい滞在してじっくり見たいところです。時代的には12世紀前半(鎌倉幕府前後)の時代ですので、モンゴルも敵として存在しているくらいの時期の遺跡です。そういう世界の状況を考えると面白い。タイのアユタヤは1350年以降からの400年間なので、カンボジアはそれより前くらいのものになります。 シェムリアップの遺跡群はいわゆる旧都でヒンドゥー教の寺院として造られます。その後1400年代に遷都されたことで荒廃します。さらに時代を経て再発見され仏教の寺院として使われます。ですので、宗教が入り混じった作りになっています。近年クメールルージュが軍事拠点にしたりしていたことで破壊されたりもしていますが、アンコールワットは非常に綺麗に残っています。
なんの調査かわかりませんが行きたい世界遺産世界一といわれるアンコールワット!しかし行ってみるとわかるのですがなかなか凄い。朝日をバックにしたシルエットを水面に写して撮影できる朝バージョンと遺跡の様子をしっかり見る夕陽バージョンと二回行くのがオツです。
シルエット撮影
実は数少ない晴天の時より雲が絵を描いてくれる日の方が空の色が変化に富み美しくなるそうです。水面に映る対称的な姿を踏まえると時期にもよりますが正面左から撮影するのがおすすめです。
ダイヤモンドアンコールワット
春分と秋分の日にはセンターから朝日が登ります。その前後の期間で合計10日間ずつは朝日が中央の参道からメインタワーである第三回廊の塔の頂上部と重なるような写真が撮れいわゆる「ダイヤモンドアンコールワット」になるそうです。 春分秋分の日から1日離れるごとに参道を後ろに下がって行く場所がその場所になるように設計されていますのでその期間に訪問した人は是非。
第三回廊から
中央の参道をまっすぐに見下ろせます。アンコールワットは春分、秋分の日絡みで参道に大きな役割をもたせた太陽を踏まえた建築をしています。その動きはエジプトのピラミッドを超える造りなので凄い技術です(とはいえ年代は大分進んでいますが)。
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こんな写真も
朝日のときはこんな写真も撮れて楽しめます。
夜明け前
フロートの橋をスマホのライトを照らしながら渡って遺跡に入って行きます。
シルエットが見え始めた
遺跡の前で待機するのですが、次第にシルエットが見え始めます。
人がたくさん
これだけの人がたくさん待機しています。
水面に
やっとシルエットが映り始めます。
朝日の色
朝日の色がつき始めます
日の出自体
実は日の出自体はなかなか見えません。第一回廊あたりまで下がってやっと低い位置に昇ってくるのが見える感じです。そういう意味では本当の日の出はおそらく気球に乗らないと見れません。
帰る頃
帰る頃には大分明るくなっています。
夕方になると建物自体に日が当たりますのでシルエットではなくくっきりと建物の細部まで浮かび上がるようになります。水面に反射する姿もの朝とは大分変わってくるのがわかると思います。旅の日程上、夕方を見て翌日朝日をみるという流れになりやすいので実はこっちが始めて見るアンコールワットかもしれませんね。
ガイドさん行くベスポジ
建物の向かって右サイドのから撮った写真。ガイドさんいわくここが一番ベストな写真スポットだとか。本当?
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30年完成にかかったと言いますが、それだけの規模です。
第一回廊からの第三回廊の塔
参道を一直線に第一回廊から第三回廊を見渡せます。
第一回廊
堀の向こう側にあるのだ第一回廊です。この第一回廊の端から端で太陽の昇方角が移動するように作られているそうです。なので夏至と冬至が両端。センターが春分と秋分の日です。この天文学ベースの建築はエジプトのピラミッド以上の精度だそうです。
フロート橋
実際にはこのフロートの橋を渡って遺跡に入って行きます。
アンコール・ワットからもほど近い(とはいえ車)一番大きな寺院がこちらのアンコール・トムです。敷地としてはアンコール・ワットよりも断然大きいものです。とはいえ敷地全体というよりはメインは王様の作った宗教宮殿ですので印象はアンコールワットの方が大きいという感覚になるでしょう。
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日を受けた仏顔
日を受けた仏顔横顔
戦争の絵
象を使って戦争をしていたこと、中国人が登場していることなどがわかります。 寺院の周りの壁にはこのような歴史絵巻や生活状況などのが描かれているのでとても興味深いです。
ライオン
ライオンが人に覆いかぶさっているところが描かれています。ライオンもいたわけですね。
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南大門
南大門脇
堀の水面に映る南大門
アンジェリーナ・ジョリーの出世作でもあるトゥームレイダーの撮影でも有名になったタ・プローム遺跡が木に覆われているところが非常に特徴的です。 しかし実はこの木々ドウシテコウナッタかを考えると実に独創的。カンボジアのこのシェムリアップの地域が王都で寺院なおで栄えていた時代は日本の鎌倉時代くらいの話ですから900年から1000年くらい前の時代の話。樹齢1000年の木というのはおよそありませんから実際にこの遺跡が使われていた時代にはこの木々はなかったことになります。 これらの木々は鳥の分などに含まれている木のタネが遺跡の隙間から生え出して根を生やしていったもの。そう考えるとすごく幻想的ですね。
正面の門
参道から
最初に目にするのがこちら。石が敷き詰められています。
わかりやすい木
本殿
本殿は木の根により倒壊していますがそれがこちら。
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凄い根
さすがに何トンという石でも壊れますね。
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アンジェリーナジョリー
映画ではこんな感じで出てきます。
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ここも出てきそうでしょ。
