手塚郁夫りんご園
栃木県矢板市長井952葉とらず・無袋栽培での完熟りんご
りんご作りは通常、果実をムラなく赤くするために周りの葉を摘採ってしまいます。しかし、葉を採らないことにより、特に「ふじ」などのデリシャス系の品種では、葉で作られるソルビトールという糖質の成分により蜜が入り、完熟するにつれ糖度が増した甘みのあるりんごを作ることができます。
無袋(最初から袋をかけない)栽培であるため、りんごが風雨にさらされ、表皮が荒れたり、色がくすんだり、色むらができたりと見た目は有袋栽培品に比べ多少おとりますが、その分充分陽をあびて育ちますので、糖度が増し甘味が強く、ビタミン・ミネラルも豊富に豊潤でコクのある味と香りのよいりんごを作っています。