写真家安珠氏の写真展「ビューティフル トゥモロウ ~少年少女の世界~」が開催
2018年7月11日(水) 〜 2018年8月28日(火)
- フランスで活動した元モデルの安珠の写真展
- 写真展では音楽家 細野晴臣氏による楽曲が流れる
- 「少年少女の写真世界」をテーマにした作品が展示される
キヤノンギャラリー Sにて、安珠氏による写真展「ビューティフル トゥモロウ ~少年少女の世界~」が2018年7月11日(水)より開催。安珠氏が写真家としてのデビュー以来取り組んできた「少年少女の写真世界」をテーマにした作品を展示する。1990年~96年に発表した写真作品集から約120点と、オマージュ作品を含む新作約15点で、大人が忘れた少年少女にしか持ちえない心情が表現されている。
会場には、安珠氏のデビュー以来、写真展でオリジナル曲を提供してきた音楽家 細野晴臣氏による楽曲が流れ、安珠氏の世界観をより一層演出する。
トークイベント開催のご案内
展示作品を紹介しながら、撮影の秘話などについて、作詞家の松本隆氏、音楽家の細野晴臣氏とともに語る。
日時
2018年7月14日(土)14時30分~16時
会場
キヤノン S タワー3階 キヤノンホールS
ゲスト
松本隆氏(作詞家)、細野晴臣氏(音楽家)
申込方法
ホームページより、申し込みが可能。(6月14日開始予定)
定員
300名(先着申込順、参加無料)
作家プロフィール
安珠(あんじゅ)
東京生まれ。デザイナーのジバンシーにモデルとしてスカウトされ渡仏。パリを拠点に国際的に活躍。帰国後、写真家に転身。 文章を織り交ぜた物語のある独自の写真世界を表現し、1990年にデビュー作『サーカスの少年』を出版。文筆や講演、審査や映像監督まで幅広く活躍。近年の作品展に、子どもの夢を集めた『Dream Linking☆つなぐ夢、千年忘れない』、中国自然遺産・張家界の『仙人の千年、蜻蛉の一時』、平安京に焦点を当てた『Invisible Kyoto-目に見えない平安京-』などがある。
作家メッセージ
「この世に永遠はない」と知ったのは、死に直面した10歳の頃だ。私が明日消えても窓の外は変わらず、時間が流れている。なのに生きていることが幼い私には、不可解だった。初めてのモデルの仕事で、写真が自分の命よりも長く生きると気づき、「一瞬の永遠」を残そうと思った。写真機で、不可解な心にピントを合わせる作業に夢中になった。
フランスの哲学者ジャネが「ジャネーの法則」で示す通り、我々より、少年少女の1日は遥かに長く、未来は永遠である。老人にとっても、その頃の記憶は昨日よりも鮮明であり続ける。だからこそ、美しい世界に気づく今日でいたい。少年少女のバイブル「星の王子さま」、「不思議の国のアリス」をモチーフにした旧作に加え、岡本太郎、ベルナール・フォコンへのオマージュ作品も制作。
ホリデー編集部からのコメント
撮影される側だった人が、撮影する側になった作者。その視点は他の写真家とは違っているのでしょうか?気になるところです!
開催場所
イベント情報
「ビューティフル トゥモロウ ~少年少女の世界~」
開催日程
2018年7月11日(水) 〜 8月28日(火)
休館日:日曜日・祝日
開館時間
10:00〜17:30
料金
入場料無料
申込方法
トークイベント
ホームページより、申し込みが可能。(6月14日開始予定)
問い合わせ先
キヤノンギャラリー S
電話:03-6719-9021