日本の近現代美術を辿る時間旅行!所蔵作品展「MOMAT コレクション」東京国立近代美術館にて開催
2018年6月5日(火) 〜 2018年9月24日(月)
- 時代だけでなくテーマ毎に合わせた展示
- 明治150年として明治時代の美術を特集!
- 瀧口修造の特集展示やレクチャーも開催!
東京国立近代美術館では、国内最大規模約13,000点の所蔵作品から約200点を厳選して紹介する所蔵作品展「MOMAT コレクション」を4階から2階で開催する。 時宜に適ったテーマや切り口で、年に数回、ガラッと作品を入れ替える本展は、多様な作品をとおして明治以降の日本美術の流れをたどることができる唯一の展示として、知る人ぞ知る充実の展覧会となっている。
今期のみどころ
明治から昭和まで、1時間でたどる時間旅行
20世紀はじめから今日に至る日本の近現代美術の流れを、国際的な関連も含めて楽しめるMOMATコレクション。第1室は「ハイライト」コーナーで、選りすぐりの名品が凝縮されている。第2室から第12室にかけては、明治から現代まで時代を追って美術の流れをたどることができる。 今期、各室のテーマも作品も大幅に入れ替わる。第2室以降はおおよそ時代順だが、例えば昭和戦前・戦中期でも 「パリに結ぶ友情」や「戦争の時代と動物たち」など、部屋ごとにテーマをたてて作品が選ばれている。作品の時代背景にも思いを馳せつつ、小さな時間旅行を楽しむことができる。
明治150年にちなんだ特集展示
今年は、明治改元からちょうど150年。これにちなみ、第10室で明治時代の美術が特集される。土田麦僊《島の女》(7月29日まで展示)などの日本画のほか、新たに国の重要文化財に指定されることになった和田三造《南風》などの洋画、さらには吉田博《新月》 (7月31日から展示)など水彩画の名品も紹介される。彫刻作品からは新海竹太郎《ゆあみ》を、重要文化財となっている石膏原型とあわせて展示。また4階ハイライトコーナーでも、鏑木清方《明治風俗十二ヶ月》を全点展示(7月29日まで)するなど明治時代をふりかえる絶好の機会となる。
デイヴィッド・スミス《サークルIV》を新たに収蔵
昨年、戦後アメリカを代表する彫刻家デイヴィッド・スミスの大作《サークル IV》を収蔵。円や四角といったシンプルな形から成り立っているが、構成のバランスや筆あとを活かした彩色などもあいまって、見る角度によって様々な表情を見せるところが印象的。今回はこの作品を、関連作家の彫刻などとあわせて展示する。
ギャラリー4 コレクションを中心とした小企画 『瀧口修造と彼が見つめた作家たち』
6月19日(火) 〜 9月24日(月・祝)
美術評論家・詩人の瀧口修造(1903〜1979)は日本にシュルレアリスムを紹介し、また若手作家を理念的に支援し続けたことで知られている。 当館コレクションより、瀧口自身の作品13点に加え、彼が関心を寄せたエルンストやミロなどシュルレアリスムの画家、北脇昇ら戦前の前衛画家、山口勝弘、福島秀子、大辻清司ら実験工房の作家、赤瀬川原平、荒川修作ら戦後の前衛作家などの作品が展示される。
連続ミニレクチャー 瀧口修造をもっと知るための五夜
- 第一夜 7月27日(金)「瀧口修造と“物質”」
- 第二夜 8月10日(金)「瀧口修造とデカルコマニー」
- 第三夜 8月24日(金)「瀧口修造と瀧口綾子」
- 第四夜 9月7日(金)「瀧口修造と帝国美術学校の学生たち」
- 第五夜 9月21日(金)「瀧口修造と福沢一郎」
時間:各回とも18:30〜19:00
担当研究員:大谷省吾(美術課長、本展企画者)
ホリデー編集部からのコメント
所蔵作品展も年に数回大きく変わるんですね!何度行っても楽しめる工夫が施されてる!
開催場所
イベント情報
MOMAT コレクション
開催期間
2018年6月5日(火) 〜 9月24日(月・祝)
※休館日:月曜日(ただし7月16日、9月17日、9月24日は開館)、7月17日(火)、 9月18日(火)
開催時間
10:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)
※金曜・土曜は20:00まで
※企画展「ゴードン・マッタ=クラーク展」会期中(6月19日 〜 9月17日)の金曜・土曜は、21:00まで
料金
一般500(400)円 大学生250(200)円
※高校生以下および18歳未満、65歳以上、「MOMATパスポート」をお持ちの方、友の会、賛助会員、 MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバー会員は本人のみ)、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料
※()内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込
※17:00以降の入館は「MOMATコレクション」観覧料が一般300円、大学生150円になります
※「ゴードン・マッタ=クラーク展」会期中(6月19日 〜 9月17日)17:00以降は、大学生無料
※無料観覧日(本展のみ):毎月第一日曜日[7月1日(日)、8月5日(日)、9月2日(日)]
写真一覧
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