日本マラソン発祥の地
兵庫県神戸市中央区加納町6丁目5
1909年、神戸の湊川から大阪の西成大橋東端までの約32kmの「マラソン大競走」が開催。
国内で名称「マラソン」を使用したのは、この大会が初めてとも。
参加申込者は408人、体格試験によって120人に限定。
鳴尾競馬場で予選を実施、出場選手20人が決定。
大会当日の午前11時30分、当時の水上浩躬神戸市長が短剣で選手の前に張られた紅白のテープを切り、スタート。
1位は、岡山県在郷軍人の金子長之助選手。
御影付近で、わらじの緒が切れるも、脱ぎ捨てて走り続け、タイムは2時間10分54秒で優勝。
優勝者には300円の賞金の他、金時計や銀屏風などの賞品も。