東長寺
福岡県福岡市博多区御供所町2-4
山号は南岳山。
宗派は真言宗。
正式名称は東長密寺。
真言宗九州教団の拠点寺院(別格本山)。
空海(弘法大師)が唐での修行を終え帰国の途につき、806年に博多へ帰着。
滞在中、密教東漸を祈願し、本尊の不動明王像を彫り、一伽藍を建立したのが始まり。
多聞天、持国天像も自作とか。
寺院名「密教が東に長く伝わるように」が由来。
空海が創建した日本最古の寺とされる。
兵火に遭い再興するも、再度、兵火に遭い荒廃。
福岡藩2代藩主黒田忠之が、真言宗に帰依し大檀越となり、現在地に鐘楼・護摩堂・大日堂・本堂などを建立。