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“東北の海の今”を知る人気水中写真家のメッセージとは「神戸学校」

2018年9月22日(土)

ポイント!
  • 月1回開催している「神戸学校」9月で257回目の開催となる
  • 9月のゲストは、水中写真家として人気を博す鍵井靖章氏
  • 東北の海や世界中の海の話を聞くことができる

フェリシモは毎月1回、各界の第一線で活躍中のゲストを迎えてメッセージライブ『神戸学校』を開催している。
9月のゲストは、水中写真家として人気を博す鍵井靖章氏である。

撮影では、生き物たちに受け入れてもらえるように立ち居振舞うことを心がけている、という鍵井さんの作品は、光を利用して撮影された、やさしく、美しい、夢のような世界で、なおかつ水中の生き物たちのおしゃべりが聞こえてきそうな、イマジネーションを存分にかきたててくれる写真。
『神戸学校』では、遠くの海も近くの海も両方とも見てきた鍵井氏に、世界中の海のお話を聞く。この8月にはモルディブの取材にも行ったとのことで、最新の作品も公開予定。

ところで、鍵井氏が現在、継続して取り組んでいるのが東北の海の撮影。鍵井氏は東日本大震災から3週間後に岩手県の海で撮影をしている。「いろいろな覚悟を持って潜り始めた」という鍵井氏が見たものは何だったのか。また、年月を経るごとに海はどう変化しているのか。撮影までのいきさつと、どのような思いで今、東北の海を撮っているのか、詳しく聞き、私たちの近くで起こっていることについて聞く。当日は鍵井氏から作品もお借りして展示も行う。

環境問題もとても大事だけれど、海の写真を撮影するにあたっては、それだけではないと思うんです、という鍵井氏の今後の夢についてもうかがう。

水中写真家 鍵井 靖章(かぎい やすあき)さん

1971年、兵庫県生まれ。大学在学中に水中写真家・伊藤勝敏氏に師事。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。自然のリズムに寄り添い、生き物にできるだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。約20年間、海の生き物に、出会い、ふられ、恋して、無視され、繋がり、勇気をもらい、そして子育ての方法などを教えてもらいながら、撮影を続けている。3.11以降は、岩手県宮古市の海を定期的に記録。再生の様子を伝えている。1993年、「ミナミセミクジラの海」で第15回アニマ賞(平凡社)受賞。2003年日本写真協会新人賞受賞、2013年、2015年日経ナショナルジオグラフィック優秀賞受賞など、受賞歴多数。2013年より、Clé et Photos代表。著書に『アシカ日和』(マガジンハウス)、『海中散歩』『夢色の海』『ゆかいなお魚』『二匹のさかな』(パイ インターナショナル)、『ダンゴウオ 海のそこからの震災と再生』(新潮社)、『The Shark サメたちの海へ』(誠文堂新光社)、『wreath(リース)』(日経ナショナルジオグラフィック社)などがある。

神戸学校とは

『神戸学校』は、阪神・淡路大震災をきっかけにスタートしたメッセージライブ。豊かな人生を送ることを目指した「生活デザイン学校」として、毎月1回、各界で活躍しているオーソリティーを神戸に招いてて開催している。9月で257回目の開催。

ホリデー編集部

ホリデー編集部からのコメント

水中撮影に興味がありますが、
震災後の海の様子についてのお話も詳しくお聞きしたいですね!

開催場所

イベント情報

第257回フェリシモ『神戸学校』

開催日

2018年9月22日(土)

開催時間

13:30〜16:00
※13:00開場

料金

おひとり 一般 1,200円(学生 1,000円)
ペアおふたり 一般 2,000円(学生 1,600円)
*中学生以下の方は無料。
*神戸学校の参加料は、全額「あしなが育英会」を通じて、東日本大震災遺児への支援に活用される。

申込方法

問い合わせ先

神戸学校事務局 

TEL: 078-325-5727(平日10:00〜17:00)
eメールアドレス: kobe@felissimo.co.jp

主催者

株式会社フェリシモ

オフィシャルサイト

神戸学校ウェブサイト>>https://feli.jp/s/kg180831/3/
Twitter>>https://feli.jp/s/kg180831/4/
Facebook>>https://feli.jp/s/kg180831/5

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