三輪坐恵比須神社
奈良県桜井市三輪375祭神は八重事代主命、八尋熊鰐命、加夜奈流美命。
八重事代主命は大神神社の祭神、大物主大神の御子神で国譲りの談判交渉の際、父君に代わってその大役を果たされたとも。
日本で最初に開かれた市場は三輪山の南麓の金屋にある市「海柘榴市」。
926年、大雨により初瀬川が氾濫、海石榴市が流失し、当地に移転。
海石榴市の守護神として三輪惠比須神社になった。
それ以来、当神社は「市場神社」あるいは「日本最初市場の神」とも呼ばれ、売り買い商業など産業の守護神として信仰を集める。
2月に開かれる三輪の初えびすは「三輪の初市」と呼ばれ、多くの人たちで賑わう。
社殿の後方には、磯城郡役所・大三輪町役場が置かれた。