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知る人ぞ知る!東京国立近代美術館の厳選されたコレクションを見に行こう!

2017年11月14日(火) 〜 2018年5月27日(日)

ポイント!
  • 約13,000点の所蔵作品から厳選された約200点の作品が観賞できる
  • 20世紀はじめから今日に至る日本の近現代美術の流れがわかる
  • 今回が新収蔵初出品となる作品もある

東京国立近代美術館(MOMAT, 千代田区)では、国内最大規模約13,000点の所蔵作品から約200点を厳選して紹介する 所蔵作品展「MOMAT コレクション」を4階から2階で開催。 時宜に適ったテーマや切り口で、年に数回、ガラッと作品を入れ替えている。多様な作品 をとおして明治以降の日本美術の流れをたどることができる唯一の展示として、知る人ぞ知る充実の展覧会だ。

安井曽太郎《金蓉》1934年
安井曽太郎《金蓉》1934年

岡﨑乾二郎 《テウミンとたみをとむらって バツサイとつみをきりしは》2000年
岡﨑乾二郎 《テウミンとたみをとむらって バツサイとつみをきりしは》2000年

(展示期間:2017年11月14日(火) 〜 2018年3月18日(日))

今期のみどころ

  1. 明治から平成まで、1時間でたどる時間旅行
    20世紀はじめから今日に至る日本の近現代美術の流れを、国際的な関連も含めて紹介してくれるMOMATコレクション。 各室のテーマも作品も大幅に入れ替わった。2室から12室まではおおよそ時代順ですが、例えば大正時代でも「太陽と わたしと女性」や「関東大震災」など、部屋ごとにテーマをたてて作品が選ばれている。作品の時代背景にも思いを馳せ つつ、小さな時間旅行が楽しめる。

  2. ロバート・フランクを収蔵後、初公開。
    出版社邑元舎を主宰し、写真集の出版を手がけた元村和彦氏(1933-2014)が所蔵していたロバート・ フランク作品145点を、新たに収蔵。20世紀後半の最も重要な写真家のひとり、フランクの代表作を含む作品群を、 三期に分けて展示する。

  3. 1階の展覧会に関連したテーマの部屋
    熊谷守一展(2017年12月1日(金) 〜 2018年3月21日(水))、横山大観展(2018年4月13日(金) 〜 5月27日(水))に関連したテーマの部屋を楽しめる。

  4. 恒例の「美術館の春まつり」(2018年3月23日(金) 〜 4月8日(日))も開催される。
    出品リストと展示替については、ここでチェック
    http://www.momat.go.jp/am/exhibition/

川合玉堂 《行く春》 1916年 重要文化財
川合玉堂 《行く春》 1916年 重要文化財

 (展示期間:2018年3月20日(火) 〜 5月27日(日))

今回が新収蔵初出品となる作品

2014年以降に収蔵され、今回初めて「MOMATコレクション」展に出品される作品は次の通り

全会期展示

  • 桂川寛 洪水の街 1950年 ほか19点
  • 山下菊二 植民地工場 1951年
  • ロバート・フランク ニューヨーク、1951 1951年 ほか 59点 (3期に分けて展示替)

2017年11月14日(火) 〜 2018年2月18日(日)に展示

  • 小野忠重 工場に進む赤旗 1930年 ほか5点

2017年11月14日(火) 〜 2018年3月18日(日)に展示

  • 岡﨑乾二郎 テウミンとたみをとむらって バツサイとつみをきりしは 2000年
  • 辰野登恵子 Work 86-P-1 1986年
  • 高嶺格 ジャパン・シンドローム~関西編 2011年
  • 高嶺格 ジャパン・シンドローム~水戸編 2012年

2018年2月20日(火) 〜 5月27日(日)に展示

  • 野田英夫 都会 1934年

2018年3月20日(火) 〜 5月27日(日)に展示

  • 船田玉樹 花の夕 1938年
  • ホンマタカシ Tokyo and My Daughter 1999-2010年
  • ヘンリー・ウェッセル 不動産写真 No. 908614 1990年

