【GINZA SIX】世界的に活躍する「もの派」の菅木志雄『放たれた縁在』個展開催
2018年5月12日(土) 〜 2018年7月4日(水)
- 世界を代表するする「もの派」を代表するアーティスト菅木志雄の個展開催
- 菅木志雄の作品約20点を回顧展形式で展示
- 「金属」の作品を中心に集め、アーティストの新たな側面を紹介
銀座 蔦屋書店のアートギャラリーTHE CLUBで、もの派を代表するアーティスト菅木志雄の個展 「放たれた縁在」を開催される。
「放たれた縁在」
本展覧会では、1980年〜2016年にかけての菅木志雄の作品約20点を回顧展形式で展示される。素材 「もの」を自在に操り、それらによって生み出される「空間」さえも作品としてみせる菅木志雄であるが、今回は「金属」の作品を中心に集め、アーティストの新たな側面を紹介する。
幼少期から、自然を観察することに時間を費やしていたという菅木志雄は、木や石といった、ほとんど加工されていない自然に存在する素材を使って作品を制作している。それに対して、今回の展示作品に用いられている銅やアルミニウムといった人間の手で作られた素材。 異なる「もの」と「もの」の間に生まれる関係、そしてそれを展示する「空間」と「もの」との相互性。菅木志雄は、自身の作品について「人間」も「もの」も同価値ということを提示していると述べている。
「自然」に存在する素材と、「人間」によって作られた素材、このふたつの「もの」が織りなす、荒々しくも、静かな空間を楽しもう。
プロフィール
菅木志雄(1944年〜)
岩手県盛岡市に生まれ、現在は静岡県伊東市にスタジオを構え活動している。多摩美術大学絵画科を卒業した1968年以降、「もの派」グループの中心メンバーとして国内での活躍はもちろん、1978年のヴェネチア・ビエンナーレ、ポンピドゥー・センターやグッゲンハイム美術館等での戦後前衛美術に関する展覧会への出展、さらに2000年以降はスコットランド国立近代美術館やニューヨークのDia: Chelseaなど、欧米の美術館で連続して展覧会を開催してきた。2017年に開催された第57回ベネチアビエンナーレ国際展では「VIVA ARTE VIVA」の出展作家として選出されており、その作品は、東京都現代美術館をはじめとする国内の美術館はもちろん、テート・モダン、ダラス美術館、ポンピドゥー・センター、M+など世界中の美術館に所蔵されている。
銀座 蔦屋書店
本を介してアートと日本文化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案している。
アートを眺めながら、また、アートブックをひらきながら、珈琲を飲むことができるカフェやギャラリーを併設している。思い思いにアートを楽しむ時間が過ごせる空間を用意している。
ホリデー編集部からのコメント
「もの」を自在に操り、生み出される「空間」さえも作品にする菅さん。「金属」の作品を中心に集めたという今回の作品で、また違ったアートの楽しさを感じれそうですね♪
開催場所
イベント情報
「放たれた縁在 Released Existence on Edge」菅木志雄 Kishio SUGA
開催期間
2018年5月12日(土) 〜 7月4日(水)
開催時間
11:00〜19:00
問い合わせ先
03-3575-5605
オフィシャルサイト
ホームページ:http://theclub.tokyo
Instagram:https://www.instagram.com/theclub.tokyo/
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