展示会開催!体験型の作品で非日常的な体験を共有『PLAYWARE アルゴリズムでつくる遊び展』
2019年1月16日(水) 〜 2019年3月31日(日)
- アルゴリズムを用いた作品で国内外の3組のアーティストが参加
- 体験型の作品で非日常的な体験を他の人と共有することができる
- スペシャルプログラムに申し込んで世界的なアーティストと交流
「PLAYWARE アルゴリズムでつくる遊び展」開催
国内外の3組のアーティストが参加し、グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル「The Lab.みんなで世界一研究所」で作品展示を行う。
展示は、カナダ・モントリオールを拠点に活動し、遊び心のある遊具によって、都市を人々が参加できる場所に変えるアーティストグループ デイリー・トゥレジュール、独自のプログラミング/アルゴリズムを用いてインタラクティブな作品を制作し、コンピュータから生まれる新しい遊びを創り出す藤木 淳、そして、アルスエレクトロニカのR&D部門であるアルスエレクトロニカ・フューチャーラボが参加する。
また、1月16日(水)、17日(木)には、参加アーティストとアルスエレクトロニカメンバーによるトークセッションや、スペシャルプログラムが開催。世界的なアーティストと直接交流できる機会だ。
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アルスエレクトロニカ(ARS ELECTRONICA)とは
オーストリア・リンツ市に拠点を置く、メディアアートの世界最高峰の機関。毎年9月にアート・テクノロジー・社会をテーマに行われる「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」のほか、美術館・科学館としての「アルスエレクトロニカ・センター」、メディアアートの最先端コンペティションである「プリ・アルスエレクトロニカ」、R&D機関である「フューチャーラボ」の4部門があり、日本からも多くのアーティストが参加している。 -
ARS ELECTRONICA in the KNOWLEDGE CAPITALについて
ナレッジキャピタルでは「アルスエレクトロニカ」と開業前から交流を持ち、ナレッジキャピタルのコンセプトにある「感性」に重要なクリエイティブ面での国際連携を推進しており、2014年11月からは、「ARS ELECTRONICA in the KNOWLEDGE CAPITAL」と題し、国内外のトップアーティストが参加する作品展示やワークショップを定期的に開催している。
参加アーティスト・展示作品
※参加アーティスト・作品は予告なく変更になる可能性がある。
1.デイリー・トゥレジュール Daily tous les jours (CA)
メリッサ・モンジャとモウナ・アンドラオスによって設立され、カナダ・モントリオールを拠点に活動するデザインスタジオ、アーティストグループ。公園や広場のような公共空間に大規模なインタラクション作品を設置するプロジェクトを数多く手がけ、作品との出会いによって公共空間と人々の間に新たなストーリーと遊びを生み出す試みを続けている。http://www.dailytouslesjours.com/
【展示作品】
- Musical Shadows
公共の広場に知らない人同士の共通体験を作り出す作品。地面に置かれたパネルの上に影が落ちると、録音した人の声から作られたさまざまな音が鳴り出す。鑑賞者は互いの影が作り出す音によってセッションをしたり、一期一会で生み出される非日常的な体験をほかの人と共有することができる。
2.藤木 淳 Jun Fujiki(JP)
人間が持つ空間認識や物理的な感覚、あるいはリアルとバーチャルの境界を探るため、独自のプログラミング/アルゴリズムを用いてインタラクティブな作品を制作する。鑑賞者は作品で遊ぶ中で新しい物理法則やモノの見方を体感することができる。
Prix Ars Electronica 2008のHybrid Art部門、Prix Ars Electronica 2012 Interactive Art部門で、それぞれHonorary Mentionsを受賞。
http://jun-fujiki.com/
【展示作品】
- P055E5510N
動き回る大勢のキャラクターの中から自分が操作しているキャラクターを見つけ出し、旗まで誘導するゲームライクな作品。この作品には複数のバージョンがあるが、いずれも体験者は画面内で動くキャラクターに憑依する感覚を得る。
- OLE Coordinate System
画面の中で、キャラクターが通常の物理法則に寄らない徘徊行動を行なう作品です。それぞれのキャラクターは固有の3次元空間情報を与えられていて、ブロックや階段といったオブジェクトに対して物理法則に基づかない行動を可能にした。
- Constellation
体験者によって空間に置かれた点群から人や犬、鳥、地面などが浮かび上がって動き出す作品だ。配置された点の位置関係により、点から生まれた形は、自動的に生成、消滅、変身、変形を繰り返す。
- .PET24
点の集合から仮想生命が生まれる作品。画面上に24個の点がある。視点の位置から左右対称でバランスの取れた骨格が見つけ出され、仮想生命が生成される。24秒間の寿命が尽きると通常の点に戻り、また別の骨格をもった仮想生命が生まれる。体験者の操作で視点が変わると、点の位置が変わり、生命の姿も変化する。
3.アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ Ars Electronica Futurelab
アルスエレクトロニカのR&D部門として1996年に設立。シンクタンクとスタジオの機能を持ち、アルスエレクトロニカ内外において未来を考えるプロジェクトを実現する。https://www.aec.at/futurelab/
久納 鏡子(AT/JP)
アルスエレクトロニカ・フューチャーラボのアーティスト/リサーチャー。これまでインタラクティブアート分野における作品を多く手がけるとともに、公共・商業空間での演出や展示造形、企業や大学との共同プロジェクトを行うなど幅広く活動している。
【展示作品】
- Flower of Time
時間についてのイメージと、時間の使い方のアイデアを視覚化した参加型の作品。
回転速度が異なる時計の針の周りに、来場者によって書かれた時間についてのさまざまなアイデアの花びらが置かれていく。来場者によって作られた時間の花は、人それぞれで異なる時間や、状況によって伸び縮みする時間に対する感覚を明らかにするだろう。
スペシャルプログラム
※各プログラムは、ナレッジキャピタル公式ウェブサイトより事前申し込み
1.オープニングパーティー&展示レクチャー
日時:2019年1月16日(水)午後6時~午後8時 (開場午後5時30分から)
会場:グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル「The Lab.みんなで世界一研究所」2F アクティブスタジオ
参加費:1,000円(税込み・飲食料金含む)
定員:50名 ※要事前申し込み
ゲスト:デイリー・トゥレジュール、藤木 淳、アルスエレクトロニカメンバー
2.トークセッション「PLAYWARE」
日時:2019年1月17日(木)午後6時~午後8時(開場午後5時30分から)
会場:グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル「The Lab.みんなで世界一研究所」2F アクティブスタジオ
参加費:無料
定員:50名 ※要事前申し込み
ゲスト:デイリー・トゥレジュール、藤木 淳、久納 鏡子
開催場所
イベント情報
「PLAYWARE アルゴリズムでつくる遊び展」
開催期間
2019年1月16日(水) 〜 3月31日(日)
開催時間
10:00〜21:00
料金
無料
主催者
一般社団法人ナレッジキャピタル
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