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差し手の腕が鳴る鳴る!圧巻の技で魅了する『秋田竿燈まつり』で日本伝統の夏を味わおう!

2018年8月3日(金) 〜 2018年8月6日(月)

ポイント!
  • 270年もの歴史を持つ国重要無形民俗文化財
  • 昼に行われる妙技会では伝統の技で差し手たちが競い合う
  • 同時開催イベントでグルメフェスも楽しめる

竿燈総数約280本、提灯総数約10,000個
竿燈総数約280本、提灯総数約10,000個

『秋田竿燈まつり』が2018年8月3日(金) 〜 8月6日(月)に開催される。

夜空に揺れる、黄金の稲穂

稲穂に見立てた竿燈が夏の夜空に揺らめき、五穀豊穣を祈願する「秋田竿燈まつり」̶。
東北三大まつりの一つで、270年もの歴史を持つ国重要無形民俗文化財。大きな竿燈を自在に操る差し手の技は、日々の訓練とバランス感覚が必要とされる。代々受け継がれてきた伝統の技は、まさに差し手芸。昼に行われる妙技会ではそんな腕自慢たちが技を競う。
竿燈の起源は江戸時代中期とされ、「ねぶり流し」「眠り流し」と呼ばれる睡魔払いのお盆行事だったという説が有力とされている。昔は「夏になると暑さが厳しく、労働もきつく、つい眠くなる。その隙に病魔が忍び入り、眠り病に冒される」と考えられ、その睡魔を退治するために、眠り流し「竿燈」を行ったと伝えられている。
提灯には町内ごとに町紋が描かれており、そのデザインは帆船や馬などの生活に深く関わる物や、豊作や子宝を意味する縁起物であったりと様々であるが、ろうそくが灯され浮かび上がるその絵柄はどれも味わい深いもの。
竿燈を盛り上げるお囃子は、町を練り歩くときの「流し囃子」と、演技を行うときの「本囃子」の二つがある。
また、竿燈の掛け声は、『ドッコイショー ドッコイショー ドッコイショッショ ドッコイショ、オエタサー オエタサー、根ッコツイタ オエタサ』ドッコイショは重い物を持ち上げるときの掛け声。オエタサーはうまく据わった竿燈が、根づいた稲のように動かない意味を表している。陽が落ち始めると、メイン会場となる竿燈大通りには「流し囃子」とともに竿燈が集まってくる。そして陽も沈み提灯が灯され、笛の合図でお囃子が「本囃子」になり演技がはじまり、稲穂のように揺らめく竿燈が夜空を照らす。

竿燈妙技会(昼竿燈)

妙技会は、差し手の技術向上に役立てる目的で始められた。
規定演技は、流し・手のひら・額・肩・腰の5種目とも30秒、すべて片手で操る。
自由演技は、継ぎ竹を増やしたり、花傘や扇子などの小道具を使ったスリリングな演技が見もの。

会場 : エリアなかいちにぎわい広場

8月4日(土) 〜 5日(日) 9:00〜15:40

  • 大若団体戦予選─規定、自由演技
  • 大若個人戦予選─規定演技
  • はやし方 予選 

8月6日(月) 9:20 〜15:00

  • 大若団体戦決勝─規定(午前・午後)、自由演技(午後)
  • 小若団体戦─規定演技・はやし方(午前)
  • 大若個人戦決勝(午後)
  • はやし方 決勝(午前)
    ※雨天の場合はCNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)にて開催予定。

体験コーナー

小若、幼若が体験できる。

日時:8月4日(土) 〜 6日(月) 12:00〜

参加人数100人(毎日先着順)

※時間は短縮される場合もあり

夜本番(竿燈大通り)スケジュール

8月3日(金) 〜 6日(月)

  • 18:15 交通規制
  • 18:50 竿燈入場
  • 19:25〜20:35 竿燈演技
  • 20:35 ふれあいの時間 (写真撮影や竿燈体験が可能)
  • 20:50 竿燈退場
  • 21:30 交通規制解除
    ※8月6日(月)は竿燈市民パレードを実施(18:40〜19:05)

同時開催イベント

竿燈屋台村

おいしい料理がたくさん!大好評の屋台村を今年も開催!

①市役所会場 (竿燈まつり主会場西側)

【日時】
8月2日(前夜祭) 15:00〜22:30
8月3日 〜 6日15:00〜22:30

②中央会場 (竿燈まつり主会場東側)

【日時】
8月3日 〜 6日15:00〜21:30

ご当地グルメフェスティバル

【日時】8月3日 〜 6日15:00〜21:30
【会場】イーホテル秋田向かい (秋田ニューシティ跡地)

竿燈まつりについて

竿燈まつりは、真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として宝暦年間にはその原型となるものが出来ていたという。
現在残っているもっとも古い文献は、寛政元年(1789)津村淙庵の紀行文「雪の降る道」で、陰暦の7月6日に行われたねぶりながしが紹介されている。このときにはすでに秋田独自の風俗として伝えられており、長い竿を十文字に構え、それに灯火を数多く付けて、太鼓を打ちながら町を練り歩き、その灯火は二丁、三丁にも及ぶ、といった竿燈の原型が記されている。
元々、藩政以前から秋田市周辺に伝えられているねぶり流しは、笹竹や合歓木に願い事を書いた短冊を飾り町を練り歩き、最後に川に流すものであった。それが、宝暦年間の蝋燭の普及、お盆に門前に掲げた高灯籠などが組み合わされて独自の行事に発展したものと言われている。
ねぶり流しは、五穀豊穣や技芸上達を願って翌7月7日に行われる七夕とともに、陰暦7月15日のお盆を迎えるための一連の行事でもあり、厄よけ、みそぎ、五穀豊穣などを願う現在の竿燈の形が除々にできあがっていった。

ホリデー編集部

ホリデー編集部からのコメント

あんな大きな大若をてのひらにのせてバランスを取るなんて圧巻でしょう!ふれあいの時間には、実際触れたり、写真を撮ってみよう!

開催場所

イベント情報

秋田竿燈まつり

開催期間

2018年8月3日(金) 〜 6日(月)

料金

観覧席有料

  • 枡席 〈定員6名様〉 20,000円(税込)
  • S 席 〈中央道出入口壁上のひな檀〉3,000円(税込)
  • A 席 〈上記以外のひな檀、パイプいす〉2,500円(税込)
  • B 席 〈長いす〉 2,100円(税込)

申込方法

インターネット 〈24時間受付〉

http://www.kantou.gr.jp

TEL

018-866-9977〈平日の10:00〜17:00〉

FAX

018-866-9978〈24時間受付〉

主催者

秋田市竿燈まつり実行委員会

オフィシャルサイト

写真一覧

  • 竿燈総数約280本、提灯総数約10,000個