お不動様旧跡庭園
千葉県成田市上町
940年、大本山成田山新勝寺は朱雀天皇の勅願により東国鎮護の霊場として開山。
最初に御堂が建立されたのは成田市域の公津ヶ原。
室町時代以降、衰退したが、成田村の名主諸岡三郎左衛門がご本尊不動明王のご尊像を自宅屋敷内に遷座させ、1566年まで、奉仕していた。
三郎左衛門は菓子を製造販売する米屋株式会社の創業者の遠祖にあたる人物で、その屋敷跡は現在のなごみの米屋總本店敷地内お不動様旧跡庭園の一帯にあたる。
また、地域の人々に愛飲されてきた霊水の湧く大井戸があり、諸岡三郎左衛門は、その大井戸から水を汲んでご尊像にお供えしたとか。