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「箱根ナイトミュージアム」開催!光りのアーティスト高橋匡太とつくる参加型ライトアップ

2018年12月1日(土) 〜 2019年1月6日(日)

ポイント!
  • 一人ひとりが参加することによって生まれる夜景を体感
  • 館内を観覧しなくてもライトアップのみを楽しむことも可能
  • 箱根の山の中で繰り広げられる、光のアートを楽しもう

昨年の箱根ナイトミュージアム Photo:Mito Murakami
昨年の箱根ナイトミュージアム Photo:Mito Murakami

クリスマスへのカウントダウンが始まる季節から新しい年にかけて、屋外展示場と野外彫刻を活かした光のアーティスト高橋匡太によるライトアップイベントを、昨年に引き続き開催する。
 高橋匡太(1970年京都府生まれ、京都府在住)は、照明や映像を巧みに操って光の可能性に挑んでいるアーティスト。越後妻有(新潟) で2011年から毎年開催されている雪アートプロジェクト《Gift for Frozen Village》、参加型のライトアップ《ひかりの実》などから、十和田市現代美術館(2008年・青森) やワコール新京都ビル(2016年) などの常設作品まで、幅広く活躍している。今回はライトアップされる彫刻が増え、来館者がプレイベントで制作した《ひかりの実》などの新しい魅力も加わる。出会う彫刻や風景のライトアップの色に呼応して変化する提灯の光の美しさや、一人ひとりが参加することによって生まれる夜景をぜひ体感しよう。
入館当日は、18時まで滞在してライトアップを体験できます。今年はライトアップ入館料を設定しましたので、ライトアップのみを楽しむことも可能。また、10月に開催するプレイベントに参加した先着300名の小・中学生には、ライトアップ期間中に1回1名無料で入館できる「このとき来てね」券を配布する。

箱根ナイトミュージアム 開催概要

【開催日】2018年12月1日(土) 〜 2019年1月6日(日)
【ライトアップ時間】16:45〜18:00(室内展示場と緑陰広場は17:00閉館。入館は17:30まで)
【ライトアップ場所】彫刻の森美術館 円形広場、本館エリア屋外展示場
【高橋匡太作品提灯】貸出無料
【提灯貸出時間】16:45〜17:40

【提灯貸出場所】本館ギャラリー1F

【入館料】※ライトアップ入館料を設定。

 ※通常入館料でライトアップまで体験できます
 ※室内展示場と緑陰広場は17:00閉館
 ※ライトアップ入館料の割引はありません
 ※学生の方は証明書をご提示ください
 ※いずれも毎週土曜日はファミリー優待日(保護者1名につき小・中学生5名まで無料)
【主催】彫刻の森美術館(公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団)
【協力】カラーキネティクス・ジャパン株式会社、株式会社スタイルテック、ブルーウェーブテクノロジーズ株式会社
【作品】高橋匡太《Glow with Night Garden Project in Hakone》

アーティスト・トーク

開催日:2018年12月1日(土)、2019年1月5日(土)
時間:17:00〜(約30分)
参加費:無料(入館料は必要です)
高橋匡太さんと一緒にライトアップされた館内を見学。
展示の意図やエピソードなど話す予定。

プレイベント「 きょうたさんと《ひかりの実》をつくろう!」

開催日:2018年10月27日(土)、28日(日)
時間:10:00〜16:00
会場:森のアトリエ
参加費:無料(入館料は必要)
⾼橋匡太さんが果実袋に描いた○の中に、⾃由に笑顔を描く。「箱根ナイトミュージアム」期間中、作った実の中にLEDの小さな光を入れて美術館エントランスに展示。
【このとき来てね券】ワークショップに参加した先着300名の小・中学生に配布する(1名1枚のみ)。ライトアップ期間中に小・中学生1名が無料で1回入館できる。

