アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、創作意欲あふれる若手写真家（39歳以下を対象）に作品発表の場として当ギャラリーの写真展枠などを提供する支援プロジェクト「プロキオン・フォース」を開催している。
今回、川上　洸さんの写真展を支援・開催する。

写真展案内

カシス（写真）とオレンジ（言葉）をシェイクしたら、いまだかつて味わったことのないテイストを作り出せないだろうか。
写真には、見るものの脳を揺さぶり、新しい世界へ連れて行ってくれる魔力があると思う。それは人を救う力にもなる。この力は、見る側の意識が閉じてしまわないで、感情や想像が広がっていくことで生まれると思う。この作品ではこの写真の力を増長させるためにインストラクションの言葉を混ぜた。
これを見ている貴方の、少しでも手助けになりますように・・・
たった一人だけでも、どうか、どうか救われますように・・・
こんな自分の中に、腐った油のようにたまるものをコクリと飲み込み
こんな頭をとろりととかす「カシス・オレンジ」ができあがった。
（出展枚数：35点（モノクロ20点、カラー15点））

【川上　洸（かわかみ　こう）略歴】

1997年4月4日(金)生、鳥取県出身
2016年大阪芸術大学写真学科入学
2018年北海道教育大学 美術文化専攻 映像研究室 編入学（現在3年生）

【主な受賞暦】

2015年JPS展18歳以下部門優秀賞
2015年第63回ニッコールフォトコンテストU-31入選
2016年大阪芸術大学写真学科選抜展NEXT（ニコンサロンbis大阪）など
現在、日本カメラ月例モノクロプリント部門挑戦中。