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個展『Blue』開催!猪瀬直哉の原点とも言える「ブルー」がテーマ

2018年12月1日(土) 〜 2019年1月31日(木)

ポイント!
  • 猪瀬直哉は、絵画の持つあらゆる可能性を追求している
  • 猪瀬氏は風景のダイナミズムをキャンバスに落とし込む作風
  • 展示歴は20th DOMANI・明日展や国立新美術館、高松市美術館

 Naoya Inose, Polylith into the blue, 2018, © Courtesy of the artist
 Naoya Inose, Polylith into the blue, 2018, © Courtesy of the artist

猪瀬直哉の初個展「Blue」が開催

“基本的には自分の身の周りに起こる問題や様々な社会問題、環境問題を題材に絵画を描いている。絵画は言語を超えた存在であり、視覚情報により瞬時に全世界の人々と情報を共有できるツールである。“

猪瀬直哉は、自然界とそこにおける人間の強欲な在りかた、それによって生み出される不調和な関係性を探求している。細部まで精巧な風景と、抽象的な世界を、油絵の技術によってキャンバスに描き出す。彼の作品は私たちがどのように自然と向き合っているのかを問い、またポストモダニズムにおける絵画の役割、そしてそれがどのように変化しているかについて考察する。

ロマン派における風景絵画や、マーク・ロスコやバーネット・ニューマンらの抽象絵画の色面構成に影響を受け、風景のダイナミズムをキャンバスに落とし込んでいる。
現在ロンドンを拠点とする猪瀬の作品は、過去に20th DOMANI・明日展に選出され、国立新美術館や高松市美術館での展示歴がある。

本展覧会では猪瀬の原点とも言える「ブルー」をテーマに、新作と旧作が回顧展形式で展示される。緻密に描かれた初期の作品と、絵画的様式(ペインタリー)に挑戦する最新作に至るまで、猪瀬は、絵画の持つあらゆる可能性を追求している。視覚的にブルーに溶け込む、大気、空や、海に飛び込んでいく感覚という意味もあれば、メランコリックな要素もある、猪瀬直哉が描き出す青が持つ様々な表情を楽しめる。

<アーティストトーク>

展覧会オープニングに伴い、ロンドンより来日中の作家自身と、東京藝術大学特任教授、伊東順二によるオープニングトークを開催する。
参加希望の方は、フルネームとお電話番号、参加人数を下記メールアドレスまで連絡を。

  • 日時: 12月1日(土) 11:30 〜12:30
  • 会場: THE CLUB [ GINZA SIX 6F 銀座 蔦屋書店内 ]
  • 申し込み::info@theclub.tokyo

 © Naoya Inose
 © Naoya Inose

プロフィール

猪瀬直哉(1988-)

1988年、神奈川県生まれ。2012年に東京藝術大学絵画科油画専攻を卒業し、文化庁新進芸術家海外研修員として渡英。その後2017年にロンドン芸術大学チェルシーカレッジオブアートMA Fine Artsを修了し、現在ロンドンを拠点に活動。20th DOMANI・明日展に出展し、国立新美術館や高松市美術館で展示。作品収蔵先には高橋コレクションやベネトンコレクションがある。

開催場所

イベント情報

Blue

開催期間

2018年12月1日(土) 〜 2019年1月31日(木) (休廊日 2019年1月1日(火))

開催時間

11:00〜19:00

問い合わせ先

メール:info@theclub.tokyo
電話:03-3575-5605

主催者

THE CLUB

オフィシャルサイト

写真一覧

  •  © Naoya Inose
  •  Naoya Inose, Polylith into the blue, 2018, © Courtesy of the artist