夜間開館がおすすめ

週末の夜、ゆったりとした気分で名品と向き合う贅沢なひとときが楽しめる。 金曜日と土曜日は夜8時まで開館。

キュレータートーク

2018年3月24日(土) 14:00 〜15:00 増田玲 (テーマ未定)
テーマ等詳細はHP( http://www.momat.go.jp/am/exhibition/ )を確認
お得な「5時から割引」も実施中で夕方17時以降に入館すると、割引料金で鑑賞できる(一般500円→300円 大学生250円→150円)

写真撮影

「MOMATコレクション」では、2012年のリニューアルを機に、一定の条件の範囲内で写真撮影を許可している。

所蔵品ガイド

所蔵品ギャラリーでは、毎日、MOMATガイドスタッフが所蔵品ガイドを実施。ガイドが一方的に作品を解説するのではなく、参加者のみなさんからさまざまな見方や発言を引き出すそのスタイルは人気があり、リピーターが続出。多くのメディアにも取り上げられ、注目も集めている。 さらにガイドの時間が居心地良くなる「ギャラリーチェア」をスウェーデンから直輸入した。MoMAなど世界の美術館で使われている、LECTUS社の「Stockholm II」という折り畳み椅子だ。この椅子に座って作品を見ると、 じっくりと観察でき、文字通り「腰を据えて」鑑賞を深めることができる、 すぐれもののツールだ。所蔵品ガイドでスペシャルな時間を体験できる。 (参加者数やその日の作品により、ギャラリーチェアを使用しないときもあり)
日時: 休館日を除く毎日、14:00〜15:00
場所: 所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合)。要観覧券。参加は無料。


展覧会概要

タイトル

所蔵作品展 「MOMATコレクション」

会期

2017年11月14日(火) 〜2018年5月27(日) 会期中に展示替えがあり

開館時間

10:00〜17:00 金曜・土曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)

休館日

月曜日(ただし3月26日、4月2日、30日は開館)

主催

東京国立近代美術館

会場

東京国立近代美術館 本館 4~2階 〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1

アクセス

東京メトロ東西線竹橋駅1b出口 徒歩3分

観覧料

一般500(400)円 大学生250(200)円
高校生以下および18歳未満、65歳以上、「MOMATパスポート」をお持ちの方、友の会、賛助会員、 MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバー会員は本人のみ)、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料
( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込
17時以降の入館は「MOMATコレクション」観覧料が一般300円、大学生150円になる

無料観覧日

毎月第一日曜日(3月4日、 4月1日、5月6日)
および2月23日(金、パーソルプレミアムフライデー https://www.persol-group.co.jp/special/premium-friday/index.html )、5月18日(金、国際博物館の日)
本展のみ(企画展は観覧料が必要です)

同時開催

企画展ギャラリー(1F)
「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」 2017年12月1日(金) 〜 2018年3月21日(水・祝)
観覧料:一般1,400(1,000)円 大学生900(600)円 高校生400(200)円

「生誕150年 横山大観展」 2018年4月13日(金) 〜 5月27日(日)
観覧料:一般1,500(1,300)円 大学生1,100(900)円 高校生600(400)円
中学生以下、障害者手帳を持っている方とその付添者1名は無料
( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込 企画展の観覧料で、当日に限り所蔵作品展 「MOMATコレクション」も観賞できる。

ホリデー編集部

ホリデー編集部からのコメント

テーマに沿った展示を見ることで新たな発見が生まれそう。夜間開館日に合わせて夜に美術館デートをするのも楽しそうですね!

開催場所

イベント情報

所蔵作品展「MOMATコレクション」

開催期間

2018年11月14日(金) 〜 2018年5月27日(水)
休館日は月曜日(ただし3月26日、4月2日、30日は開館)

開催時間

10:00〜17:00
金曜・土曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)

料金

一般500(400)円 大学生250(200)円 (税込)
*高校生以下および18歳未満、65歳以上、「MOMATパスポート」をお持ちの方、友の会、賛助会員、 MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバー会員は本人のみ)、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料
*( )内は20名以上の団体料金
*17時以降の入館は「MOMATコレクション」観覧料が一般300円、大学生150円(税込)になる

オフィシャルサイト

写真一覧