東京で久々に開催される大回顧展【没後40年 熊谷守一 生きるよろこび】
2017年12月1日(金) 〜 2018年3月21日(水)
- 画家 熊谷守一の没後40年を記念した回顧展
- スケッチや日記などの貴重な資料も紹介
- 初期から晩年の作品までを三章に分けて展示
2018年3月21日(水・祝)まで、東京国立近代美術館で、没後40年を記念した画家、熊谷守一(1880‐1977)の回顧展が開催されている。
熊谷守一は、明るい色彩と単純化されたかたちを持つ作風で知られ、晩年は花や虫や鳥など身近なものを描きたくさんの作品を生み出した。 飄々とした味わいを持つエッセイでも知られ、『へたも絵のうち』(原著は1971年、現・平凡社ライブラリー刊)は、現在もロングセラーの文庫となって若い層にも読み継がれている。
この展覧会は、最新の研究成果を踏まえて行われる、東京で久々の大回顧展。《雨滴》(1961年、愛知県美術館 木村定三コレクション)、《猫》(1965年、同)といった代表作をはじめ、200点以上の作品が一堂に会す。
熊谷守一 紹介
1880(明治13)年〜1977(昭和52)年
岐阜県 恵那郡 付知村生まれ。1897(明治30)年上京。1900(明治33)年、東京美術学校西洋画科撰科に入学し、黒田清輝、藤島武二らの指導を受ける。同期に青木繁、和田三造らがいる。1904(明治37)年に同校を卒業。1909(明治42)年には《蠟燭(ローソク)》により第3回文展で褒状を受ける。翌年一時帰郷、1915(大正4)年に再上京するまで、材木運搬をはじめさまざまな仕事につく。上京後は二科会を中心に発表を続け、二科技塾の講師も務める。1922(大正11)年、大江秀子と結婚。1928(昭和3)年に次男・ 陽を、32(昭和7)年に三女・ 茜を、47(昭和22)年に長女・ 萬を失くすなど、戦争をはさんで次々と家族の死に見舞われる。戦後は明るい色彩と単純化されたかたちを特徴とする画風を確立。97歳で没するまで制作を行った。住まいの跡地は現在二女、熊谷榧氏を館長とする「豊島区立熊谷守一美術館」となっている。
ホリデー編集部からのコメント
画家・熊谷守一の生涯を作品を通して知ることができる回顧展。熊谷守一を知らない人でも、人柄を身近に感じられるんではないでしょうか??
開催場所
イベント情報
没後40年 熊谷守一 生きるよろこび
開催期間
2017年12月1日(金) 〜 2018年3月21日(水・祝)
※月曜休館
開館時間
10:00〜17:00(金、土曜日は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
料金
一般 当日1,400円 団体1,000円
大学・専門学校生 当日900円 団体600円
高校生 当日400円 団体200円
※団体料金は20名以上
※中学生以下、障がい者手帳等を提示の方とその付添者(1名)は無料
※本展の観覧料金で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展「MOMATコレクション」も観覧可能。
問い合わせ先
ハローダイヤル TEL 03-5777-8600
オフィシャルサイト
写真一覧
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