宝生院(大須観音)
愛知県名古屋市中区大須2丁目21-47
真言宗智山派の別格本山。
正式名称は北野山真福寺宝生院。
本尊は聖観音。
日本三大観音の一つ、観音霊場で、なごや七福神の一つ、布袋像を安置。
1190年代、尾張国中島郡長庄大須に中島観音が創建。
1324年、後醍醐天皇が岐阜県羽島市桑原町大須にある大須郷に北野天満宮を創建。
1333年、同社の別当寺として僧の能信が創建した真福寺が当寺の始まり。
後村上天皇により伽藍が建立、勅願寺となった。
四天王寺(大阪府大阪市天王寺区)の観世音菩薩を移して本尊とした。
三代目住職の任瑜法親王の時、伊勢・美濃・尾張・三河・遠江・信濃六ヶ国の真言宗寺院を末寺とした。