多田神社
兵庫県川西市多田院多田所町1-1六孫王神社(京都府京都市)、壺井八幡宮(大阪府羽曳野市)と並ぶ「源氏三神社」の一つ。
かつて、天台宗・真言律宗の寺院の多田院であった。
祭神は、源満仲、曾孫・源義家ら五公。
源満仲は六孫王源経基の長男で安和の変を契機に中央政界における武門としての地位を築き、諸国の受領を歴任。
摂津守を務め、郎党と共に摂津国多田に入部し原初的武士団を養成。
晩年は出家して多田院を創建。
源頼光は満仲の長男で藤原摂関家に仕え、諸国の受領を歴任。
酒呑童子や土蜘蛛の退治伝説で知られ、摂津国の地盤を継承した摂津源氏の祖。