本イベントのみどころ

「彫刻の森美術館でしか体験できない、特別なアートとしてのライトアップ」

様々なところで開催されるライトアップ。冬の夜を彩るイベントとして定着しているが、彫刻の森美術館では、野外彫刻をアーティストによるライトアップに取り込むことで、他との違いを打ち出している。箱根の山の中で繰り広げられる、光のアートを楽しもう。

「プレイベントでライトアップ作品に参加できる」

10月27日(土)、28日(日)の2日間、プレイベント「きょうたさんと《ひかりの実》をつくろう!」を行う。光のアーティスト高橋匡太さんが果実袋に描いた○の中に、自由に笑顔を描きます。作った実は、「箱根ナイトミュージアム」(2018年12月1日(土) 〜 2019年1月6日(日))期間中、LEDの小さな光を入れて美術館エントランスに展示される。このプレイベントに参加した小・中学生には、「このとき来てね」券をプレゼント! ライトアップ期間中、無料で1回1名入館できる。

「夜景を一緒に作りあげる感動」

本イベントでは、無料で貸し出す提灯を持って夜の彫刻庭園を巡る。出会う彫刻や風景のライトアップに呼応して色が変わる提灯を持った参加者の動きが、夜景を作りあげていく。夜の屋外展示場を光でドローイングするかのような不思議な体験ができる。

館内ライトアップ場所Map

作品概要

《Glow with Night Garden Project in Hakone》

高橋さんが考案した無線で色をコントロールするLED提灯を持って、彫刻庭園を巡ってみよう。出会う彫刻や風景のライトアップの色に呼応して提灯の光が変化する。ライトアップの中に入り込むような感覚を体験できる。

《ひかりの実》

高橋さんが果実袋に描いた○の中に、プレイベントで来館者が自由に笑顔を描く。「箱根ナイトミュージアム」の期間中、作った実の中にLEDの小さなひかりを入れて、オリーブの樹に取りつける。みんなの笑顔が作るあたたかな作品だ。

注意事項

  • ライトアップ場所は円形広場と本館エリア屋外展示場。
  • 足元が暗くなっているため、十分注意すること。
  • 作品や照明機材には触らないようにすること。
  • 提灯を照明機材にぶつけないこと。近づけても色は変わらない。
  • 芝生内やライトアップ場所外への立ち入り不可。
  • 提灯は帰り際に貸出場所へ返却すること。

アーティスト紹介

髙橋匡太 Kyota Takahashi

1970 京都府生まれ。京都府在住
1995 京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了

prize

2015 六甲ミーツ・アート芸術散歩2015 主催者特別賞
2015 DSA日本空間デザイン賞 2015優秀賞
2014 第33回ディスプレイ産業賞 ディスプレイ産業特別賞
2014 第18回 CSデザイン賞 中川ケミカル賞
2010 京都市芸術 新人賞
2008 京都府文化賞 奨励賞
2005 グッドデザインアワード2005 環境デザイン部門
2005 平成17年度五島記念文化賞 美術新人賞
2005 京都府美術工芸新鋭選抜展2005 最優秀賞
2002 ART-EX大阪府芸術家交流事業 選抜派遣芸術家
2002 京都市芸術文化特別奨励制度 特別奨励者
2001 ジャパン・アート・スカラシップ第1回現代美術賞 入選(清水敏夫部門)
1995 キリンコンテンポラリーアワード’95 最優秀作品賞
1993 京都市立芸術大学作品展 京都市長賞

開催場所

イベント情報

箱根ナイトミュージアム(詳細は本文中に記載)

写真一覧

  • 高橋匡太《Glow with Night Garden Project in Hakone》2017年 井上武吉《マイ・スカイ・ホール(天への道)》
  • 昨年の箱根ナイトミュージアムPhoto:Mito Murakami
  • 《ひかりの実》
  • 高橋匡太《Glow with Night Garden Project in Hakone》2017年ジュリアーノ・ヴァンジ《偉大なる物語》
  • 昨年の箱根ナイトミュージアム Photo:Mito Murakami