鳳林寺
大阪府大阪市天王寺区六万体町2-101588年、曹洞宗最乗山鳳林寺として創建。
1615年、大坂夏の陣が勃発し、真田幸村に追われた徳川家康は一時、この付近で休息したという。
江戸時代、俳諧師として活躍した上島 鬼貫が眠る。
上島氏は、摂津国川辺郡伊丹郷(現在の兵庫県伊丹市)でも有数の酒造業者・上島宗次(屋号・油谷)の三男として生まれた。
幼名は竹松。
13歳、松江重頼(維舟)に入門、西山宗因の談林派に入門。
25歳、医学を志し大坂に出、松尾芭蕉らとの親交を深めた。
1718年、「獨言(ひとりごと)」の刊行をきっかけに、「東の芭蕉・西の鬼貫」と称された。