西大寺
奈良県奈良市西大寺芝町1丁目1-5
孝謙天皇と僧道鏡により建てられた寺。当初は東大寺よりも豪華であったとの事。しかし、孝謙天皇はこの寺が完成する前に崩御され、僧道鏡も下野薬師寺に流されている。その後、遷都もありこの寺は崩壊されていった。鎌倉時代に僧叡尊により再建されたが、僧叡尊後、廃れていった様だ。現在の建物は江戸時代に建てられたものとの事。
孝謙天皇と僧道鏡が、藤原仲麻呂の反乱に勝利した後に建てられている。藤原仲麻呂は藤原不比等の曾孫であり、かつては孝謙天皇に寵愛されていた人物。母である光明皇后の死のショックで病にあった孝謙天皇の看病をしたのが僧道鏡であった事が2人の繋がりになっている。