(株)近江兄弟社
滋賀県近江八幡市魚屋町元29
医薬品のメンソレータム、メンタームなどで知られる近江兄弟社の発祥地。
1905年、八幡商業学校に赴任してきた建築家W・M・ヴォーリズが、八幡基督教青年会館を建設してバイブル・クラスを開設したが、町民の反感を買い教師を解職させられた。
1908年、ヴォーリズ建築事務所を開き、学校、教会、病院などの設計・建築を行った。
村田幸一郎・吉田悦蔵と共に「ヴォーリズ合名会社」を設立、「近江セールズ株式会社」を創業。
社名の由来は、創業者ヴォーリズの愛した地名「近江」と、キリスト教・クリスチャン精神に基づき目的に向かって心を一つにする仲間という意味を持った「兄弟」を合わせて命名。