塔が残っているので中国人に人気がある遺跡だそうです。登って写真を撮るそうです。
アンコールワットを含むシェムリアップの遺跡群については先にチケットというかパスを買わなければなりません。1日券か3日券なのですが、朝日を見たりする場合には3日券のほうが妥当か。それにしても結構なお値段で60ドルくらい。 いずれにしてもアンコールワットにいきなりいっても入れません。一旦街中なから少し外れるチケットセンターにいって写真付きのパスを買ってください。
パス売り場
写真を撮られます
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観光客で賑わう池のほとりのランチスポット。食事はクメール料理ですがそこそこです。
池ビュー
大きな人工的な池があります。これは王の沐浴のために造られたものだそうで、遺跡の一部とも言えます。
魚
肉
サテ
テラス
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シェムリアップからは少し離れていますし、チケットも別になりますが、日本や中国ではジブリの「天空の城ラピュタ」の元となったのではと噂される遺跡がこちらのベンメリアです。
入り口
ベンメリアの遺跡だけはアンコールワットの遺跡のチケットでは入れません。近くにあるチケットセンターで買ってください。
堀
蛇の彫り物
遺跡の倒壊
遺跡が倒壊する原因は2つ。 ①鳥のフンに含まれる木の芽が発芽して根を張る力による例。根がどこから出てくるかは様々で、塀の上からでもどこからでもスタートします。木の力恐るべしです。 2つ目は蟻です。蟻が蟻塚を作るために遺跡の下の土を運んでしまい、下に穴が空いてしまい崩れてしまう。そういう意味では基礎がしっかり造られている遺跡は蟻が入る隙間がないので崩れにくいと言われています。
採掘場
実はベンメリアのこの辺りは石の採掘場の近くでもあり膨大な量の石が彫られています。実はアンコール・ワットで使われている石もこの近くから運ばれて使われているので同じ石が使われています。しかし基礎の丁寧さの違いで倒壊したベンメリアとアンコール・ワットでは大きな違いが出ているといえます。
ラピュタ
まさにラピュタですね。
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仏教とヒンドゥー教の神さまが交互に回廊を支えています。アンコールワットの参道の下にもこのような支えている仏像があるので見て見てください。
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パーク・ハイアットが一番街中の便利な場所にある良いホテルといえます。飲み屋のたくさんあるパブストリートにも歩けます。
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シェムリアップで一番高級なホテルアマンサラ。実はアマンのホテルにしては珍しくレストラン客の外部からの受け入れを行なっています。なので、そういうのを楽しみたいときは泊まらずに利用して見るのも良いかもです。
スープ
クメール料理
クメール料理のお惣菜が運ばれてきます。ちょっと驚きますが、これとご飯で終わりです。質素。
高級レストラン
エントランス
ホテル専用トゥクトゥク
とても綺麗な貸切トゥクトゥク
観光ガイドなどでも有名なブランコソファのレストラン。もちろんブランコじゃない普通のテーブル席もあります。ちなみにブランコソファは船酔いする人は確実に酔うでしょう。
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トゥームレイダーの撮影の際アンジェリーナ・ジョリーも夜な夜な通っていたという有名なバー、レッドピアノ。カンボジアに学校を建てる話として映画化された向井理主演映画「僕たちは世界を変えることができない。」のロケの際にも向井理さんがこちらに通ったという話も。もはや観光地化しています。
レッドピアノ
実際に二階にあります。
アンジーカクテル
アンジーのカクテルがメニューにあります。10杯に1杯無料で、500杯に1杯100ドルとTシャツくれると。
アンジーカクテル
これです。
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赤い小峠
赤い小峠さんがランプシェイドを支えています。
アンコール・ワットから街中に戻ってくる途中にあるマンゴーもののカフェです。実は日本人の経営する店で、アンコールワットクッキーも併設されています。 マンゴーアイスは普通に美味しいので好きな方は是非。
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日本人の『マダムサチコ』こと小島幸子さんがカンボジアにカンボジアオリジンのお土産をということでアンコールワットの形をしたクッキーを作り売り始めたお店です。 カンボジア産にこだわったり雇用を創出したりしてカンボジアに貢献しているそうです。2008年の日経ウーマンオブザイヤーに選ばれています。
アンコールクッキー
普通に美味しいです。
バナナチップ
バナナチップスやブラックペッパーカシューナッツなども売っています。
パークハイアットの隣の隣にあるやや綺麗目なマッサージ屋さん。フット中心なら30分4ドル。1時間6ドル。フットでなければ写真のような個室もあります。
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個人的にはやや弱いのが気になりました。
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値段表
小さな空港ですがアンコールワットに行くならこちらを使います。街中まで10分くらいなので便利。タクシーで10ドルくらいでいけます。
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スタバ
チェックイン前に。テラス席も。
絶対通らないといけない免税店
全員が通過する構造の免税店。
割と大きい
結構大きいので一通りのものはあります。
やっと通り抜け
免税店以外も
カフェも
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