「第三十七回 上野東照宮 冬ぼたん」開苑!枯山水の日本庭園・旧寛永寺五重塔・石灯籠・花木とともに楽しもう
2019年1月1日(火) 〜 2019年2月24日(日)
- 上野公園内にある上野東照宮で200株以上の冬ぼたんが楽しめる
- ぼたんを守る藁囲いや江戸風情の建物に雪が積もると格別の趣
- 1月下旬からは花木も咲き始め、ぼたんに華やぎを添える
上野公園内に位置し徳川家康公を祀る上野東照宮で、2018年1月1日(火・祝) 〜 2月24日(日)の間、『上野東照宮冬ぼたん』が開苑される。常時約200株の冬ぼたんが、社殿や五重塔など本格的な江戸建築に彩りを添える
関東でも最大級『常時約40種200株の冬ぼたん』のみどころ
開苑期間中は、人気品種の“八千代椿”、“島錦”、“黄冠”や、中国・アメリカ・フランスの海外品種などを合わせ、約40種類200株以上の冬ぼたんが楽しめる。
『わらぼっち(藁囲い)』に包まれて寒さをしのぐ
冬の厳しい環境から保護する為、開苑中の冬ぼたんは“わらぼっち”に包まれている。
“わらぼっち”は地域によって形や結び方等が様々ありますが、当苑では開苑当時から荒縄を用いた男結びや梅等のお花を模した飾り結びで見る人の目を楽しませている。
『旧寛永寺 五重塔』をはじめとする本格的な江戸建築と楽しむ
苑内からは旧寛永寺五重塔や東照宮の参道に並ぶ石灯籠を見る事ができ、他では味わえない江戸風情の中でぼたんを見る事ができる。
また、雪が降れば格別の趣があり、しんしんと降り積もる雪の中に凛と佇むぼたんの姿は見る人の目を惹きつける。
リニューアルで新設された日本庭園と楽しむ
3年前より新設された枯山水の日本庭園には、水の流れをイメージした細かな白石が敷かれ、滝に見立てた長方形の立方石や石橋も情景を彩っている。
ロウバイやウメ、そしてフクジュソウなども見頃を迎える
1月下旬からはロウバイや早咲きのウメが、そして2月中旬頃からはフクジュソウやマンサクなど苑内では様々な花木が見頃を迎えぼたんと共に華やぎを添えている。
「冬ぼたん」と「寒ぼたん」
牡丹には早春と初冬に咲く二期咲きの品種があり、このうち低温で開花した冬咲きのものが「寒ぼたん」と呼ばれている。気候に大きな影響を受けるため、着花率は2割以下と低く、咲かせるのが極めて困難となっている。それに対して、春と夏に寒冷地で開花を抑制し、秋に温度調整して冬に開花させるという特殊な栽培の技術を用いて咲かせたものを「冬ぼたん」と呼んでいる。
花の少ない冬、縁起花として新春に華やぎを添えるため、丸2年を費やし育成される「冬ぼたん」。わらぼっちの下で楚々と咲く可憐な姿は、見る人を魅了する。
開催場所
イベント情報
第三十七回 上野東照宮 冬ぼたん
開催期間
2019年1月1日(火・祝) 〜 2月24日(日)※期間中無休
開催時間
9:30〜16:30(入苑締切)
料金
大人(中学生以上):700円
団体(20名以上):600円
小学生以下:無料
東照宮社殿共通拝観券:1,100円
オフィシャルサイト
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