六甲高山植物園では、現在、開園85周年特別企画として「食虫植物のひみつ展」を開催中だ。園内の小便小僧広場に約100点の食虫植物の鉢展示を行っているほか、食虫植物が虫を獲る方法や意外な生態などを解説している。二枚貝のような葉で虫をはさみこんで捕まえる「ハエトリソウ」や、袋状の葉に落ちた虫を消化してしまう「ウツボカズラ」など、おなじみの食虫植物に加え、コブラのような見た目の「ダーリングトニア」などの珍しい植物は必見だ。
また、観察ポイントを巡ってワークシートを作成することで、植物の生態を詳しく学ぶことができるイベント「観察の達人になろう」も、食虫植物に焦点を当てて実施。家族みんなで楽しめて、夏休みの自由研究にも役立つイベントになっている。
そのほか、ショップアルピコラでは、人気の食虫植物の苗の販売も行う。園内で食虫植物について勉強したあとは、自宅に食虫植物を持って帰って実際に育てながら観察できるようになっている。

六甲高山植物園 開園85周年特別企画 「食虫植物のひみつ展」 について

食虫植物の追加植栽・展示を行います。加えて、ワークシートやパネル展示でその生態や、生きるための「ひみつ」について詳しく解説。植物を間近で観察して記入するワークシートは、お子様の自由研究に最適だ。

展示植物

サラセニア、ハエトリソウ、ウツボカズラ、モウセンゴケなど