写真展開催!世界の子どもたちの教育支援現場をとらえた作品を展示する『Class Rooms 』
2018年9月13日(木) 〜 2018年9月19日(水)
- 世界の子どもの教育を支援してきた写真家・清水匡の作品が展示
- 清水匡によるギャラリートークでは写真に込めた思いが語られる
- ギャラリートークの司会はフリーアナウンサーの渡辺真理
『Class Rooms ~子どもとしての時を過ごす場所~』と題して、世界の子どもたちの教育支援現場を写した写真展が、9月13日(木)から9月19日(水)まで、新宿御苑近くのアイデムフォトギャラリー「シリウス」で開催。
国境なき子どもたち(KnK)
- KnKは海外の困難な状況にある子どもたちの現状を日本の人々、特に若い世代に海外の子どもたちの現状を伝えることを目的に、2004年以降、毎年写真展を開催している。
- 今年は『Class Rooms ~子どもとしての時を過ごす場所~』と題し、KnK職員の清水匡が長年にわたり各国で撮影してきた写真を展示。
清水匡によるギャラリートーク
- 9月15日(土)には、今回の撮影を担当したKnK職員の清水匡(しみず きょう)とフリーアナウンサーの渡辺真理さんによるギャラリートークを行う。
- KnKが関わってきた子どもたちについて思いを巡らせ、子どもの時間とは何か、改めて考える機会が設けられる。
- 9月15日(土)14時~15時半 【参加費:500円】
- 要申込 (定員80名、申込先着順)
- 参加費500円は、当日受付にて支払い。
- ギャラリートーク申込方法
件名を「KnK写真展ギャラリートーク参加希望」として、①氏名 ②参加人数 ③所属 ④携帯電話(当日の連絡先)をEメールに記入の上、9月13日(木)必着でkodomo@knk.or.jpまで送信。
写真展に寄せて:清水 匡
KnKに関わって20年、私は海外の活動地を訪れ多くの子どもたちと出会ってきた。子どもたちは英語が話せず、私も現地の言葉が話せない。
勉強するには何が必要だろうか。文房具?それとも学校?今を生きるために働いている子どもが学校に通うことは私たちが想像しているよりも困難なことだ。しかし、1日にわずかでも勉強のための時間を割くことができれば、たとえ学校に通わなくてもそこが子どもたちの「教室」だ。
世界の子どもたちの現状を目の当たりにして自分の無力さを感じることもある。逆に、キラキラした目で一生懸命頑張っている姿に感動することもある。こうした子どもたちの姿をもっと多くの人に伝えたい。そういう思いで2年前から本格的にフォトグラファーとしての活動を始めた。「写真で世界を変える」ほどの自信はないが、この写真展を通じて子どもたちの人生をより良くしたい。
清水 匡 プロフィール
- KnK職員兼フォトグラファー 千葉県在住 www.kyoshimizu.jp
- 神田外語大学卒業。自然映画会社でカメラマンを務め『NHKスペシャル』や『生きもの地球紀行』などの制作に携わる。渡英し介護職に従事。
- 帰国後、国境なき医師団日本の映像部にてアフリカやアジアの現場の撮影・編集を担当。
- 2003年より国境なき子どもたちに勤務。広報、プロジェクト調整、組織運営を担う傍ら、フォトグラファーとして活動している。
- 受賞歴:日経ナショナルジオグラフィック写真賞「ピープル部門」優秀賞(2015年)、第63回ニッコールフォトコンテスト第2部・カラー部門推選(2015年)、第24回酒田市土門拳文化賞奨励賞(2018年)
- 共書:『ぼくは12歳、路上で暮らし始めたわけ』(国境なき子どもたち著/合同出版)
ホリデー編集部からのコメント
ポスターに写る少女の眼差しがとても真剣に感じられます。世界の子どもたちの様子を写真から、トークからぜひ知りたいと思いました。
開催場所
イベント情報
国境なき子どもたち写真展2018 「Class Rooms ~子どもとしての時を過ごす場所~」
開催期間
2018年9月13日(木) 〜 19日(水)
※ 9月16日(日)は休館
開催時間
10時~18時
※ 最終日15時まで
料金
入場無料
※9月15日(土)ギャラリートークのみ参加費500円
主催者
認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)