大正時代に杉沢村と呼ばれる村で一人の村人が発狂し、一晩で集落の全員を殺害。その後己も自殺した ー という都市伝説があります。 その村が青森の山中にあるとか、鳥居が目印になっているとか、ネットでテレビで面白げに取り上げられています。 なので実際にこの目で確認に行きました。
道
鳥居から砂利道が伸びています。 右の太い道は工事の砂利置き場だったので割愛。
池
左の細い道を行く。 ガタガタでしばらく車が通った形跡などはありません。
タイヤ
通るなとは書いてないし。
何か見えてきた
タイヤを踏み越えた先、赤い建物?がチラッと見えてきた。
これは…
無人なのはほぼ間違いないですが、民家とも違う気がする。 農家の倉庫ではないか。
廃材の山
倉庫(仮)の傍らにには廃材が山になっていました。 これがかつての村の家跡かというとどうもそうは思えない。 だいたい量が少なすぎる。
祭壇
行きは気が付きませんでしたが、何かしらを供養する祭壇がありました。 これが村人を供養するものならつじつまはまぁ合うのですが、さて。
帰還
もう少し探索したかったのですが、やぶ蚊がすごいので退散。
猿田彦
鳥居の奥に祀られているのは猿田彦の石碑。 周辺で庚申信仰があったのは間違いなさそうです。
下湯ダムに流れ込む荒川の川岸にある秘湯。 かつて温泉旅館があったのですが土石流で崩れ、湯壺だけが遺されていたところを有志が資材を持ち寄り湯船を作った…という話。
あやめ
川沿いにある、あやめ公園という名前の親水公園に、なぜか茂みに向かって伸びる橋があります。 ここか。
藪漕ぎ
落ちて死なないだけ金ケ崎温泉よりかマシ。
湯気立つ
川沿いに進んでいたらあちこちで湯気が立っています。 これは温泉の期待もできるぞ。
湯船
あった。 あれだ。
到着
さーてひとっ風呂浴びさせてもらおうかな。
あれれ
湯船にお湯がありません。 理由はわかりませんが、一昨日台風が通ったので、そのためか。
タヌキの湯
途中から割れていますが「タヌキの湯」とあるのでここなはず。
栓
この配置を見るに、左の石が栓になるのでは?と思いパイプに当ててみる。 ・・・10分待ったけど一向に湯量に変化なし。
足湯
仕方がありません。 こうなったら足湯もどきとして、チョロチョロ流れてるお湯に足をつけてみあっちゃーーい!!
断念
多分だけど60~70度はあります。 これではとても湯船に浸かるどころではありません。 なにかコツがいるんでしょうが携帯は圏外。
湯
湯船から流れ出るお湯と川の合流地点はちょうどいい温度。 ただしそれも半径10センチ。
タヌキの湯に行く途中に見かけた鳥居がやけにファビュラス。
参拝
ちょうど雨が降り出したところだったので、「止みますように」と願掛けを兼ねて寄り道。
スリット
ここのお賽銭はスリット式でした。 いろいろ珍しい。
摂社
他の鳥居もゴージャス仕様。 ちなみに雨は止みました。 ありがたや。
帰り道に見つけた神社。 ここもしめ縄がすごい。
熊野神社
さっきのは稲荷なので宗派の違いとかではなさそう。 2例だけですが、ここらの鳥居のしめ縄は凝ったのが多いのか。
スリット
そしてスリット。 お風呂に入れて美味しいご飯が食べれますように。