つたや旅館
兵庫県豊岡市城崎町湯島485大浴場を中心とする宿泊施設。
施設内に桂小五郎直筆の書、西山英雄画伯の作品などを保存、展示。
西郷隆盛・大久保利通と並ぶ維新三傑の一人で長州藩・桂小五郎(木戸孝允)は1864年、長州藩と幕府側連合軍による戦い京都蛤御門の変(禁門の変)で長州藩が敗北。
幕府から追われ、対馬藩邸で知り合った兵庫県出石町出身の広戸甚助が先導役となり京都を脱出、船頭に変装して出石を訪れた。
城崎温泉には1864年と1865年の2度訪れ、京都で芸妓を生業としていたのちの幾松夫人(木戸松子)も滞在。
当時、松本屋という屋号の旅館で寝泊まりしていた。
滞在中、昼は射的や茶屋へ出向き、夜は芸妓を呼んでお酒を楽しんだとも。