浦賀ナイトハイク
神奈川浦賀ナイトハイク
心霊スポットを巡るナイトハイクシリーズ。 今回は浦賀です。 いつもよりスポットの数は少ないですが、その分濃い内容になっているかと思います。 もちろん今回も一人。 私が写っている写真は三脚で撮りました。
江戸時代初期に築かれた、今で言う灯台のような役割の櫓。 明治になって建てられた観音崎灯台にその役割を譲るまで、約220年間にわたって浦賀の夜の海を照らし続けました。 しかし、その陰に隠れた歴史もあります。 この周辺は浦賀奉行所の刑場として使われており、今でも地元の方は、密かにここを「首切場」と呼ぶのです。
燈明堂跡への道
浦賀駅から歩くこと約30分。 この先です。
慰霊碑
慰霊のためか、慰霊碑や地蔵が建てられています。
裏付け
「首切場」の正確な場所は不明。
燈明堂跡へ
今回は厳密に言えば「首切場」が目的なので、燈明堂跡に行く必要性は低いのですが、一応。
燈明堂跡
到着。 季節がらか、結構な数のオーブが写りこんでいます。
ぐるっと一周
せっかくなので、燈明堂跡の周りを一周しておきます。
引き上げ
では、次へ向かいます。
西浦賀町にある古いトンネル。 かつて、ここに肝試しに来た若者達の一人に何かが憑りついた…という話が伝えられています。
周辺事情
周辺にはアパートなどがあります。 普通なら民家が近いのは、心霊スポットとしては結構な減点要素なのですが、ここはなかなかどうして、怖い。
庚申塔群
浦賀側の入り口付近には、庚申塔が収められている一角が。
内部へ
トンネル系の心霊スポットへは、結構あちこち行ったのですが、ここはなんとも言い難い妙な空気が漂っています。
地蔵
トンネルを抜けた先には地蔵が。 鉄パイプで補強された、いやに頑丈な造りの祠。
東京湾を望む、風光明媚な景勝地として知られる観音崎。 しかしながらここは、夜を迎えると神奈川有数の心霊スポットとしての姿を見せるのです。
林道を進む
観音埼灯台がメインですが、その前にあちこち散策していきます。 まずは海難者慰霊碑へ。
…?
意図的に迷わそうとしているのではないかと、思わず疑った看板。
慰霊碑
ここも無数のオーブが写りこむ。
トンネルを抜けて
写真は貼りませんが、巨大なゲジゲジやムカデが壁を這いずり回っていました。
観音埼灯台へ
ちなみにここら辺の地名は「観音崎」ですが、灯台は「観音埼」と書きます。
遺構
かつて観音崎周辺は日本海軍の施設があり、随所に当時の遺構が遺されています。
切通
見通しの悪い切通。 恐る恐る進む。
観音埼灯台
海で亡くなった方の霊が、灯台の光を目指して集まる、という話があります。
工事中
観音崎には、小さいながら雰囲気のあるトンネルがあり、今回の締めにそこを撮ろうと思っていたのですが、なんと工事中で立ち入りできませんでした。
トンネル内部
諦めきれないので、フェンスの隙間にカメラを押し付けて一枚。